1. ハプニング
嫌だけど、多少は考えました。「この映画は何を言いたかったのか」を。それで自分なりにこう納得しています。ああこの監督は、まずタイトルが浮かんだんだなと。得体の知れない何らかの力によって、人がどんどん自殺してゆく。常識ある一般人の主人公は、ともかくそれから逃げようと頑張る。「ハプニング」の原因や結末なんか全部後付けなんだ、逃げ惑う人々や恐怖感を描きたかっただけなんだと。こんな投げっぱなしのエンディングに、これ以上頭を使わなくていいんだって、そう思ったらすごく楽になりました。恐怖、それだけを抽出するなら、なかなか面白かったですよ。周りの人々がバタバタ死んでいったら怖いだろうなって、それは伝わったから。この監督のファンならどうぞ。もう私は一生観ませんけどね. [映画館(字幕)] 3点(2008-07-27 03:50:49)(良:1票) |