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プロフィール
コメント数 272
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 歳をとるごとに趣味と呼べるものがだんだん少なくなり、今では多忙ななか映画を鑑賞することがひとときの楽しみとなっています。
無数の作品の中から良作を探し出すツールとして、本サイトのお世話になっています。

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1.  ジョン・ウィック:チャプター2 《ネタバレ》 
前作のストーリーはほぼ忘れた状態で鑑賞。 伝説の殺し屋だった男が、どれほどの凄腕だったか、そして止むに止まれぬ事情に追い込まれ、再び銃を手にするに至った経過を最小限のシーンとセリフで構成している序盤は好印象。 激しいアクションもスタント起用は最小限に、キアヌ本人が固い身体を駆使して頑張っているシーンも多く一定の評価に値する。 しかし、本作の見どころであるガンアクションは、スピード感抜群で見応えがある一方で、昔観たジャッキー・チェンのカンフーのように、ある種の「組み手」を観ているような感覚だった(だからガン・フーと呼ばれているのか?)。そして、なぜ相手の弾がジョンの頭に当たらないのか(狙わないのか)は気にしてはいけないのだろう。 結論としては、本作のストーリーもすぐに忘れると思われる。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-03-16 09:39:04)
2.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 
私自身ルワンダの内戦についてほとんど知らず、当時「怖いね」とすら言っていない平和ボケの人間だ。本作は民族の内紛から始まる大虐殺から逃れようとする人々、そして助けようとする人々を描いているが、残虐な殺戮シーンは控えめにしつつ、その悲劇性や緊迫感は十分に伝わってくる佳作。主人公が四つ星ホテルの支配人であったがゆえに、絶望的な内戦の渦中にあって家族を守ることができ、多くのツチ族を救い、脱出するまで経過が「劇」になりえたといえる。事実が元とはいえ、その題材性は秀逸。それにしても。作品内にあったようにその民族の「違い」は元からあるものではなく、「よその国」の人間が作った違いとするならば、怒りを通りこえ悲しすぎる。違いは恐れを生む。「恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛につながる」とのヨーダの名言を思い出す。それが人間の本性なのだろうか。この作品が世界に知らしめた事実はあまりに重い。話はそれるが、我が国では8割の国民が死刑制度存続を支持している。「目には目を、歯には歯を」が普遍の正義であれば、この悲劇に終わりはあるのだろうかと、暗い気分になった。鑑賞後、自分と生まれた場所が少し違っただけの100万人の人々が、昨日までの隣人から殺されてしまった事実を考えると、面白かったなどとは毛筋ほども思えなかったし、そのこと知った人間の使命について考えさせられた。
[DVD(字幕)] 9点(2010-08-05 17:03:48)
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