1. 海を飛ぶ夢
ずっと観たかった映画。切ない、これに尽きる。主人公本人だけでなく、家族である兄・兄嫁・甥の心情も台詞の説明でなく伝わってくる。各々が皆結局主人公を愛しているのがひしひしと伝わる。重いが鑑賞してよかった。鑑賞後はやはり疲れるので“観る前に覚悟のいる”映画のひとつ。 [DVD(字幕)] 8点(2007-02-18 18:38:11) |
2. サスペリアPART2
《ネタバレ》 これはホラーではないでしょう?ハラハラするサスペンスとして観るとよくできていると思いました。でも冒頭のあの“錯覚”シーンはやっぱり気付くよねぇ?衝撃度は初見が勝負ですな。2度目に観るとあのシーンかなり怖いですけど。今回の音楽はかなりうるさく、ちょっと興ざめ。 [DVD(字幕)] 7点(2005-08-07 21:20:45) |
3. サスペリア(1977)
《ネタバレ》 怖いというよりも、“気持ち悪い”感じですか。あの色彩に関しては、非常に印象に残り面白いと思う。ただラストの“〇女”はちょっと唐突・アッサリしすぎ。私的には決して傑作とはいえない作品ですな。 [DVD(字幕)] 5点(2005-08-07 21:06:42) |
4. スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
レンタルにて。画の色調もあり、まるで“漫画”ですな。“アニメ”ではなく懐かしい“漫画”。J.ロウは今まで暗い役どころばかり見てきたので今作のトボけたキビキビした役は新鮮でした。サラウンド効果も高く、内容はともかくDVD購入検討中。 [DVD(字幕)] 6点(2005-07-24 21:10:48) |
5. ぼくは怖くない
DVDで鑑賞。映像・音楽は美しい。子供たちもかわいい。ストーリーには度肝を抜かれました。静かに物語は進行しますが、何か画面から力強さを感じさせます。主人公の少年の行動は一貫して正道で、好感が持てて、イラつくことはなかった。ラストは決してハッピーエンドとはいえませんが、映像の美しさもあり、爽やかささえ感じさせる。観て良かったー、と感じられた作品でした。 9点(2004-10-24 22:19:20) |
6. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
《ネタバレ》 母に捨てられ、父を目前で海に奪われ、自分の“居場所”を失ったまま大人になった“孤高の男”ジャックと大家族を持ち、家族の愛情を説く“俗人”エンゾのベタベタするだけではない友情が良い。その唯一心の許せた友人の最期(涙)を見届け、自分は“陸”では生きることのできないことを悟ったジャックは海へ・・・。『私(家族)はここ(陸)にいるのよ!』と必死に止めようとするジョアンナに海への引き金(?)を託すジャック。これは愛。『行って私の愛を見て来い』と引き金を引くジョアンナ。これも愛だ。この2つの愛の形で締めたエンディングが心に染みる。音楽も最高。唯一、長すぎるのが-1点。ああ、このころのベッソンは一体どこへ? 9点(2004-07-18 13:11:46)(良:1票) |
7. ニキータ
《ネタバレ》 DVDで鑑賞。これは面白いです。テンポがいい。役者もいい。ラストの落ちはこの頃(私が好きだった頃)のベッソンお得意の、“本当に愛しているからこそ去る、行かせる、手放す”という、究極の愛のかたちを描いて、単なるグッドエンド、バッドエンドにすることなく、観客の受け取りかたに委ねたことによって、印象に残るものになった。ただ、惜しむらくは主人公の顔!ババくさく見えるのであまり何度も観る気がしない。 9点(2004-07-08 22:11:30)(笑:1票) |