1. ブラックアダム
《ネタバレ》 事前にアンチヒーローだと刷り込まれては居たモノの、結論的にはロック様はフツーにイイ方のヤツだったのでして、そーすると(途中から)たぶんこんな感じになんのかな~と思ってたとおりに(最終的には)成って終わってゆくのですね。ただ、結局そーいうごくシンプルでオーソドックスな筋のワリには途中の展開は結構ゴチャゴチャしてたな…という印象もありまして、ソコは個人的にはあまり効果的ではなかったかな…とも思いましたかね。カーンダックとやらがどーいう国・地域なのかも(説明が雑なので)最後までよー分かりませんでしたし、ソコの住民達が5000年も昔のお話を未だに引き摺って暮らしてる…とかだって正直イマイチ入って来ませんでしたし。 でも、本作もまた(今やモ~当たり前な)ヒーロー集結ものでその点のゴージャス感や彩りの好さはコレもフツーに楽しめるモノでしたし、その上で主役のロック様をはじめ個々の役者の仕事・キャラの魅力も十二分なクオリティだったかと思います。ロック様の力感とか「強さの説得力」とかはやっぱ現時点唯一無二だとも(改めて)思いましたし、ブロスナンの品格も好かったかと。あと、サイクロン役のクインテッサ・スウィンデルちゃんも可愛かったですよね(私は実は、ずっとテッサ・トンプソンかな?⇒にしちゃ若いな…と思って観てましたケド)。アクションも手堅く迫力がありましたし、このジャンルとしてもまた手堅い良品かなと(悪い作品ではないと思いますね)。 [映画館(字幕)] 7点(2022-12-11 12:01:56) |