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81.  ミスター・ノーボディ 《ネタバレ》 
冒頭、もっともらしく登場する3人組を、一瞬で片付けるフォンダ。何とも緊迫感あふれる導入なのですが、しかしその後は、真剣に映画的に撮っている映像と、ところどころものすごく適当な展開ぶりが、なかなかのカオスな世界を見せつけている。ただ、その謎の突っ走り感も、中盤では息切れしてしまったようで、後半はダレます。そもそも、もっと尺が短くあるべき作品ではない?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-07-13 01:04:59)
82.  グレート・ビューティー/追憶のローマ
初老のオッサンの妄想的回想(回想的妄想?)に140分延々とつき合わされるという、困った作品でした。主観が前面に立つ内容だからこそ、前後の脈絡は必要なのであり、そうでなければ、単に思いつきのシーンをつなげただけになってしまいます。
[DVD(字幕)] 3点(2017-07-03 01:51:08)
83.  カサンドラ・クロス 《ネタバレ》 
とりあえず、まあ、テロリストを籠に移そうとするところで、「何で一旦停止して移さないのか?」と思わせてしまった時点で、アウトなのではないでしょうか・・・(乗客が逃げるかもしれないとかいうのかもしれませんが、ヘリが延々並走している方が、よっぽど不安を煽るでしょ)。ただし、駅に防護服隊員がずらっと待ち構えて、本当に窓やら何やらを閉鎖していく光景はなかなかシュールですし、その後も、大映テレビばりに脚本の破綻も気にせずに迷いなく最後まで突き進む姿勢は、嫌いではないです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-06-01 01:59:53)
84.  レッド・バイオリン 《ネタバレ》 
冒頭、何気なく始まったオークションにいろんなつながりが交錯しているという語り方は大いに好みで、ここだけで許せてしまいます(相互の交錯はあまりあるわけではなく、構造は単純ですが)。一つ一つのエピソードはそのまんますぎないかというのが前は気になっていたのですが、よく見ると、撮影や美術関係にも相当手間暇をかけていますね。
[DVD(字幕)] 7点(2017-05-28 00:55:21)
85.  天使と悪魔
何というか、ミステリーになってないのですよ。主人公は勝手にわーわー騒いであっちにこっちに走っているだけ、何を謎と考えて、それをどういう根拠で、どのように解決したのかという基本がなってない。これが、超オタクな非常識な社会性のない設定ならば、それはそれで1つのストーリーなのですが、ひたすらスマートにクレバーに歩ませ続けるハワードの演出とハンクスの演技ならば、そうなるはずもない。つまり、伝統的宗教のあり方に正面から挑戦しつつ謎解きをしていくこの映画って格好良いだろ?という制作側の作為性だけがにじみ出ているのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-05-28 00:47:29)
86.  永遠<とわ>の語らい 《ネタバレ》 
内容的には観光ガイドでしかないはずなのに、なぜか母子2人の凜としたたたずまいに引き込まれていく前半。はてしなく延々と続いていく会話が妙に心地よい後半。それらの積み重ねは、あの強烈極まりないラストで奇跡的に結実する。ラストを知ってから思い返すと、それまでのあの不協和音が漂うような不思議な緊張感が、必然性のある描写であったことが分かる。映像もそこで発される内容も、ずっしりとした重量感のある作品。このインパクトは当分忘れられないと思う。
[DVD(字幕)] 9点(2017-04-11 02:45:18)
87.  エレニの旅 《ネタバレ》 
延々と続く長回し、その中で存分に存在を示す隅々まで徹底された美術関係が、この映像としての破壊的な重量感をもたらしていることはもちろんである。それに加えて、どこをとっても乱れのないエキストラの動きが凄い。数でいえばこれを上回っている作品はあるだろうが、すべてのエキストラをフレーム内でこれほど完全にコントロール下に置いた作品は、ほかに例を知らない。それらすべてが相まって、完結した映像別世界を提示してくれる作品。いろいろな意味で、これどうやって撮ったの?と感嘆してしまうシーンばかり。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2017-04-10 04:15:14)
88.  シェルタリング・スカイ
これって「愛と哀しみの果て」+「パリ、テキサス」の劣化バージョンにすぎないんじゃ・・・。みんながボソボソ喋っているだけで、話が少しも前に進まないので、見続けるのが非常に苦痛だった。
[DVD(字幕)] 4点(2017-03-31 00:37:45)
89.  戦争と平和(1956)
この長さにして、この内容の薄さと平坦さ・・・見る側はひたすら忍耐力を試されるが、逆に、どこへ行こうとしているのか分からない話をこれだけつなげて一本の作品として作れる制作側の根性も、ある意味凄い。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2016-09-16 02:10:15)
90.  ライフ・イズ・ビューティフル 《ネタバレ》 
最初と最後のモノローグの意味をよく考えると、この作品はグイドではなく、ジョズエの視点から見なければならないことが分かる。前半ではドーラを落とすために全精力を振り絞り(この部分は後日に母親から聞いたのだろう)、後半では我が子を守るために命をかける(この部分は自分自身の回想)。幸福な時期でも、不幸な時期でも、道を信じて全力を傾ければ、奇跡が起きることもある。その点でこの作品は一貫している。だから、人生は美しい。最後の連行の場面でおどけて行進調で歩く主人公の「意志」の強さが衝撃的。
[映画館(字幕)] 8点(2016-08-29 01:19:00)
91.  カビリアの夜 《ネタバレ》 
前半は、話自体が好き勝手な方向に動いていて、焦点がよく分からなかったのですが・・・催眠ショーのシーン以降は、ほとんど必然のラストへ向けて、騎虎の勢いでした。ラストシーンも的確に決まっていました。
[DVD(字幕)] 5点(2016-08-04 01:34:36)
92.  特別な一日 《ネタバレ》 
どうということはない会話が延々と積み重ねられ、映画というよりは舞台劇のような前半は、平坦な印象しかなかったのです。しかし、2人の感情が高ぶるにつれて、かえって雰囲気は虚しさを増していき、一線を越えたところで、一気に色が反転する。むしろそれまでの平凡なやりとりこそが至福であったことが分かる仕掛けです。灯りが1つずつ消えていくラストも秀逸。見終わった後にこそ、じわじわと味わいが出てくる。
[DVD(字幕)] 8点(2016-06-24 02:10:03)(良:1票)
93.  サン★ロレンツォの夜 《ネタバレ》 
随所で駆使される遠景や奥行きショット。とりわけ、聖堂の爆破を、扉から漏れる煙を外から映すだけで表現してしまう手際(その後に外を避難する人の数が妙に少ないのも、中の光景を想像させて、かえって生々しい)。麦畑の戦闘での、全体が見えない、したがって個々の生き死にも一瞬先がまったく見えないという撮り方のリアリティ。ラスト、解放されたグループのリーダーが「3時間だけ物思いにふけった」という絶妙なほど的確な描写。そうそう、トラックで連れ去られたロザーナのその後が何もふれられないのも、さりげない容赦なさを際立たせています。つまり、骨は単純なはずなのに、一つ一つの積み重ねにおいて、少女視点を貫き、しかも描写過多を周到に避けることで、見る側の我々の背後にも迫るほどの厳しさを突きつけてくるのです。表面を流れる血は、見た目は派手でも、拭えばなくなってしまう。どこからともなくじわっと滲んでくる血ほど、その流れを止めることは困難。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-06-06 01:04:35)
94.  死刑台のメロディ 《ネタバレ》 
この事件をきちんと記録化して後世に残したという功績だけで、低い点はつけられない。最後、ヴァンゼッティのサッコに対する「君が正しかった」という一言の重みなど、制作者の対象に対する真摯な姿勢も十分に伝わってくる。●ただし、どうしても気になるのが・・・まず、一審の弁護人が、いろいろ下手くそなこと。それと、最初は2被告人だけの事件だったのが、どうやって全米を巻き込む運動に伝わっていったのか、そのステップとプロセスにあまり踏み込まれていないこと。
[DVD(字幕)] 6点(2016-02-22 01:55:58)
95.  小さな唇 《ネタバレ》 
筋の上での余計な寄り道は一切なし、台詞も最小限にして必要十分。だからこそ、主人公の純な想いが奇跡のように凝縮されている。また、エロティックな描写はここぞというところにポイントを絞っているからこそ、かえって生々しさがあるし、強い官能性を感じさせる。
[DVD(字幕)] 7点(2016-02-21 02:11:36)
96.  イン・ザ・スープ
もっと上品で優雅な作品を期待していたのですが・・・制作側が登場人物を好き勝手に動かしているだけの独善的なシーンの連続で、見ていてついて行けませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2016-01-26 00:17:44)
97.  父/パードレ・パドローネ
風景のインパクトとか、含蓄のありそうな台詞とか、シーンごとのいい感じのタメとか、個別に切り取ると魅力的な箇所はいくつもあるのですが・・・全体を通す芯とか筋がないので、優秀な切り絵をたくさん見ている感じでした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-01-24 01:58:11)
98.  ある愛へと続く旅 《ネタバレ》 
導入部のところで、全体に観念的で自己満足的な描写の雰囲気が漂っているなあと思っていたのですが、結局最後までそう変わりませんでした。終盤のひねりはなかなかインパクトがあったので、何とも惜しいところでした。いろいろ展開している割に、時系列的・場所的な拡がりも、あまり感じられなかったんだよなあ・・・。
[DVD(字幕)] 4点(2016-01-20 01:30:40)
99.  星空の用心棒 《ネタバレ》 
背景の説明なしでいきなり脱獄シーンから飛び込んでくる出だしの迫力はなかなかで、そのまま最後まで行ってくれればと思っていたのですが、中盤以降、着実に失速してしまうんだよなあ。主人公も、さしたる作戦も技術もあるように見えないし、敵側も、いろいろ危機が迫っているのに、特に対策をとっている気配がない。なので、最後の銃撃戦にもカタルシスがないのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-01-18 01:32:47)
100.  青春群像
せっかくいろいろと設定しているのに、結局全員同じような人にしか見えないのが最大の問題。ただ、この種のほろ苦系青春ものの源流としての価値は意味があると思う。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-11-09 01:17:33)
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