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プロフィール
コメント数 1493
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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41.  ノー・マンズ・ランド(2001) 《ネタバレ》 
非常に辛辣な作品です。かつて同じ国の中で共存していた民族同士が殺しあうことがいかに愚かで馬鹿馬鹿しい事であるかを描いています。また、ボスニア紛争に欧米諸国がいかに身勝手かつ無責任に関与していたか、そしてマスコミもいかにこの殺し合いを、一つのソフトとして無責任かつ興味本位で取り扱っていたかを皮肉っています。 見終わった後非常に苦々しい感情が残る作品です。ただ、ストーリーは非常に面白いですし、いろいろな事を考えさせてくれる良い映画だと思いました。 
[DVD(字幕)] 8点(2006-04-16 21:50:45)
42.  ジンジャーとフレッド 《ネタバレ》 
非常に心温まる映画でした。 しかし、ジュリエッタ・マシーナは年取っても雰囲気や存在感が全然変わらないですね。本当に素敵な女優さんだと思いました。そして、マルチェロ・マストロヤンニがこれまた哀愁漂う初老の男を見事に演じています。 しかし、テレビの世界が本当に意地が悪いくらい薄っぺらでいい加減な世界として描かれています。そして、いろんなそっくりさんや奇人変人がたくさん出てきますのでその人たちを見てるだけで飽きませんでした。やはりあの80年代の軽薄さっていうのは半端ないですね
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 21:47:54)
43.  甘い生活 《ネタバレ》 
美しい映画です。映像も、音楽も、出てくる役者さんも全てが退廃的で美しく、約3時間非常に素敵な雰囲気に浸ることができました。(アヌーク・エーメいいですね。)  心の中ではそこから脱け出したいと思いながらも、退廃的・享楽的な生活を送っている主人公の姿には惹かれるものがありました。(マルチェロ・マストロヤンニの演技が素晴らしいです。) 
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 21:40:02)
44.  サンドラの週末 《ネタバレ》 
 ただただ、会社のクソっぷりに腹が立ちました。と言っても主人公に一方的に肩入れしているわけでもありません・・・。    では、何に腹が立っているのかというと、経営者の覚悟のなさ加減です。会社経営はきれいごとだけでは出来るものではありませんから、利益が出ない厳しい状況であれば倒産を避けるために人員整理や給与削減はやむを得ないと思います。    ただ、それをなぜ経営者が決断せず、社員の投票で決めさせるのか。これは民主的で社員の意思を尊重しているようで、実は、自らが描いたシナリオに社員をのせて、さも社員たちが自らの意思でその結果を決めたと思わせる卑劣極まりないやり方でしかなく、しかもそのシナリオが投票結果がどちらに転んでも良いときており、怒りを感じます。    おまけに最後のやり取りも最低極まりなく、心の病から立ち直ったばかりの主人公を再び奈落に落とし込むような仕打ちは目もあてられません。     しかしながら、その最低ぶりが主人公を逆に前向きにさせる一因でもあって皮肉なものだなとも思いました。 
[DVD(字幕)] 7点(2018-08-30 22:10:36)
45.  きっと ここが帰る場所 《ネタバレ》 
「大人に反抗する子供」のまま年齢を重ねた男が実はもう反抗する相手などいないのだと気づくまでの過程を追った物語  
[DVD(字幕)] 7点(2014-06-03 23:57:31)
46.  ラストエンペラー 《ネタバレ》 
ベルトルッチの作り出す華やかな映像美は、やや西洋から見た東洋のような印象もあるものの、素晴らしいの一言です。ただ、人間としての薄儀の姿を一貫して描いてるため、ある程度の歴史的な流れを事前に知って無いと彼の立場の変遷や心情を理解しづらいでしょうね。 
[地上波(字幕)] 7点(2014-02-09 20:04:19)
47.  最初の人間 《ネタバレ》 
 故郷であるアルジェリアの紛争に対峙し苦悩する「大作家」カミュの姿とその背景を映し出した非常に興味深い作品でした。人間としてのカミュが全編を通して描かれていて、これまでよりも親しみを覚えましたね。 
[DVD(字幕)] 7点(2014-01-04 14:57:25)
48.  眠れる美女(2012) 《ネタバレ》 
 尊厳死という難しいテーマを軸に3つの物語を展開させているのですが、重苦しさはそれほどなく、むしろ登場人物たちの日常を時にはユーモアや皮肉を交えて描いているので非常に面白く観賞できました。    相変わらずセンスのある映像美と実力派のキャスト陣の安定した演技も見ものでした。まあ、主テーマについての結論は曖昧な感じで、結局は「愛」に行き着いたなという感想です。 
[映画館(字幕)] 7点(2013-12-07 08:54:21)
49.  我らの生活 《ネタバレ》 
イタリア社会が抱える問題が描かれていて興味深かったです。不法就労移民の問題、金が何事にも優先される風潮等々日本以上にシビアな状況にはいろいろと考えさせられました。      まあ、いろいろな要素が詰め込まれているためか、後半ストーリーの流れが駆け足で収束されていったのがちょっと物足りなかったですね。 
[映画館(字幕)] 7点(2013-11-09 08:10:46)
50.  ルート・アイリッシュ 《ネタバレ》 
 コメディだった前作「エリックを探して」から一転して、本来のケン・ローチ監督らしく世の中の酷い現実を怒りをこめて告発する社会派ドラマに仕上がっています。    今回は戦争を商売にしている民間会社が取り上げられていて、かなり重苦しい内容ではあるのですが、途中からまるで必殺仕事人のような展開になり見応えがありました。ただし、決してスカッと溜飲が下がるようなヒーロー物ではなく登場人物の一人ひとりが人間としての弱さを抱えていて、やはりケン・ローチ作品だなと感じましたね。 
[DVD(字幕)] 7点(2012-11-11 00:47:53)
51.  ゴモラ 《ネタバレ》 
なんと言うか、マフィアがその土地に根付いている(というかその土地を支配している)難しさを感じましたね。そして、先進国と言われるイタリアでこのような現実があることに衝撃を受けました。イタリアの南北格差は話には聞いていましたが、その一端にこういうマフィアの影響力の問題が少なからず影響しているのかなと感じましたね。   
[DVD(字幕)] 7点(2012-07-25 23:22:33)
52.  狂った血の女 《ネタバレ》 
 なんというか、「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉を思い起こさせる作品でしたね。本当に世の中の趨勢を読み取る力の重要性を感じさせてくれました。   ベネチア映画祭がムッソリーニによって国威発揚の手段として使われてた事実等当時のイタリアの状況も描かれていて非常に興味深かったです。  
[DVD(字幕)] 7点(2012-04-08 22:55:22)
53.  ドリーマーズ 《ネタバレ》 
夢を見ることができた時代に夢をみたいと願いながら不安定に揺れる日々を過ごしている若者たちの物語をジミヘンやジャニスといった60年代ロックとセンスの良い映像(特にオープニングは秀逸)で綴った作品でした。また、過去の名画のシーンをところどころに織り込んでいて非常に興味深かったです(観たことあるのは「フリークス」「勝手にしやがれ」「少女ムシェット」くらいですが・・・)。   
[DVD(吹替)] 7点(2012-02-11 11:24:43)
54.  やがて来たる者へ 《ネタバレ》 
ただ、虚しさだけが後に残るような、非常に重い映画でした。人間とはこのような愚かな行為を平気で行えてしまう生き物であるということ、そして世界のどこかで今も主義主張や民族といった理由にかこつけて同じような惨劇が起きているということをしっかりと胸に刻み込んでおかなければなりませんね・・・・・。  
[映画館(字幕)] 7点(2012-01-15 00:14:08)
55.  ポー川のひかり 《ネタバレ》 
 オルミ監督が「キリストさん」を通して我々に「書物や神に頼るだけではダメだ。自ら動かなければ!」というメッセージを伝えるためにこの作品は作られたのではないか・・・・そんな印象を持ちました。   そのメッセージの象徴として、大量の書物に釘が打ち付けられている衝撃的な映像を作り出すセンスはさすが巨匠としか言いようがありません。   キリスト教色が強い寓話的な物語なので日本人にはやや理解するのが難しい面もあったのですが、ポー川の雄大な姿とほんわかとした雰囲気に惹き込まれてしまいました。  
[映画館(字幕)] 7点(2011-05-02 00:47:45)
56.  勝利への脱出 《ネタバレ》 
 御伽噺のような内容ですが、非常に爽快感の残る作品でした。特に、サッカーのシーンは本物の一流選手を起用しているだけあって非常にリアルで面白かったです(スタローンはちょっとアレでしたが・・・・)。スタジアムの観衆が歌うフランス国家は迫力がありました。  
[地上波(吹替)] 7点(2011-01-04 00:34:48)
57.  私を撮って 《ネタバレ》 
 ドキュメンタリー映画のメイキング的な作り方は中々面白い発想だと思いました。   ただ、内容的には身勝手な男と「重い」女のゴタゴタが延々と描いており覗き見的な興味をそそりますが、ちょっと最後はうまくまとめすぎかもしれません・・・。   まあ、そんな中で現在のイタリアの社会状況が垣間見れるので興味深い作品ではありました。  
[DVD(字幕)] 7点(2010-11-26 22:39:59)
58.  ボローニャの夕暮れ 《ネタバレ》 
ムッソリーニ政権時代のイタリアの雰囲気が伝わってきたのは興味深かったですが、ストーリー自体は中々評価が難しいですね・・・・。何というか、日本人の感性とはちょっと合わない感じがします。良く出来ているとは思いましたが、見る人によって評価が分かれると思います。 
[映画館(字幕)] 7点(2010-07-14 00:18:26)
59.  U.N.エージェント 《ネタバレ》 
 こういう作品を観ると、異文化との共存がいかに難しいことであるのかを痛感しますね。そして、歴史は確かに大切なもので我々はそこから学んでいかなければならないのですが、それに縛られてしまうことが果たしてよいことなのかどうか良くわからなくなります。   この作品は、「スレブレニツァの虐殺」の悲惨さを告発するだけでなく、その隠蔽されかけた実態を明らかにするために奮闘する人々の姿を克明に描いていて非常に興味深かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2010-03-06 23:38:24)
60.  ぼくの瞳の光 《ネタバレ》 
 華やかさは全くありませんが、大人になりきれない大人たちのラブストーリーという感じでしたね。イタリアの人々が抱える問題や暮らしぶりも垣間見ることができ興味深かったです。   ただ、もう少しマリアの過去についての説明が欲しかったかなと思いました(結構謎が残っているので)。 
[DVD(字幕)] 7点(2010-01-04 00:02:01)
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