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プロフィール
コメント数 1493
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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21.  1900年 《ネタバレ》 
イタリアでなぜファシズムが生まれ、国中を席巻していった過程を見事にドラマ化していますね。長編なんですが、まったく飽きることなく観ることができました。まあ、ドナルド・サザーランドの役はちょっとデフォルメされているような気もしますが。  しかし、ラストのまとめ方は本当に常人の想像を超越した見事なものでしたね(こうくるか・・・という感じでした)。  
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-07-05 00:52:52)
22.  ペッピーノの百歩 《ネタバレ》 
 地域社会に深く根付いてしまっているマフィア組織に立ち向かっていくことでさえ非常に勇気がいるものなのに、そのマフィアの身内のような家庭に育ちながらもその存在に疑問を持ち反マフィア運動へ足を踏み入れたペッピーノの正義感には感服しました。そして、みんな誰かが声を上げることを待っているなかで、その「誰か」になろうとする意思の強さは見習いたいものです。(まあ、世話になった義理は大事にしなければならないとは思いますけれども)。    一方で、「殉教者」が出てはじめて人々が動き出すシーンからは、マフィア問題の根深さが見て取れましたね。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-06-07 22:03:19)
23.  輝ける青春 《ネタバレ》 
 6時間強の長い作品ですが、ストーリーの面白さとイタリアの60年代から21世紀初頭までの社会の動きが見事に絡み合っていて全く飽きることなく一気に鑑賞することができました。基本的には、普遍的な家族の物語ですので、予備知識がなくても楽しめると思います(当然、あった方が楽しめますが)。   イタリア社会そして主人公たち家族の影の部分も映し出されてはいるのですが、全体的に「人生は美しい!」と前向きなトーンで貫かれているのがラテン系らしくて良いなと思いました(日本人の視点から言えば、マッテオに一番共感できましたね)。 
[地上波(字幕)] 8点(2009-05-16 14:17:29)
24.  告白(1970) 《ネタバレ》 
 スターリニズムの下、東欧各国で起きた粛清の恐怖を描いた非常に重苦しい社会派映画ですが、エンターテイメントとしても良く出来ていて見応えがありました。   国家権力という大きな力の下では、人間なんていかに弱くちっぽけな存在であるのかが嫌というほど描かれていて息がつまりそうになりました。   「プラハの春」の終焉で終わるラストは、非常にやりきれない気持ちになりましたね・・・。  
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-04-28 20:05:24)
25.  アザー・ファイナル 《ネタバレ》 
 サッカーは世界の共通語であることを実感させてくれる作品でした。お互い遠く離れた、文化も人種も違うまったく接点の無い2つの国(モントセラトはイギリス領ですが)がこうやって交流をはかれるのですから、サッカーボールは本当に優秀な外交官であると思います(時には禍根を残すこともありますけど・・・)。   私自身も、モントセラトについてはこの試合で初めて名前を聞きましたし、火山の噴火により首都が壊滅したなんてことも初めて知りました。ブータンについても、名前や位置は知っている程度だったので、非常に興味深かったです。   しかし、パッと見では圧倒的にモントセラトの方が強そうに見えたのですが、やはりホームアドバンテージってあるんですね。   次は、各地域別の最下位チームを集めて裏ワールドカップを開催してもらいたいですね。結構盛り上がると思いますけど。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-15 20:43:35)
26.  ぜんぶ、フィデルのせい 《ネタバレ》 
 オープニングで監督の名前を見てどこかで聞いたことあるなと思って調べたら、あのコスタ・ガヴラス監督の娘さんだったんですね。父親譲りの硬派なテーマをドラマとして上手く纏め上げる手腕には今後も期待したいですね。   この作品についても、70年代の左翼運動(フランスというよりはチリやスペインが主ですが)やフェミニズム運動なんかを子供の視点で描いていてとても興味深く観賞することができました。特に、こちらが今の感覚で当時の左翼活動などに対して感じる疑問を主人公のアンナがそのまま親や活動家達にぶつけてくれるのでそのやり取りが面白かったです。   ストーリー的には、チリのアジェンデ政権とアンナ一家の動きがリンクしている感じで進んでいて、アジェンデの最後のメッセージが流れる中で父親が佇む姿を映すラストは非常に印象的でした。 
[DVD(吹替)] 8点(2008-11-19 19:25:48)
27.  この自由な世界で 《ネタバレ》 
 この映画で取り上げられている、移民労働者・派遣労働者の問題は英国だけではなく日本においても問題となっているテーマですので、非常に興味深く観ることができました。とてもストーリーが良く出来ていますので、この手の問題に興味のある方は是非観てもらいたいですね。  自由は素晴らしいものであることは間違いないのですが、それ故に自由を悪用する輩が多いのも事実なんですよね・・・・・。 
[映画館(字幕)] 8点(2008-09-11 14:01:13)
28.  海を飛ぶ夢
暗く重いテーマを扱ってはいますが、全体的にほんのりと暖かく、そして美しい映像に惹きこまれました。「生きること」は義務なのか、それとも権利なのか・・・・非常に考えさせられる映画でした。 
[地上波(字幕)] 8点(2008-05-29 12:39:55)
29.  それでも生きる子供たちへ 《ネタバレ》 
 オムニバス映画というと、大抵は顔見世興行的な感じで内容は二の次という印象が強かったのですが、この作品は違いました。それぞれのエピソードがどれも印象深いもので、それを名監督達が見事に映像化していて非常に素晴らしい作品になっています。(個人的には、スパイク・リーとクストリッツァの作品が好きです。)   ラストの 「大人は誰も、昔は子供だった。でも、そのことを忘れずにいる大人はほとんどいない」(サン・テグジュペリ「星の王子様」より)という言葉が強く印象に残りました。 
[DVD(吹替)] 8点(2008-03-05 18:39:00)
30.  ドイツ零年 《ネタバレ》 
 とにかく、戦争の傷跡が生々しく残っているベルリンの街の姿に衝撃を受けましたね。この映像だけで、敗戦という重く厳しい状況が痛いほど伝わってきました。ナチスドイツの敗北、占領という状況の中で、混乱し苦しむ市民の姿が非常に痛々しく描かれています。  そして、その中でエドムンド少年のあまりにもやるせない物語が冷徹なタッチで進んでいきます・・・・・。  救いの無い展開は見ていて辛くなりますが、いろいろと考えさせられる貴重な映像作品です。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-12-20 18:45:17)
31.  太陽(2005) 《ネタバレ》 
 非常に興味深いテーマではありますが、何となく禁忌を冒す罪悪感を感じてしまいながらの観賞となりました。まあ、日本では作れない映画ですね、上映できたことが驚きです(「昭和も遠くなりにけり」ということなんでしょうかね?)。  イッセー尾形は、いろいろな意味で難しい役を見事にこなしていると思います。下手すれば命を狙われかねない訳ですから・・・・・。  まあ、感想を述べるのが非常に難しい映画ですね。他の国の国王やら皇帝の話であれば簡単に述べられるんですけど・・・・。ただ、映像の美しさ等格式の高い芸術作品であったことは良かったなと思います。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-11-11 23:40:03)
32.  マーサの幸せレシピ
まさに「ハートフル」な一品でしたね。職人気質が強くお堅い感じのドイツ人と陽気なイメージのイタリア人の組み合わせの妙を堪能させていただきました。全く気質が違う男女という設定は恋愛物の王道ですし、家族や生き方の問題も絡めたストーリーも良く練れていて、とても面白かったです。 
[DVD(吹替)] 8点(2007-09-22 20:16:20)
33.  ひまわり(1970) 《ネタバレ》 
もう、オープニングの美しくせつないテーマ曲とひまわりの映像が非常に素晴らしいです。しかし、力強く咲き誇るひまわりの下には哀しい事実が・・・・・・。ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの哀しいラブ・ストーリーも素晴らしかったですが、この映画は戦争により尊い命を落とした人たちへのレクイエムなんじゃないでしょうか。そしてその人達の象徴があの一面に広がるひまわり畑なんでしょう。  本当に名作と呼ぶにふさわしい作品でした。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-04-08 20:20:43)
34.  やさしくキスをして 《ネタバレ》 
凄くヘヴィなラブストーリーですね・・・・・。文化(東洋と西洋)や宗教(イスラム教とキリスト教)の違いを乗り越えるのは、さすがに厳しいですよね。  それにしても、主人公の男がちょっと情けなさ過ぎでしたね。家族を取るならきっぱりと恋人と別れればいいし、恋人を取るなら家族にはっきりと言えばいいいのに、どっちつかずでフラフラしているから皆振り回されてしまって悲しい話になってしまったような気がします。余程、妹の方が肝がすわっていたように思いました。(まあ、女性は強しということなんでしょうか・・・・・。しかし、カトリックスクールに通うイスラム教徒のレンジャーズサポーターっていうのも凄い設定ですねw)  しかし、よくよく考えてみたら主人公の恋人のほうもアイルランド系の移民なんですよね・・・・。もう少し彼女の生い立ちの部分をとりあげても良かったかなと個人的には思いました。  ラストはとても上手くまとめていて、とても爽やかな仕上がりになっています。 
[DVD(字幕)] 8点(2006-12-05 19:35:23)
35.  麦の穂をゆらす風 《ネタバレ》 
観応えのある作品でした。アイルランド独立~内戦の緊迫した空気が2時間の間、まったく途切れることなく続きました。パルムドール受賞も納得です。  しかし、立場が人を変えるといいますが、横暴な英国軍が去った後、アイルランド人自身が同じような振る舞いをする ようになってしまったのが哀しかったですね・・・・・・。  見る前に、アイルランドの近代史をちょっと知っておくと良いと思います
[映画館(字幕)] 8点(2006-12-04 19:41:02)
36.  夜よ、こんにちは
 元首相の誘拐・監禁という大事件を実際の映像を交えながら描いている作品です。まあ、テレビから流れるニュースや映像の仰々しさと比べ、実際の現場が非常に静かに淡々としているのが逆に緊迫感を生み出しています。また、現実とキアラの幻想が入り混じる手法も良かったですね。   「赤い旅団」は小さい頃結構ニュースに出てたので名前は覚えているのですが、どういう存在だったのかまでは知らなかったので非常に参考になりました。   また、ピンクフロイドの「狂ったダイアモンド」が効果的に使われていて印象的でした。 
[映画館(字幕)] 8点(2006-11-04 21:34:49)
37.  アルジェの戦い 《ネタバレ》 
アルジェリア独立運動を描いた、セミ・ドキュメンタリー映画です。とにかく、リアルで生々しい描写が続き、まるでニュース映像を見ているかのようです。(もう、テロのシーンなんか見てられません・・・・)  いろいろと考えさせられる作品でした。植民地支配からの独立運動のエネルギーに惹き付けられはしましたが、無差別テロに対して恐ろしさや怒りを感じる部分もありました。   しかし、この作品フランス人が見たら怒るでしょうね・・・・・・・。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-31 19:58:06)
38.  モンパルナスの灯 《ネタバレ》 
あのモジリアニが、不遇だったとは知りませんでした。今では億の単位で絵が売買されているというのに、スケッチが5フランでも売れなかったとは・・・・・。そういう意味では、あのハイエナのような画商の目利きは確かだったわけですね、やり方は許せませんが。  しかし、アヌーク・エーメの美しさは絶品ですね。目の保養とはまさにこういうことを言うんだなと思いながら見てました。それだけに、ラストの笑顔が物悲しいですね。(あの画商は本当に許せん・・・)  この作品では触れられてませんが、モジリアニの死後すぐにジャンヌも後を追うんですよね・・・・そう考えると非常に切ない話です。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-09-12 11:59:14)
39.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 
民族対立の恐ろしさをつくづく感じました。こういう大虐殺の状況下、自分達だけでも逃げ出せる事ができたはずなのに、あえて命を賭けて人々を助けた主人公の姿に心から敬意を表したいです
[DVD(吹替)] 8点(2006-09-05 12:01:40)
40.  ニュー・シネマ・パラダイス
やっぱり、映画って素晴らしいな・・・・としみじみ思わせてくれる作品でした。ラストの場面はやはり感動しました。まあ、いろいろな思いがあのキスシーンを繋ぎ合わせたフィルムに重なりあって最高のエンディングを創りだしていると思いました。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-08-19 23:59:37)
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