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1.  永遠と一日
恐ろしく退屈であったわりには、不思議と場面の一つ一つが鮮明に思い出される。隣のマンションの一室から聞こえてくる懐かしの曲も、その主を確かめる時間さえも残されていないのが、悲しかった。
5点(2004-04-22 18:19:13)
2.  薔薇の名前
妖怪のごとき修道士たちの巣窟である修道院は、建物全体の異様さだけでなく、驚くべき仕掛けが施されたライブラリーともども、まさに中世のテーマパーク。この暗黒世界を我が物顔で闊歩してみせるウィリアムを頼もしいと思いつつ、彼だけが現代風の容貌なのに違和感を覚えると同時に、得意満面の謎解き姿もいささか鼻についた。
7点(2004-04-14 15:28:13)
3.  家族の肖像
画商と共に教授宅へ潜入した毒々しい夫人を筆頭に、とてつもなく無軌道な一味と疑似家族体験して何が楽しいのか、さっぱりわからなかった。こんな奴らとは、永遠に赤の他人であり続けたいと思った私である。
4点(2004-04-08 09:14:03)
4.  尼僧の恋 マリアの涙
オードリーの「尼僧物語」を観た後、更なる尼僧体験(笑)のため、この作品を借りた。美しく従順なマリア、何かにつけてマリアを差別する継母、継母の言いなりになる実父、そして禁断の恋と、まさに少女マンガの世界。マリアの自宅に遊びに来て、継母に真実をつきつけていた親友は、その後どうなったのか。ペストで?それとも、修道院へ戻るのが嫌になった?もし彼女がいたら、マリアの運命も違っていたかもしれない。ちなみに、この作品、エロスのコーナーに置いてあった。扇情するような写真(マリアが自身をムチ打つために背中を剥き出しにしている場面)をビデオケースに使うな!と言いたい。
6点(2004-04-02 18:06:13)
5.  ベニスに死す
翻弄されていると知っていながら、プライドの欠片すら失い、執拗にタッジオを追い回すアッシェンバッハの視線は、もはや変態おやじのストーカー行為以外のなにものでもなく、目を覆いたくなった。人生の最期にこんな醜態さらさなくてもと思う一方、だからこそ思う存分...。
5点(2004-04-02 18:02:57)
6.  ゴスフォード・パーク
アガサ・クリスティでは決して味わうことの出来ない、貴族と使用人をゴッタ煮にした濃密な人間模様。「日の名残り」でも描かれなかった使用人であるがゆえの悲哀。「君たちの仲間」という発言をして、使用人からはつまはじきにされ、上流階級からも受け入れられなかった無知で無邪気なアメリカ人同様、私自身、わかっていたようで全く理解が足りなかったイギリスが誇る鉄壁の階級社会の内状を、たっぷり勉強させてもらった。食べることとゴシップにしか興味がなく、俗物で傲慢な伯爵夫人が屋敷を離れる際に漏らす気弱な発言と、伯爵夫人の期待以上にわずか数日で大きく成長したメイドのメアリーの受け答えの対比が、可笑しくもあり、切なくもある。
8点(2004-04-02 17:32:44)
7.  道(1954)
ある日、庭でトマトを育ててみようと思いついた時、空き地にトマトを植えて、ザンパノに一蹴されていたジェルソミーナの姿が突然思い出され、目の前が滲んでしまった。哀愁漂うメロディーや、他の印象的な場面ばかりが記憶に残り、このことはすっかり忘れていた。心の琴線に触れたものは、こうして蘇るものなのか...。私はジェルソミーナが醜いとも、頭が弱いとも、ましてや哀れだとも思わない。ザンパノに人間らしい心を取り戻させるために遣わされた、聖母みたいなものだと思うから。私もザンパノもそう大差ない人間であり、彼の姿を借りて懺悔しているのだ。彼女の無償の愛にすがり、許しを乞いたい自分がそこにいる。
10点(2004-02-22 17:40:56)(良:1票)
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