1. ラ・ジュテ
キレのいい短編SF小説に挿絵を入れたような映画。ほとんど静止した画像の連続で描かれる。 画像は通常撮影された映像のフィルムから切り取ってあるそうだが、これは良い意味での不細工さというか、カッチリしていない感じがあって良かった。 [DVD(字幕)] 6点(2013-03-06 11:11:00) |
2. ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!
「俺たち~」っていう邦題はひどいが良い映画だった。教師の手に負えない、頭の良い不良学生みたいな作品。無軌道なようで知能犯。好き。 [DVD(字幕)] 8点(2012-12-29 07:58:00) |
3. アンジェラ(2005)
ストーリーは有って無いようなものなのに、なぜか最後まで見てられる。Rie Rasmussenのルックスと仕草のおかげか、ベッソンの上手さなのかは分からない。ラストがベタなのか裏切られたのかも分からない。総じて言えばまあまあ。 [DVD(字幕)] 5点(2012-12-29 07:45:58) |
4. マルホランド・ドライブ
悪質なギミックの仕掛けられた映画。つげ義春的ともいえる意識の表現を上手く使った二層構成で作られており、初見ではその特殊さに翻弄されるが、結末(真相)が分かった上でもう一度見ると、色々なシーンで切ない気持ちになる。 リンチ映画の中ではストレイトストーリーの次に分かり易い作品。優れた映画。 [DVD(字幕)] 9点(2012-12-29 07:03:00)(良:1票) |
5. アデル/ファラオと復活の秘薬
終始漫画チックな映画。事実、昔の漫画が原作らしい。これ単独で見ると可もなく不可もなくといった出来だが、原作の既読者にとっては喜ばしいシーンや演出もあるのかもしれない。その観点から観られなかった自らの無知を恥じる次第。ただ、予備知識無しで見てもわりと楽しめた。感情移入させようとせず、軽いノリを軽く楽しませる感じが、いかにもおフランス。 [DVD(字幕)] 5点(2012-12-29 04:05:31) |