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1.  96時間 レクイエム 《ネタバレ》 
話の展開とは言え、最序盤で元妻を退場させたのはいかがなものか? そのせいで、2作目と違ってどうしても後味の悪い結末に。  とはいえ、主人公が警察から逃げながら真犯人を探すというのは、 王道ながら間違いのない展開。  娘が終始主人公を信じ続けたことと、 主人公の友人兼仲間に見せ場があったことも良かった。  1~3作目全て良作と思える作品は珍しいのではないか。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-07-26 10:19:32)
2.  96時間 リベンジ 《ネタバレ》 
前作と比べ、主人公の独壇場ではなかったけれど、 その分、娘の活躍があったり、元妻のお色気?シーンがあったりと、 いろんな意味で”バランスのいい”映画になっていた。  敵の親玉は自分の息子の悪事は棚に上げるどうしようもない奴だったけれど、 そんな奴に主人公がラストで慈悲を与えようとした理由も 納得のいくものだったし、全体的に話の流れが自然だった。  後味もいいし、続編としては無難にいい出来だったと思う。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-07-21 09:12:11)
3.  96時間 《ネタバレ》 
終盤の展開が少々淡白だったような気がするけれど、 テンポが良く、長さもほどほどで、観やすかった。  何より娘の無事以外は一切気にしないという”割り切り”が、 非常に心地よかった。  それにしてもハメを外した娘の友人は死んじゃったし、 外国は本当に怖い所なのだというのを、実感しました。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-07-20 08:44:01)
4.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 
結果的にメイン級の方々はあまり死ななかったものの、 戦争映画特有の重たい展開がずっと続いた。  おまけにBGMがずっと不安を煽ってくるので、 観ててとっても疲れる映画。  「クリストファー・ノーラン作品の割に時間が短いなあ」 と鑑賞前に思いましたが、これなら納得。 これ以上長いと耐えられない。   特に引っかかった点を2点。  ①あんな小型船が数隻で(まあ、一部とは思うけど)、 本当に30万人も救えたのか甚だ疑問。  ②救出船内で頭を打って亡くなった子供は、早々に重傷を負っていたので、 新聞に載った!と言われてもあまり心動かされなかった。   時間経過の流れを変えて3つの舞台を同時に展開させる構成や、 音や映像に関してはよくできていたと思う。  が、二回目見ようとは思わない。
[インターネット(字幕)] 4点(2024-03-17 09:10:56)
5.  三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 《ネタバレ》 
シナリオ面で中身軽めのさっぱり味。 でもまあ、テンポがよくて気楽に観やすい映画だったかと思います。   気になったのが三点。  まず第一に、「三銃士」と題しておきながら、この三人が割と存在感が薄かったのが気になった。 悪役サイドにミラ・ジョヴォヴィッチやオーランド・ブルームを配すると、出番配分的にこうなるのは仕方ない。  第二に、どうにもダルタニアンのキャラクターがイマイチ受け入れにくかった。 オリジナルの「三銃士」は見たことがないのだけれど、チャラいし軽い。  第三に、終盤の敵の行動原理がよく分からなかった。 髪飾りを奪い返すのが第一ミッションであるはずなのに、相手の飛空艇を深追いしすぎでしょう。 最後の一対一の剣闘も敵が勝っていたのに、油断が過ぎる。
[DVD(字幕)] 5点(2023-09-23 20:24:15)
6.  暴走車 ランナウェイ・カー
なんかパッケージが「トランスポーター」っぽいなあ、と思って 内容も似ているのかと思ったら全然違った。  随所で緊張感があり、前半は先が気になるような展開が続いただけに、 終盤はかなり残念だった。  あと、話を引き延ばすためのなのか、要所で登場人物が不可解な行動をすることが多く、 非常にストレスが溜まった。
[DVD(字幕)] 4点(2021-11-14 19:15:53)
7.  ハンターキラー 潜航せよ 《ネタバレ》 
ハンターキラーが最初に接敵したあたりから終盤まで、 物語がいい緊迫感で展開していき、非常に見ごたえがあった。  言い方は悪いが、死傷者が所々で出たことも、 作品に重みを持たせるいいスパイスだったと思う。  最初は敵対していた、アメリカ・ロシアの両潜水艦長が、 最後には強固な信頼関係で結ばれるなど、人間ドラマもしっかりしていて、 よくできた作品だった。  いい意味で期待を裏切られた。
[DVD(字幕)] 7点(2021-10-03 09:57:04)
8.  アレックス 《ネタバレ》 
まず、映画の内容は置いといて、グルグルと揺さぶるような特有のカメラワークや、 謎の演出(最後のチカチカなど)は、視聴者にダメージを与えるのでやめた方が良かった。  メインの3人にもあまり共感できなかった。 電車の中であんなに明け透けな話をする神経を疑う。  妊娠という事実を最後に判明させることで、彼女に起こった「悲劇」をより残酷化させたかったのだろうが、 パーティーにあんな服を着ていったアレックスもアレックスである。  「時間逆行」という工夫とモニカ=ベルッチの女優魂に免じても2点。
[DVD(字幕)] 2点(2021-09-16 10:09:13)
9.  ラ・ブーム
テンポをよくするためかもしれないが、急に場面が飛ぶシーンが何個かあって、ぶつ切り感は否めない。  しかし、「難しい年頃」の目まぐるしい心情描写は細やかになされていたと思うし、 当時10代前半のソフィー・マルソー(特にラストシーン)の魔性感は群を抜いていた。  いろいろと今じゃ作れない映画ですね。
[DVD(字幕)] 5点(2021-09-10 22:14:35)
10.  ロード・オブ・ウォー 《ネタバレ》 
主人公のナレーションベースで場面がどんどん切り替わるので、 テンポがよくて、分かりやすい映画だったとは思うが、同時に少し淡泊な印象を受けた。  武器に詳しい人はもう少し楽しめるのかも。  正義感の強い刑事が主人公を追い詰めたと見せかけて、 結局勝てずに終わった点は、映画としては良い方に出ていると思う。  旦那の仕事のきな臭さに感づいていたであろう奥さんが 終盤に証拠を見つけてアッサリ旦那を売ったのは、無情というかなんというか・・・。  両親が絶縁したのは言わずもがなです。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-08-04 17:28:25)
11.  エスター 《ネタバレ》 
最初は家族側の視点で見ていたが、次第にエスターが魅力的なキャラクターに思えてきて、 途中からはそちら側を応援しそうになるほど、それくらい、エスター役の子は見事な怪演だった。  内容については、まさか33歳というオチとは思いもしなかったが、それ以外は比較的オーソドックスな展開。 ホラーとは言え、流血量が多い以外、あまり怖さはなかった。  後味は不思議とさほど悪くない。  父が無能という感想が多いようですが、母の事情をふまえると、 誰しもあんなもんじゃないでしょうか。 (息子が病院で殺されかけた後の対応には、さすがに「おい!」と思いましたが。)  末の子は最後まで冷静で強い子でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-07-02 16:39:46)(良:2票)
12.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
三部作にわたるCIAの暗部にかかわる壮大なストーリーで、無事に終わるのかと不安だったが、 細かいところ(主人公がタフすぎる点など)を無視すれば、うまくまとめたなあ、という印象。  中盤のモロッコでの追いかけっこのシーンがやや長すぎる印象を受けたが、 総じてはこのシリーズ特有のテンポのいい展開だった。  あと、主人公に同行する女性は(前作のヒロイン含め)髪色を変えたりして見つかりにくいように工夫しているのに、 主人公自身は隠密のための工夫を一切しないところは、男気なのだろうか。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-04-29 10:07:36)
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