1. ルチオ・フルチのクロック<TVM>
《ネタバレ》 TV映画で作られたといえど多少のスプラッターは変わらずでフルチファンには物足りないかもしれないけどその辺のクオリティは2時間モノにしては今のテレビではなかなか見られない出来。(一応の)女子のあそこにおりゃぁ!!と木の棒を刺すところのドロドロ感ってのはちゃんと映してくれてるしゾンビ映画かよ的な感じがして素晴らしい。時間逆流で進むちょっと珍しい形の映画ですが細かいところは気にしないことにしておけばフルチ映画としては結構満足。若者3人のノープラン的なのもこの手には定番なのもご愛敬。なんだよそれ!!!この映画もそれかよ!!と思わせておいての2段オチは結構強烈でマリオ・パーヴァの「ラビッド・ドッグズ」とすんげえいい勝負してます。伏線をそこで使うんかーい [インターネット(字幕)] 6点(2023-11-17 21:28:00) |
2. ルチオ・フルチの新デモンズ
《ネタバレ》 フルチの映画なのにずっと静か。目玉であるらしい股裂きのシーンも超が付くほど唐突に出現だけどあっという間に終了でなんか肩透かしだしグロのシーンもジックリ見せてくれるしおおっっっっとなるけども如何せん回数の少なさとそれ以外に話の面白なさがとてもつらくなんとなく浮いたような感じ。カメラのねっとり感がやや強くて見せ方は凝ってるけども少しくどさもあり。結構出てくるしなんかやるのかなと思いきや現場だけさらっと見て何にもしないルチオ・フルチ扮する警官がなんやコイツでしたが色々と採掘チームもアホだったので結局アホばっかりが集まってアホなことをして殺されていくだけだったのねーと見終わった後に気付きましたが話が色々と意味不明すぎてチンプンカンプンでした。 [インターネット(字幕)] 3点(2022-03-11 01:14:14) |
3. ルチオ・フルチの恐怖!黒猫
《ネタバレ》 エドガー・アラン・ポーの原作をフルチ流に大幅にアレンジしたようですが雰囲気は良かったです。黒猫ちゃんの見事な襲いっぷり?っていうか簡単に襲われすぎ?な感じでなんか知らん間に顔が血だらけやんと突っ込んでしまう事は間違いなし。グロさもなかなかで死体の手の入れようはノリが「サンゲリア」そんまんま。超能力やらワシは猫に操られとったんかーやらなんやらいうてますけどイマイチ解決できてないようにというか結局なんやったのかよくわかんなかったですがホラーというよりサスペンステイストのフルチの映画はまだ悪くなかったな。 [DVD(字幕)] 5点(2014-07-08 10:35:33) |
4. ルート・アイリッシュ
《ネタバレ》 この映画でルート・アイリッシュの存在を遅すぎだけども知りました。世界一危険な道路で起きた事件を元に話が進むんだけどもこれがまた、実際にめちゃくちゃありそうで怖い。デ・パルマが「リダクテッド」で描いたイラク戦争とは全く違った思考でその辺の若者が儲かるというだけで民間兵として前線で活躍しているという事実、誰を殺そうが何かを破壊してその後捕まったとしても全てうやむやにされて無罪放免になってしまうという事実、雇い主の会社は全てを隠そうとして残された家族に捻じ曲げた真実しか伝えない事実はあまりにも残酷。何かできたはずなのに自分の行動によって全てを見逃して何もできなかった主人公の苦悩は痛いほど分かります。短気すぎなのはちょっとうっとおしいですがラストの彼の行動には、、、、頭を抱えました。 [映画館(字幕)] 7点(2012-04-12 22:45:25) |
5. ルチオ・フルチのマーダロック
《ネタバレ》 ルチオ・フルチの映画は初めて見たんだけど、普通のミステリー映画やん・・・。「サンゲリア」や「地獄の門」みたいなホラーなシーンもなく、凶器がピンというショボさ。見ていて何回かうーん、うーん、となってしまいこれってホンマにルチオ・フルチの映画?って思ってしまったし音楽がキース・エマーソンで、どうなん?っていうのもあった。期待を見事に裏切ってくれました(笑)まぁ、オープニングとエンディングのダンスシーンはいらん。 [DVD(字幕)] 4点(2008-10-28 12:06:41) |