Menu
 > レビュワー
 > wagasi さん
wagasiさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 112
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 
★血が吹き出し内臓が飛び散り、首や手足がもげればリアル、ではないかもしれない。 ★にしてもこの映像は綺麗すぎる。冒頭の海岸のシーンからして、まるで「インセプション」のVR世界のよう。 ★その後も物語性を拒否するように、延々と続く緊張感、バラけた時間軸と場面。おなじく難解なSF映画のような雰囲気。 ★突然穏やかで荘厳な音楽(エルガーの「エニグマ」のアレンジ、かな)が鳴り響いて救出の船が続々と現れる場面にもなんだかカタルシスもないのはびっくりした。チャーチルの演説と、故郷に戻った「落ち武者」が暖かく迎えられるのは少しじんと来たが。 ★ダンケルクという日本人にはイマイチ馴染みのない、しかも誰がヒーローというわけでもない撤退劇のお話だったからか。もっと馴染み深い戦いだったら違っていたのかもしれない。 ★スピットファイアの勇姿が見れたのはよかった。独特の楕円形の主翼を持つ美しいこの戦闘機が、飛べる状態で残ってたなんて知らなかった。敵役のメッサーシュミットがいまいちはっきり見えなかったのは残念だったが。 ★敵戦闘機と爆撃機を墜とし、脱出船の人々から歓声が上がる。燃料切れで不時着した愛機を敵が来る前に火を放ち、投降するパイロット。そこにだけ物語があった。最後までこの映画の主役はスピットファイアだった。
[映画館(字幕)] 5点(2017-10-09 09:00:28)
2.  96時間 《ネタバレ》 
★リーアム・ニーソンつながり(笑)でAチームに続いてDVD。あっちは初老の大佐?こっちは17歳の娘のパパ?どういう年齢設定?どうでもいいか。 ★友達の馬鹿さ加減(友達選ぼうね)にくらべればやや罪は軽いものの、娘自体の馬鹿さもそうとうなもの。それをなんも考えず溺愛のあまり一歩間違えば国際問題になりかねないほどの大騒ぎをやってのけるパパに大感動。 ★娘、母、再婚相手みな改心の様子もみせず、大騒ぎの後始末もつけたのかどうか描かず、放りっぱなしのストーリーのシンプルさ、短さに大感動。さすがリュック・ベッソン。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-12 11:57:31)
3.  バイオハザードIII
★たいした映画じゃないとわかってるのに、時々意味なく見たい映画ってあります。これもそのひとつでした。 ★かっこいいミラ嬢を見るためのパート3。クライマックスの戦いも、オチも期待通り。まったくこわくないゾンビ映画という致命的な問題点はあるが、だいたいゾンビ映画自体出尽くしの感があるし、真昼間のゾンビってのも映像としてはなかなか新鮮で(新鮮じゃないよ、ゾンビは)いいです。 ★パート4もあるみたいですが、はっきり言ってもういらんです。あのオチのあとは、想像して楽しんでるくらいがいいんじゃないでしょうか。 ★でも、でもそれにしてもポール・W・S・アンダーソン(印)の映画って、どうも気になるんですよね。安っぽいことわかってるのに。SF作家大御所のポール・アンダーソンを連想させるとこも気になるし(笑)。この調子でAVP2ものこのこ観に出かけそう・・・・
[映画館(字幕)] 5点(2007-11-12 00:15:39)
4.  ハンニバル・ライジング
世の中には知らないほうがいいこともある。山は遠くから見るのがよい。幽霊の正体見たり枯れ尾花。隣の芝生は青い・・・なんでもいいや(笑)。★とにかく、魅力的なキャラクターってのは、その魅力的だった話の背景も含めてのことであり、過去がどうのとか言い出しちゃうととたんにその魅力は色あせて見えるものだなあ、と改めて実感。★もちろん過去が明かされて魅力の増したキャラもいると思いますけどね。今回は明らかに失敗でしょう。レクター博士の常人には計り知れないような、「知的な異常性」があんな程度(あえてそう言いたいのですよ、僕は!)のトラウマで醸成されやしない、と。全く納得いかないのです。★まさかこんなとこでもへんてこりんな日本描写が見られるとは思ってなかったし。トマス・ハリス、ほんとに理解してあんな描写したの?だがっかりだよ。コン・リー、きれいだけどどうして日本の俳優じゃだめなのかなあ。★自分で見たいと思って見た「自己責任」において、金返せ時間返せとまでは言わないが、金や時間の問題でなく見ないほうがよかったと思った映画はひさしぶり。もう次は作らないで。
[映画館(字幕)] 3点(2007-05-07 23:50:40)
5.  パフューム/ある人殺しの物語
いや久しぶりです、新作映画にこんなトンデモな(い)絵を見せられたのは。★正直言えば、予想もしなかった結末というわけでもなかったけど、とにかくあの力技のクライマックスには参りました。まあそもそも「香水とはなんぞや」と考えればあれもなるほどアリなんでしょうが、まさかほんとにねえ(笑)。引いちゃうヒト、腹立てるヒトそりゃいるでしょう。僕は『やったあ♪』スイマセン、内心爆笑してました。★前半は抜群に面白いです。ドン底の出生、数奇な運命で今は衰えた調合士に弟子入り、たちまち頭角を現す。でも「匂い」に取り憑かれた彼は既存の香水には飽き足らず、トラブルを起こした挙句師匠の元を飛び出す。寡黙な主人公を御伽噺の語り部のようなナレーションが補い、物語をぐいぐい引っ張る。正直グロいだけでアクションも何もないこんな話にこれほど引き込まれるとは思いませんでした。★後半は少しだれたかな。パワーは落ちてないんだけど、何しろ長尺な上同じようなテンションが続くので、どうしても飽きます。しかしそこへ出現するあのクライマックス(笑)!!みんなエキストラさんですか?CGなしですか?でしたらお疲れ様です。ついでに殺された女性達の死体も、人形じゃなくて演技ですか?だったらますますお疲れ様です。★点数はベースとしては7点、前半の面白さと後半のダレでプラマイ0。クライマックスに+1、ラストに-1、サイモン・ラトル×ベルリンフィルという無駄にゴージャスなBGM(迫力違うわ・・・)に+1、よって8点です。
[映画館(字幕)] 8点(2007-03-12 00:14:29)
6.  マリー・アントワネット(2006)
フランス版「女太閤記」(フランス革命期の歴史を、女性(悲劇の王女)の視点から描き出す)みたいなのかとちょっと思ってたのだが、全くそんなことはありませんでした。そしてあのあっけないラスト。普通に歴史ものを見たい人は行ってはいけません。+++政略結婚に周りからの冷たい視線、なれない異国の宮廷生活、頼りにならない夫。アントワネットの孤独やだんだん「引きこもり」になって浪費を重ねていく様は哀れを誘う。最初から世間から切り離された彼女には、確かに外の世界のことなどどうでもいいのだ。+++彼女が宮殿の中に田舎風の小屋や畑を作って友人を招き「田舎はいいわね」と興じる場面がある。宮廷生活にうんざりした彼女の遊びだろうが、なんだか現代の我々にも通じる皮肉を感じる。無農薬野菜だ、自然に囲まれた生活だって、所詮懐に余裕があってやってることであって、本当に「田舎で金のない生活」なんかする気もない人が自分も含めほとんどだろう。+++キルスティン・ダンストは、「田舎の王族から大国に嫁いじゃったミスマッチな王女様(プラスちょっと現代っ子風)」ってな難しいんだか何だかよくわからない配役にぴったりだった。音楽は正直最後まで違和感をぬぐい切れなかった。それこそモーツァルト中心に18世紀の音楽で軽くまとめておけばよかったような(ジョン・ウィリアムズやハンス・ジマーみたいな重厚なやつは×)。+++ヴェルサイユ宮殿と豪奢な小物がたっぷり見れたのは目の保養。しかし正直この内容で2時間はきつかった。ま、ソフィア・コッポラが普通な歴史映画なんか撮るわけないか、覚悟してなかった自分がバカでした。ごめんなさい。
[映画館(字幕)] 5点(2007-01-28 11:29:54)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS