1. サブスタンス
《ネタバレ》 2025.5.20観賞。 若さと美貌を手にしたいアタシ。若返り薬を注射したと思ったら、アタシの背中をバキバキに割ってピチピチギャルが出現。7日間限定でアタシから外出。その若さと美貌により、輝く日々を入手し、スターとなる。段々と元のアタシに戻りたくなくなり、7日間限定という約束を破り倒すようになっちまう。その反動でみるみるうちに衰えていくアタシ。いよいよヨボヨボのハゲババァとなったところで不用品となり、若いアタシにドツき殺されちまう。本体を失くした若いアタシ、北斗神拳のポリポリひでぶ5秒前みてえなんになり果てる。大晦日のスペシャル番組司会にて大衆にそのお姿をさらして、てんやわんや。最後は焼肉のカルビもどきになって没する。これが欲望を求めて魔法の道具に頼っちまった成れの果て。あまり後味は良くないね。ブラックなSFホラー・バイオレンス。 [映画館(字幕)] 6点(2025-05-21 02:21:45) |
2. リュミエール! リュミエール!
《ネタバレ》 2024.12.4観賞。 映画発明に関わるドキュメンタリー、シリーズ第2弾。映画の発明家とされるリュミエール兄弟が制作した110本の50秒動画を余すことなく集約。音声解説付き。わずか50秒間に凝縮された物語。曲芸、カードゲームと水撒き、戦場の軍隊、おやつを取り合ってケンカして泣かすベイべ…。撮影の苦労を感じさせるものもあり、よくこれだけ撮ったもんだ。130年以上前の技術と執念に脱帽。 [映画館(字幕)] 6点(2025-05-20 00:37:03) |
3. リュミエール!(2016)
《ネタバレ》 2024.11.10観賞。 映画発明に関わるドキュメンタリー。リュミエール兄弟が1900年前後に撮影した108本の50秒動画を、解説付きで上映時間90分の中に余すところなく詰め込む。構図、色彩、起承転結、カメラ目線など様々な要素を駆使して表現。これぞ映画の始まり。ユーチューブやインスタ動画なんて足元にも及ばねえぜ。 [インターネット(字幕)] 6点(2025-05-20 00:32:07) |
4. 皇帝ペンギン ただいま
《ネタバレ》 2019.11.1観賞。 14年ぶりのシリーズ第2作。まだあどけないヒナたちの健気な営みが、今作ではより重視して描かれている。見知らぬ海まで、隊列を作ってよちよち歩いていくおいらたち。お父ちゃん、お母ちゃんみたいにうまくお腹で滑れねえ。けれども、懸命にオトナの真似をすることでうまくなっていくんだぜ。 [DVD(字幕)] 6点(2025-05-16 04:51:41) |
5. 地下室のメロディー
《ネタバレ》 購入DVDで観賞。 犯罪サスペンス。モノクロ作品。結末のために筋書きがある。それが良く表現されている。年配となって出所したオイラ。生涯を懸けたでけえヤマを狙いにいく。一世一代のホテル強盗。お供はまだ若造の義兄弟。アニキに運転させ、弟に通気口を匍匐前進させ、金庫室に入って脅して鍵を開けさせる。すかさずオイラが駆け寄ってカネを鞄に詰めるだけ。万事成功と思いきや、嗅ぎまわる刑事らにビビッて弟がプールに鞄をドボン。すると水底で鞄がふやふや~となってカネがプカプカ。カネが咲くプールに。弟もオイラも呆然。それにしても重大な局面で下手こいた弟が絶世のイケメン、アラン・ドロン様では仕方ないよね。フランス映画らしい皮肉なオチ。良作。 [DVD(字幕)] 7点(2025-05-01 02:22:52) |
6. Flow
《ネタバレ》 2025.3.16観賞。 黒猫のアドベンチャー。全編85分間セリフなし、ラトビアのアニメ映画。大洪水に呑まれて住処を追われるオイラ。やむを得ず流れてきたボートに乗り込んでひたすら漂う。どんぶらこ、どんぶらこ…。やがて多様な動物たちと乗り合わせ、いろんな苦難に遭遇するが誰もな~んも言えへん。多くを語らずに、ただひたすら自分たちの為すべきを為そうとするオイラたち。本年度の米アカデミー長編アニメーション賞受賞作。物珍しい、斬新、画期的…。それはそうやけども、残念ながらディズニー映画の前座でやる短編アニメの延長線レベルに過ぎねえ。 [映画館(字幕)] 6点(2025-04-29 15:52:26) |
7. ライブ・フレッシュ
《ネタバレ》 購入DVDで観賞。 ペドロ・アルモドバル監督によるラブ・ストーリー、サスペンス。2人の横ケツがくっついたイッパツ状態、衝撃のパッケージ。5人の男女が時間の流れと共に巡り巡って絡み合う。銃撃により半身不随となりながらも車椅子バスケの一流選手に転身した警官を、ハビエル・バルデムが特異な存在感を発揮して好演。象徴的なシーンは、男女のアタマが180度異なる向きでカマすイッパツ。全体的に有り得ないような偶然の連続だが、目を離せず見応えがあった。良作。 [DVD(字幕)] 7点(2025-04-28 15:42:01) |
8. クロエ(2009)
《ネタバレ》 購入DVDで観賞。 官能的ラブストーリー。「恍惚」のリメイク版。娼婦に夫を誘惑させて、その作り話を真に受けて嫉妬心を燃え上がらせる妻役にジュリアン・ムーア。それは良いとしても、硬派なリーアム・ニーソンが娼婦の作り話の中でその誘惑に乗せられて不倫しまくる夫役かよ。実際には潔白だとしても、妄想の中での不倫描写が結構イタイよな。そして、問題の娼婦役にギョロ目のアマンダ・セイフリッド。作り話がバレた後、懲りずにムスコさんに迫ってイッパ~ツ。さらには飛び降り自殺。そんな内容はオリジナルには無くて蛇足やな。妻とのレズシーンも含めてリメイク版では性描写を見せちまう。語り口だけで表現しているオリジナルに比べると陳腐だけど、今夜のオカズにデキるなので減点なし。 [DVD(字幕)] 6点(2025-04-17 01:32:32) |
9. ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今
《ネタバレ》 前作から9年。シリーズ第4作。前作で結ばれた夫を事故で亡くしたアタシ。2人子連れのシングルマザー。言い寄ってきたイケメンで紳士な若いカレとはイッパツをカマすもののゴールインならず。アタシにふさわしいのは、息子が通う小学校の担任教師。化学的だけど、思いやりのある黒人センセー。流行りの多様性やね。もう一度観る。 [映画館(字幕)] 6点(2025-04-15 21:39:44) |
10. 恍惚(2003)
《ネタバレ》 購入DVDで観賞。 官能的ラブストーリー。ナタリーちゃんは魔性の女。でっち上げの作り話で奥様を洗脳し、嫉妬心を燃え上がらせて浮気を誘発させちまう。良く言うと、奥様の中の女を目覚めさせる。奥様の依頼で不倫調査のスパイとして夫に近づくが、肉体関係は一切なし。それどころか、劇中に濡れ場を一度も登場させずにお話と妄想だけで奥様も、さらには観衆さえもソノ気にさせる演出はごリッパやね。だけども、もちろん今夜のオカズにはそれだけで十分事足りるよな。良作。 [DVD(字幕)] 7点(2025-04-15 04:02:22) |
11. エミリア・ペレス
《ネタバレ》 性転換を題材にした異色のミュージカルドラマ、アクション。元K1のレバンナみてえなイカつい麻薬王が性転換。オイラからアタシへ。ゴツい女性に、アタシはなった。死んだことになった麻薬王。はねっかえりな元妻が再婚を志し、何故か女のアタシがやきもち。子供も渡さねえ。元妻のヤクザ軍団と最終決戦。歌って踊って、最後にはドンパチアクション。元妻に告白…アタシはオイラ。悲劇の結末。アタシと元妻の間を取り持つ弁護士役として、ゾーイ・サルダナが米アカデミー最優秀助演女優賞受賞。オカマとはねっかえり女と黒人女性、多様性溢れる3人が大暴れ。オカマ減点でも良作。 [映画館(字幕)] 7点(2025-03-30 00:11:42) |
12. エマニュエル(2024)
《ネタバレ》 2025.1.15観賞。 第1弾より50年の時を経て新作。何十年経とうが年を取らず、美貌も衰えず、性欲満点。演じる俳優が変わっても、ファ〇クいつでもオールオッケイなアタシ。香港のホテルへ覆面調査。いかにもアタシっぽい、エロっぽいお仕事。過去シリーズと同様に物語の中身よりも、注目して欲しいアタシのカラダ。一人でヤリながら氷をコロコロ。変態度健在。クライマックスで香港人みたいなんとイッパ~ツ。中身皆無で駄作レベルなんだけど、ラストショットでイッたので良作。 [映画館(字幕)] 7点(2025-02-16 19:20:48) |
13. パラレル・マザーズ
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督によるヒューマン・ドラマ。今作の主題は産後の取り違え。母親同士は約30歳の差。それでも同居し、互いに尊重し合う。どちらの子も望まれて誕生したわけではないのだが、母親としては子は宝。それはよく伝わってきた。副題としてスペイン内戦の傷痕が描かれるが主題との関連が見られない。その点を差し引いて、母子の尊厳を掘り下げるドラマとしては上出来。良作。 [インターネット(字幕)] 7点(2025-02-12 00:13:26) |
14. リュミエール工場の出口
《ネタバレ》 1895年制作、上映時間1分弱。おそらく最古にして最短の映画。工場労働が終わって出て来る人を映す。ただそれだけなんだけど、それゆえに価値がある。これも貴重な1本の映画鑑賞。 [インターネット(字幕)] 6点(2025-01-11 21:59:46) |
15. さよならエマニエル夫人
《ネタバレ》 シリーズ第3弾、とりあえず最終章らしい。インド洋のよう分からん島に移住していたご夫妻。そこでも日常的に繰り広げられる奔放な性生活。ある日に出会った、性に対する独自の考えを持つ若い映画監督に惹かれて思わずイッパツ。さらに波打ち際でもうイッパツ、ウェ~ビ~セッ〇ス。ヤンチャなカレ、なんかよう分からんけど夫をシバいてパリへ。夫との愛よりも一時的なカレを追ってアタシもパリへ。グッヴァ~イ、エマニエル…ホンマにそれでええんかい。 [DVD(字幕)] 6点(2024-12-12 00:29:53) |
16. 続・エマニエル夫人
《ネタバレ》 エロ映画の代表シリーズ第2弾。今作は香港、バリ島でヤりたい放題のアタシ。性欲炸裂、大発情。夫公認で不倫しまくり。彼女は自由だ…ホントにそれでええんかい。最後は3pでお楽しみ。前作同様にストーリーも何もあったもんじゃねえ。 [DVD(字幕)] 6点(2024-12-09 00:13:13) |
17. エマニエル夫人
エロティック映画の代表作といえるシリーズ第1弾。新作公開に向けて観賞。タイを舞台に大発情、男とも女とも見境なくヤりまくりのアタシ。飛行機の中でイケメンくんを目で誘い、ノコノコやってきたソイツとズコ〇コ。なぜかオ〇る少女をガン見してぞっこんのアタシ。スカッシュそっちのけで更衣室にて姉やんとレ〇る。試合みたいなんで相手をぶっ飛ばしたムエタイ選手がご褒美としてアタシをゲット、公然とファイトいっぱ~つ。ストーリーなんざカンケー無え。エロティシズムだの官能だのいろいろ言うけれど、どどのつまりは残念ながら只の破廉恥オンナにしか見えねーぞ。 [DVD(字幕)] 6点(2024-12-08 04:03:54) |
18. 落下の解剖学
《ネタバレ》 約7か月ぶり2度目観賞。本格的な法廷サスペンス。殺人、自殺、事故…。法廷で明かされる真実。視覚障害のある息子、さらには愛犬も熱演。ただ、印象的なのは事件そのものでも法廷場面でもなくて、ガチの夫婦喧嘩。パリンパリン、バキ、ドコ、ガス…。壮絶なシバキ合い。マジギレの奥サマ。まあ、いかにも気が強そうやけどな。 [映画館(字幕)] 6点(2024-03-03 01:09:20) |
19. キャメラを止めるな!
《ネタバレ》 オスカー監督のミシェル・アザナヴィシウスが邦画「カメラを止めるな」をリメイク。マジと演技は紙一重。それを物語る内容だが、オリジナルと同様、冗長で緊迫感は薄く感じた。 [DVD(字幕)] 6点(2023-09-24 07:04:00) |
20. 逆転のトライアングル
《ネタバレ》 この作品、ミステリーと思ってたらなんとコメディ。マジメに受け取ってしまっていた、何だか笑えねえぞ。冗長すぎる前半。後半の無人島みたいなトコでの出来事はほとんど印象に残らない。中盤に嵐の夜の船上ゲロゲロアゲアゲパーティー。上の穴からげ~ごげろ、下の穴からぶ~りぶり…なんか書き覚えのあるくだりやな。 [映画館(字幕)] 6点(2023-03-12 01:47:48)(良:1票) |