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プロフィール
コメント数 73
性別 男性
ホームページ http://6018.teacup.com/337/bbs
年齢 53歳
自己紹介 心の機微が感じられる作品が好きです。
絵に携わる仕事をしていますが、映画を映像面から語ることが苦手です。
映画の社会的道徳は常に考えますが、基本的にエンターテイメントを冒涜するようなツッコミはしないのが観客のモラルだと思っています。
全体のバランスよりも、ただのワンシーンにノックアウトされたい。

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1.  ぼくは怖くない 《ネタバレ》 
始まって数分で思った、これはとっても好きな映画。私をぎゅーっと、幼い時代まで引き戻してくれる。自転車さえあれば、いくつものスリリングな冒険の舞台まで行くことができた。立ち入り禁止の場所にはすすんで入った。何かが起こるかもしれない、そんなドキドキがたまらなくて毎日、日が暮れるまで遊んだ。大人たちの秘密も、女の子の体も、青いミニカーも、僕をドキドキさせてくれるモノたち。同じ天秤の上に乗せられる、ただの無邪気な好奇心。恐いけど大好きな母さん、腕相撲を手加減してくれる優しい父さん、何があっても絶対に安全な場所だと思っていた、疑うことなんて知らなかった。美しくて無垢な子供の世界と、醜く現実的な大人の世界を対比させた、ピリリと辛い素敵な映画です。
10点(2005-02-09 14:42:45)
2.  ノー・マンズ・ランド(2001) 《ネタバレ》 
メインの登場人物であるボスニアとセルビアの兵士のやりとりは、普通の人間同士の会話であるが、手には銃が握られている。些細な喧嘩さえ、握られた銃により命のやりとりへと発展する。 戦場では、言葉は無意味なのか。押し寄せるマスコミは、目の前で起こっていることをファインダー越しにしか見れない。兵士たちと外野の温度差。撤去不可能な地雷は、戦争の無慈悲さを象徴する。淡々とした描写がフィルムの中の戦場に生温かさを与える、ほんの一場面を切り取ってみせた戦争のカリカチュア。
8点(2004-01-11 00:15:22)
3.  ソドムの市(1975)
監督のピエル・パオロ・パゾリーニはこの映画を撮り終えた後、亡くなっている。しかも映画の出演者の一人に殺されたという噂もある。 この映画を観ていると、私は映画の中に入って行ってファシストを全員撃ち殺したくなります。登場人物の誰かがそれをやってくれたらさぞ爽快ですが、それは起こらない。この映画に類似する出来事が現実の世界にあった、と考えるとどんな気持ちがするか。パゾリーニ監督が何を伝えたかったかはわからない、しかしこの映画が観る者に与える負のパワーは強烈だ。
6点(2004-01-10 14:28:06)
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