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コメント数 982
性別 女性

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1.  ああ結婚
ラスト、晴れて結婚して涙ぐむフィロメーナに”良かったねぇ”と思わずもらい泣き。 貧しく無学ゆえ娼婦になった17歳から20数以上も妻同様に尽くして耐えてきたのも彼を愛すればこそだし、また密かに育てている3人の子供のためでもある。一見恐妻風ではあるけれど健気な女心がいじらしい。そんな彼女を都合よく利用している男に対抗するにはこのくらいの肝っ玉ぶりも必要で、まさに母は強しで逞しい。S・ローレンはウブな10代からゴージャスないつもの美女~くたびれた中年まで感情豊かに表現して素晴らしい。 無責任男のマストロヤンニとの絶妙のカップルが織り成すこの話は、コメディというより人情ものといった感じなのであまり笑いは期待しないほうがいいかも。
8点(2005-02-22 23:49:58)(良:2票)
2.  セルピコ
これだけ救いのない四面楚歌の中で自分の良心と信念を貫き通そうとするアルの姿に感嘆しつつも、報われない正義に空しさを感じる。末端はともかく上司やトップまでが彼を異端者扱いするのはホントに救いがない。 不正義とはいえ大勢に流されれば旨みはあるし仲間内でも安泰なのに、不正を見過ごせないという警官としての優れた資質が仇となって命まで狙われる羽目になる。大方の人ならば不正を知って良心が痛みつつも、保身のために告発どころか同調してしまうというのが悲しい現実だろう。 たとえ理想論であろうともアルのように稀に正義を行おうとする人を葬り去って組織の安泰を図ろうとする、などという不正義が許されてはならないしあってほしくもない。 こういう話が絵空事ではなく現実的でもあるというのは最近の食品業界の不正・汚職事件などを見ても分かるし、何らかの組織に属していれば誰にでも起こりうることかもしれないと思う。 せめて映画では救いがあってほしかったとも思うが、この救いのなさが今も変わらぬ重い問題提起となって迫ってくるのかもしれない。 
8点(2005-01-22 22:58:09)
3.  ロミオとジュリエット(1954)
クラシカルな衣装も歴史を感じさせる石づくりの重厚な建物のロケーションも中世の雰囲気を漂わせ、ジュリエットも清楚で気品があるし、というので古典そのままのような本作もなかなかいいです。 ただこの後作られたフランコ・ゼフィレッリの若々しく躍動感あふれるロミジュリを見ているとどうしてもこのおっとりさが物足りなく感じてしまう。年齢的に言っても若さゆえ思慮も浅く一目ぼれの恋に突き進むというのは、O・ハッセー&R・ホワイティング組の方が説得力がある。舞踏会の出会いの場、バルコニーのシーンから墓場のラストまで、主な場面はいつでも記憶で再生可能なほど焼きついてるこの決定版と比べるとどうしても分が悪くなってしまいます、、ということでごめんなさい。 
7点(2004-11-16 21:49:56)
4.  刑事(1959)
「アモーレ、アモーレ、、アモレミ~オ~、、」という哀愁を帯びたテーマ曲とカルディナーレの美しさ、 P・ジェルミの有能で人情味ある刑事ぶりが印象的。昔見たような、、という記憶も、カルディナーレが逮捕された恋人の 車を追って走るラストシーンにこの歌がかぶる所だった。↓の方も言われてるように 貧しい頃のイタリアの悲哀がしみじみと伝わってくるような感じです。
7点(2004-11-16 21:47:47)
5.  黒い瞳
この調子のいいイタリア男の恋愛話はラストのオチで一層印象が深くなった。単なる浮気男のやさしさに 幸せではない結婚をしているロシア女性は涙を流す。涙で壁に描いた線、枕についた涙の跡が彼女の純真さを示す。 浮気のつもりが本気になって策を弄してはるばるロシアまで会いに行き愛を誓ったのに、身辺整理のために戻った 妻の前ではそれも言い出せずあっさり約束を破ってしまう。このいい加減さにガックリするが、 息詰めて見るような妻とのやりとりと豹変振りのシーンが印象深い。 意気投合して話を聞いている中年男はこれを聞いて自分の恋愛話を語るが、こちらは誠実を絵に描いたような 涙ぐましい話。「愛してはいないけれど貞節を尽くす」という妻でも充実して満足していると語る男に、不誠実な 男は「自分の人生には何もなかった」と後悔の涙を流す。男の置かれている立場は最後に分かるが、明暗が明らかに なる鮮やかなラストはことに印象深い。 コミカルに運ぶ話も美しい風景や音楽も上出来だが、、何といっても愛嬌のあるダメ男のマストロヤンニが素晴らしい。 現実的な女にとってやさしさも誠実さを伴わなければ「絵に描いたモチ」、(その心は)頂けません。   
8点(2004-08-09 16:41:54)
6.  ブーベの恋人
殺人で14年の刑の満期終了時、ブーべ37歳・マーラ34歳というから、裁判当時それぞれ23歳と20歳。 知り合ったのはさらに1~2年前と思われるから、マーラはブーベに「靴を買ってくれる?」など最初は子供っぽかった。 その彼女がすでに7年もブーベに面会するために2週間ごとに汽車で通い続けている。さらにこの先の7年だってなんてことはない、という彼女は恋人以上の母性的強さを感じさせる。 ブーベは貧乏だし愛情表現も下手なうえ、感情に任せて殺人を犯してしまうなど思慮も浅く彼女には苦労ばかり。 彼の逃亡中にステファノという頼れる恋人もできたのに、ブーベにとって彼女だけが希望の光と知っている彼女は、有罪になったブーベを見捨てることができない。 辛苦を経て大人になり、彼を支えようと達観したカルディナーレの毅然とした横顔が美しい。 テーマ曲の「ブーベの恋人」は映画音楽のスタンダードで哀愁あふれるいい曲です。 
7点(2004-07-31 16:07:07)(良:1票)
7.  2ペンスの希望
南イタリアの貧しい一家を支える若者と、彼にぞっこんの娘の恋愛を軸に展開する人情コメディ。 ナポリ近郊の村でオールロケされ、出演者も無名俳優を使った貧乏話にふさわしい低予算映画と思われるが、話はユーモアと人情にあふれとても面白かった。 父のいない貧しい家を支えるアントニオは失業者があるれる村でようやく仕事にありついても、片っ端から母親に巻き上げられてしまう。そんな彼に一途に惚れたカルメラの気持ちはけなげだが、やることがいつも裏目に出て彼の仕事のじゃまばかりしてしまう。結婚支度のお金がなくて結婚できないという話はこの頃のイタリア映画によく出てくるが、紆余曲折の末この二人は無一文の裸一貫でも人情に支えられ、「信じるものは救われる。神様は見捨てない」と明るく結ばれる。どん底貧乏話もカラリと明るく、おおらかにたくましく生きる人間賛歌が素晴らしい。アントニオの母親が傑作だが宮崎アニメのドーラそっくりでよけい笑える。52年のカンヌ・パルムドール受賞作ですが納得です。
8点(2004-07-27 19:14:32)
8.  ムッソリーニとお茶を
これは本当に監督の自伝的思い出だったんですね。彼が少年期から青年期の大戦中に関わった老レディたちへの敬愛が感じられます。 独裁者や戦争中の話なのにこのレディ達にはどこかのんびりとしたユーモアが漂ってます。 個性的なレディたち、特に元英大使夫人のマギー・スミスがどんな状況でもマイペースで誇り高いイギリス流なのがちょっとシニカルでユーモラス。 彼女が軽薄で下品だと軽蔑するアメリカ人女性がシェールですが、大らかな役柄もあってか魅力的でした。 その他にも実力派の女優共演や美しいフィレンツェなどの映像も味わい深く、ほのぼのと暖かい後味がします。 
7点(2004-07-14 19:19:59)
9.  イングリッシュ・ペイシェント
火傷した男の回想する恋と看護される現在が交互に描かれるが、肝心のこの不倫話に感情移入できない。この男は二人の入浴シーンの時「束縛されるのも束縛するのも嫌いだ」と言っておきながら、彼女が引きそうになると見苦しく執着する。心から愛してるとか彼女も実はぞっこんだったなんて言われても、そうだったの?と思ってしまう。それで長々繰り返される回想も退屈になってくる。 むしろ看護婦とインド人将校の恋のほうが短くても良く分かる。 砂漠の官能的で美しい映像や看護婦が高い天井画を見せてもらう所など印象的なシーンはあるけれど、やはり劇場で見たときと同じく映像とムードの作品という印象で心に残らない。私はどうもこの監督の描く恋愛は苦手かもしれないと分かった。
6点(2004-06-28 23:44:44)
10.  花咲ける騎士道(1952)
まるで絵に描いたようなファンファンの恋と冒険のサクセスコメディ。美男俳優のJ・フィリップのファンなら特に嬉しい彼の見せ場が一杯。特に思い入れはない私でもなかなか魅力的でかっこいいと思いました。 ヒロインはグラマーで美人のJ・ロロブリジダ、いろんな危機にもうまく事が運んで大円団のハッピーエンド。これだけの話ならそこそこなのですが後半にすごい見せ場がありました。  王様の僕にさらわれたジーナを助けようと、ファンファンとほら吹き男、正直男が馬で馬車を追いかけますが、このアクションシーンが実写のようです。疾走する馬から落馬したり、御者が転げ落ちたり、ジーナが馬車から馬に乗り移ったりするシーン(スタントでしょうが)などがありますが、みんな疾走しながらですからあの「駅馬車」並みの迫力があります。 走る馬やその足元なども含め、よく撮ったな~と感心してしまいました。 この数分間のシーンだけでも十分見ものだと思います。
7点(2004-06-27 23:20:49)(良:1票)
11.  パリの灯は遠く
ナチ占領下のパリでユダヤ人に間違われそうになったドロンが真相を求めて云々、、という話だが、確かによく分からない展開で悲劇的な最後もなぜ?と思う。でもこれって76年のフランスのアカデミー作品賞、監督賞などの受賞作だったんですねぇ、、 フランスから収容所送りになった人たちへの哀悼が込められているのかもしれません。
3点(2004-06-20 22:39:24)
12.  死刑台のメロディ
アメリカの暗部、アメリカの汚点、冤罪の多そうなアメリカでもここまで露骨な冤罪は映画にできなかったんでしょう。 しかも人種差別・思想差別による偏見からというのは言い訳もできないところで、触れられたくない「古傷」かもしれない。  アメリカの話なのに全篇イタリア語というのは違和感があるが、イタリア人のコミュニストというだけで無実の罪を着せられて死刑になってしまう話には怒りを覚える。 世論がいくら沸騰してもでたらめな裁判は覆らなかった。これでは死刑廃止の声がおこってもおかしくない。  それにしても赤狩りといい、かつてのアメリカの共産主義に対する反感は想像以上にすさまじいというのが伺える。 事件のことは全く知らなかったが、これは事実を忠実に映画化したというからおよそはこのとおりだったのかもしれない。 この作品からは事件を闇に葬らせてはおかないというような気概を感じる。それは脚本やら演出、被疑者や弁護士を演じた俳優の演技など全てから、、、 いくら弁護しようが結論は変わらないと諦観するに至ったサッコの表情がかえって強く訴えてくる。  やり場のない怒りに美しいJ・バエズの歌が流れるのがなんとも物悲しい。 手紙を歌にしてたんですね。ラストの歌は知ってましたが背景がこれであったのは初めて知りました。 私も勢いでつけると9点くらいつけたくなりますが・・
8点(2004-06-13 17:33:46)(良:2票)
13.  ぼくは怖くない
黄金色の麦畑や穴の中の子供、という面白そうな予告編にそそられて見たらこんな話だったとは、、 最初はこの謎がミステリアスだし心臓ドキッのびっくりがあり、事情が分かってからは「酷い話」にさらにびっくり。 ラストは一応いい結末とはいえ、それまでの大人全部が救いようがない酷さなので嫌なもの見ちゃったとホントに気分が悪かった。 前述のお二人のレビューで教えられ、なるほどと思ったものの不快感は消えず。 風になびく一面の麦畑、ポピーの咲く野原と美しいロケーション、ハリネズミやふくろう、蛇、蛙にカノンの音楽、、、 のどかなイタリア南部の片田舎、たった数軒しかない村でひたすら無邪気に遊ぶ子供達と大人の邪悪さ。 秘密を知った子供はどんなに驚いたことだろう。一人少年を救おうとするのはけなげなのだが、これが大人への第一歩だなんてのはどうも納得できない。 実のところladimさんや彦馬さんと一緒に「良かった~」と言えないのはサビシイのだが、話自体好きになれないのでスミマセンが正直に、、  
5点(2004-06-13 17:24:59)
14.  女王フアナ
1500年頃のスペイン、比類なく美しく聡明でブルゴーニュ大公フェリペに嫁いだのに後にスペイン女王となり、なのに狂気で人生の2/3ほども幽閉されながらも女王であり続けたというフアナ。その数奇な運命や伝説は網の目のように絡んだヨーロッパ王朝にもしばしば登場してとても興味深い。これは彼女の結婚前後からの夫の死あたりまでの夫との愛憎を軸に描いたもの。彼女は夫だけを愛し続けたが夫は浮気症で嫉妬に苦しみ激しい言動が狂気とみなされる。でもまだこの頃は狂気というより人一倍情が深く激しい気質ゆえという感じがする。貴族の浮気は普通だったとしても、彼女は愛が深いだけに夫にも自分だけを愛して欲しかったというフアナの気持ちはよく分かる。生まれた時代や身分が不幸だったという気がする。個人的にフアナや他国に広がった係累など史実とあわせて見ると中世の歴史を知るきっかけになって面白い。ピラール・ロペス・デ・アジャラはちょっとウィノアに似たような美しさで気品があるうえ、女王としての威厳さえ漂わせ見事なフアナだった。豪華な衣装やセットで伝説のロマンを再現して見せてくれたのが嬉しかった。         
8点(2004-05-23 21:29:24)
15.  地下室のメロディー
前半は老泥棒が選んだ相棒の若者泥棒・ドロンの軽率ぶりが描かれ、こんなのが相棒で大丈夫かな?と思ってしまう。換気口進入あたりからスリルが出てくるが、↓でも言われてるように刑事がうじゃうじゃいるところへバッグを持ってきてしまうのは疑問が、、まぁこれがとてもドキドキする前提でもあるのですが。プールをはさんで心配そうに見守るギャバンとバッグを足元に置いてどうにもならないドロン、その後のプールの映像は二人にとってはそれこそ「苦労が水の泡」の脱力ものの幕切れだが、このラストあたりが最も印象的で見所になっている。
6点(2004-05-15 17:05:13)
16.  ラ・マンチャの男
絶賛する皆様の続く中で書きづらいのですが正直な感想を書きます。舞台の幸四郎版ラマンチャは1969年の日本初演、70年にはブロードウェイで原語上演して好評を博して以来今日まで彼が主演を続けている。映画はこの舞台版と作りはほとんど同じでちょっと舞台を見るような雰囲気がある。オトゥールのキホーテはさすがにうまい。ローレンのアルドンサも歌はともかくジプシーらしい雰囲気はある。挿入歌の「ラ・マンチャの男」「見果てぬ夢」「ドルシネア」などの名曲は素晴らしい、、とこれは好きなはずなのに、なぜかミュージカルらしい高揚感がなく退屈にすら感じてしまった。大金をつぎ込んだ大作らしいがそれらしい華やかさがない。舞台とは異なり自由な映像表現ができる映画なのだからもっと違う演出ができたのではないかと思う。歌もオトゥールのソロはいいとしてもアンサンブルがしょぼい。総じてオトゥールのキホーテという見所はあるものの感動とはいかなかった。 
6点(2004-05-09 17:34:28)
17.  映画に愛をこめて/アメリカの夜
映画を作る過程でのいろんな裏話がうかがえてとても興味深い。主な俳優が途中で仕事を放り出してしまうとか、死んでしまって話を書き換えざるを得なくなるとか、主演女優が精神的不安定からの復活直後だったり、妊娠していたなど盛りだくさんのトラブルはかなり極端ではあるが、でも本当にこれに近い話があってもおかしくはないと思われる。製作に携わる大勢の人たちを束ね、進行に気を配る監督は実に大変な仕事だと思った。トラブルにも冷静に対処して完成を目指す腕まくりのトリフォー監督が印象的。雪が泡とか昼を夜にとか仕掛けのあるろうそくなど様々な映像マジックも見られて面白い。
7点(2004-04-19 17:36:19)
18.  若者のすべて
父をなくし貧しい暮らしの南部イタリアから長男のいるミラノに母子5人がやってくる。息子達5人の中で話の核となるのは2男のシモーネと3男のロッコ。イタリアの家族、特に南部は結束が固いというがこの家族も母を中心にまとまっている。しかし善良だったというシモーネは堕落し家族に迷惑をかけるようになる。ロッコはそんな兄の尻拭いをしどこまでも寛容でやさしい。一方薄幸な娼婦のナディアが彼の善良さで立ち直りかけたのに、彼女が兄には必要だというので身を引いてしまい彼女を絶望させ最悪の結末になってしまう。思うにこれほどの寛容はやさしさではなく甘えを許して益々当人を堕落させるだけだとじれったい。堅実・真面目で夜学に通い自動車会社に就職できた4男のチーロは常識派で、そんなロッコのことを「聖人だけど俗世界では無力だ。全てを許してしまうが許してはいけないこともある」と言うが、彼の言うラストのこの言葉や「家の基礎を固めるためには犠牲が必要なんだ」(この場合シモーネ)というような言葉が暗いこの話の中で印象的。貧しい兄弟・家族等の生き方や変遷をリアルに見せ、ニーノ・ロータの静かな音楽と共に重い余韻を残す。デビュー間もない美しいA・ドロンが天使のようにやさしく善良な青年でとても魅力的。他レナート・サルバトーリ、アニー・ジラルドなどみな見ごたえがある。 
8点(2004-03-07 23:49:10)(良:1票)
19.  終着駅
ファーストシーンですでに「何事かあったらしい」男女がテルミニ駅に来る。ここから最後まで駅でのシーンというかなり斬新な設定で、話もほぼリアルタイムで進む。列車に乗って別れてしまえば5分もしないで終わってしまうが、お互い別れがたいという話だけでこれだけの時間を見せてしまうのはある意味で評価したい。が、延々と引き伸ばすことに少々無理がありくどくもしつこい気がする。不倫の女性の揺れる女心をJ・ジョーンズは切なく見せる。M・クリフトは未練がましさを最後まで見せる。しかし二人がこれほどの恋心を抱くようになったいきさつがほとんど描かれてないので二人に感情移入できず、このしつこさに辟易した。これでは「執着駅」。同じような不倫で駅での別れなら「逢びき」のほうが良かった。ジョーンズの甥の役で、まだ少年のリチャード・ベイマーが見られます。
6点(2004-01-21 18:16:26)
20.  悲しみは星影と共に
私もかなり前に見たきりですが、悲しく哀愁を帯びたテーマ音楽と共に姉弟の悲しい話に涙ぼろぼろでした。若いJ・チャップリンの姉がけなげで切ない。
8点(2004-01-18 22:42:15)
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