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プロフィール
コメント数 618
性別
自己紹介 【好きな映画】
★ヒューマンドラマ系
★恋愛
★コメディ
★推理・サスペンス・法廷
★アニメ
★その他、心がほっこりする・ワクワクする・揺さぶられるものなら何でも。

【苦手な映画】
×ホラー・スリラー
×暴力系・ヤクザやヤンキー系
×アクション
×アイドルが主演
×ハードボイルド
×見せ場が女優の裸だけの80年代日本映画
×映画の質よりも興行成績だけを意識したハリウッド映画

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1.  宇宙人王(ワン)さんとの遭遇 《ネタバレ》 
これは、ラストのセリフを聞くためだけの映画だと考えると、ふざけた邦題やDVDのパッケージのコピー、ワンさんの外見、雑な取り調べなど、B級映画まる出しのようなイメージも、すべて計算された仕掛けに見えてきますね。  もし仮に、諸々のツッコミどころをすべて解消して、あんなチープな世界観ではなく、国家最高機密を扱うようなものすごい環境の中で、取調官も世界レベルのキレ者たち、相手はミステリアスな地球外知的生命体・・・のようなハリウッド映画仕立てだったら・・・ストーリーからラストまですべて予想の範囲内、あのラストの衝撃とは比べものにならない、クソつまらない映画になりそうですね(笑)  わめきちらし、拷問を繰り返す取調官に対し、紳士的なワンさんの態度に、「ほんとに友好が目的だったらどうするんだ!」と、見る側を女性通訳に感情移入させるような流れですが、これがトラップであることはすぐにわかります。そして「ほんとは侵略が目的だったけど、やさしく接してくれたガイアさんだけは何とかしてあげたい」的な展開になるんでしょ?・・・というお約束を、最後のセリフで見事に叩き壊してくれる、その「うわあ!」の瞬間を味わう映画ってことですね。  とはいえ、「傑作!」と評するほどの出来でもなく、まぁあまり深く考えず、円谷プロの「ウルトラQ」を見るくらいの感覚で鑑賞するのがちょうどいいと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-20 09:23:11)
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