1. カサンドラ・クロス
《ネタバレ》 列車を鉄橋から落下させるスペクタクルを見せたい、が前提の作品なんでしょうね。そこに至るまでかなり強引な展開が目につきます。事故とはいえ1,000人も死なせたら言い訳通用しないでしょ、とか。主人公たちなぜ感染しないの、とか。後味も悪いです。これがハリウッド映画と違うところか。 [DVD(字幕)] 5点(2024-10-26 22:31:29) |
2. 薔薇の名前
中性の薄汚い男ばかりな修道院の雰囲気が最高!しかし、謎解きが全然理解できません。タイトルの意味も分かりません。数年前からキリスト教に興味があり色々本を読んでいるのですが、全く知識不足です。いつか、「薔薇の名前観た。面白かった!」と心から言えるようになりたいです。 [DVD(字幕)] 5点(2024-02-13 22:16:12) |
3. ギャング・オブ・ニューヨーク
《ネタバレ》 親の敵に仕えてみたら情が移ってしまって殺せない?→普通にナイフ投げを仕掛けてる。返り討ちにあったけど、同胞を集めてリベンジだ→暴動に巻き込まれ、敵も味方もまとめて官憲に掃討される。と、悪い意味で予想外でした。映画の背景にある新興国アメリカの発展中の雰囲気はとても良かった。 [DVD(吹替)] 6点(2020-04-16 16:01:54) |
4. 天地創造
創世記のダイジェストというべき作品で、中盤までの有名なエピソードはあらかた拾っています。1エピソードごとのボリュームは薄いので、「十戒」ほど胸に迫るものはありませんが、それでも箱舟のデッカさには驚きますし、神に試されるアブラハムの態度には感動します。私のような一神教の信者でない人間でも楽しめると思います。 [DVD(吹替)] 9点(2020-03-20 00:13:58)(良:1票) |
5. ライフ・イズ・ビューティフル
最初から最後まで、ず~っとしようもないことを周囲の人間を無視してしゃべり続けるグイドがうざったくて、ストーリーが頭に入ってくれませんでした。闇の中で死体の山を目撃してからようやくまともな人間になった印象です。 [DVD(吹替)] 1点(2020-01-25 23:04:51) |
6. 穴(1960)
《ネタバレ》 ●やけにスムーズに進行する脱獄計画。楽勝かと思いきや、敵もさるものだったというオチ。ま、そりゃガスパールも裏切りますよね。悲劇ですけど、こういうのは好きです。鏡に映った看守軍団の演出がすごい。こちらも「うわっ!」と声が出ました。●街中のマンホールから顔を出しながら、一旦引き返した二人。これで嫌な予感がしました。 [DVD(字幕)] 8点(2019-03-11 19:43:42) |
7. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
《ネタバレ》 何が起こるか、どんな物語になるかとワクワクしたのはトトの子供時代まで。山場らしい山場もなくダラダラしてるけど、いつ終わるんだろうと気になって仕方ありませんでした。浸れなかったんです。特にアルフレードの葬儀でエンディングと思ったらまだ・・・蛇足感が一杯でした。どうも、劇場公開版から先に観るべきところ、順番を間違えたようです。そっちの方はいつか見ましょう。こちら単独の評価は、音楽の良さを加味しても5点です。主人公がせっかくナイスミドルに成長したのにストーカーまがいなのはいただけない。 [DVD(吹替)] 5点(2017-10-22 17:09:37) |
8. ラ・マンチャの男
原作は前編のみ読みました。各登場人物がイメージ通りで楽しかったです。 [DVD(吹替)] 6点(2017-03-11 21:27:25) |
9. 沈黙 ーサイレンスー(2016)
《ネタバレ》 ●題材からして明るいはずがない作品を覚悟して鑑賞しました。実際、雰囲気の暗くない場面は、わずかに序盤の本国(ポルトガル?)での会話と隠れキリシタンに初めて出会うシーンくらい。それ以外はず~っと異国で孤独に勝ち目のない戦いを強いられる司祭の苦難が続きます。観ているこちらまで主人公の苦しみ・葛藤がダイレクトに伝わるようで息苦しかったです。●クライマックスで聞こえた「神」の声。本物の神はあくまで沈黙していたのであって、絶望的状況で救われたい主人公の思いが幻を作ったのだと思いました。●ほぼ3時間の長編ですが、長さを感じませんでした。380年ほど前にきっとこんなやりとりがあったのだろうという大変なリアリティがあります。キリスト教や日本の歴史文化に興味のある人が観たら、心に響くのではないでしょうか。傑作です。 [映画館(字幕)] 10点(2017-01-28 19:06:10) |
10. デモンズ
プロットが散漫で盛り上がりに欠け、とっちらかった感が強く残念です。ゾンビとかバタリアンとか、ホラーの名作には印象的なシーンが必ずあるんですが、そういうものも見いだせず。 [DVD(字幕)] 4点(2016-07-11 23:57:51) |
11. アラン・ドロンのゾロ
荒野を舞台に暴れまわる神出鬼没の怪傑(全身黒づくめ)。何でしょうね。やけにカッコイイです。いろんな俳優が演じていると聞きますが、全部見たくなるほど魅力的なキャラクターですね。本作について言えば、ユーモアとのバランスが良いと思いました。何回転ぶんだというほどドジな軍曹とか。 [DVD(字幕)] 7点(2015-02-20 12:18:21) |
12. 荒野の用心棒
●バック・トゥ・ザ・フューチャー3の有名なシーンの元ネタをようやく見られました。頭狙ったら?というのは当然の疑問ですね。胴体しか撃たないというルールがあったのを初めて知りました。●画面が暗くて何をしているのか分からないシーンが多く残念でした。●用心棒のパクリ以前に心躍る場面がありませんでした。ですからこの点数で精一杯です。 [DVD(字幕)] 5点(2014-10-20 14:19:47) |
13. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
《ネタバレ》 とりあえず長い、そして南北戦争のシーンに西部劇のガンマンが混じっている違和感が強かったです(時代考証は間違いないのでしょうが)。正直前作ほどの楽しさは無かったですが、ラストの「ならず者」→「悪玉」→「善玉」→「お前は善玉なんかじゃねえ!」で思わず笑ってしまい、全部許せる気持ちになりました。映画を見ているとこういうこともあります。 [DVD(字幕)] 7点(2014-09-03 11:28:11) |
14. 夕陽のガンマン
《ネタバレ》 クリント・イーストウッドの西部劇初鑑賞です。この埃っぽさ・男臭さが大変魅力的で、癖になりそうです。黒服のリー・ヴァン・クリーフがまたカッコいい。モンコの露払い役かと思えば、実は悪漢との因縁ではもう一人の主人公的存在だったり。妹の仇を討ち、満足して手ぶらで去る男と、賞金首の死体をよいしょよいしょと荷車に乗せる男。対照的なラストが印象的です。 [DVD(字幕)] 9点(2014-03-25 20:25:46) |
15. ファニーゲーム U.S.A.
《ネタバレ》 キャスト以外ほぼオリジナルと同じ展開で中盤まで進むため、子供が死ぬのも、反撃→巻き戻しにもドキドキできませんでした。オリジナルもそんなに古い作品ではなく、作る意味あったのか?と思います。 [DVD(吹替)] 5点(2011-07-26 01:04:30) |
16. サスペリア(1977)
音楽がうるさすぎる。ストーリーはこれといった利点もないが、ウジムシ大量発生は怖い。 [DVD(吹替)] 6点(2010-07-17 16:43:36) |
17. ホテル・ルワンダ
《ネタバレ》 主人公の体を張った行動も、虐殺事件の収束に何ら影響を与えていないところにリアリティを感じる。家族を連れての国外脱出がやっとですからね・・・。 [DVD(吹替)] 8点(2010-01-09 22:14:09) |
18. シャドー(1982)
人が簡単に殺されすぎ!犯人は特別体力があるわけじゃないのに…とか考えるのは、アルジェント作品では野暮なんでしょうね。犯人は意外だし、大好きなサスペリア2の片鱗が見えたので、そこそこに満足。 [DVD(字幕)] 5点(2008-12-18 12:40:39) |
19. 歓びの毒牙
サスペリア2と似た展開ですが、あちらのような洗練された輝きはありません。90何分のわりに無駄なシーンも多いですし。 [DVD(字幕)] 3点(2008-07-23 16:01:15) |
20. パッション(2004)
数年前のレビューでは激しい暴力描写に拒否反応が出てしまったのですが、今回、「最後の誘惑」とセットで見直して認識を改めました。2時間延々と人間の虐待シーンが続く。しかもやられているのはただ一人だけ。これだけでも珍しい作品なのですが、虐待が強烈であればあるほど敬虔な気分になる(だって人間全部の罪を代わりに背負っているんですから)。ラストの復活シーンをもって、イエスの物語はきっちり締められたと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2006-07-04 01:18:30) |