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1.  シシリアン・ゴースト・ストーリー
実話を基にした重たい作品なのに、そこまで凄惨な印象を持たせないファンタジーな作りに感心。恋人が突如として消えた所からはサスペンスに転ずるが、そこからはひたすら恋人を探し続けるだけの物語な為、少々冗長気味だった。とは言え、映像や音楽に対するセンスはなかなか良いなと思った。
[DVD(字幕)] 6点(2020-02-13 19:45:43)
2.  暗殺の森
映像と演出はとても格調高く、かなり芸術的と言えるが、そこまで物語には入り込めなかったかなぁ。  幼少期のトラウマからファシズムに傾倒して行く主人公だが、結局ファシストにはなり切れずにただ流れに身を任せて傍観しているだけというキャラクターなのであまり感情移入も難しい。  とても印象的だったのは、女同士によるダンスのシーンとか、最後の暗殺の森(よく考えたら全然暗殺じゃなくね?)のシーンとか、より主人公の孤独感を強調するシーンに思えたしなんか凄かった。
[DVD(字幕)] 7点(2020-02-13 19:32:25)
3.  幸福なラザロ
知ったかぶってやれ宗教的だの階級社会の恐るべき実態だの労働力の搾取だのファンタジーだの叫ぶことは容易いが、結局のところなんだかよくわからない映画だったというのが率直な感想である。音楽が逃げるから閉じ込めるとか。音楽が追いかけて来るとか。この辺は何を意味していたのか、そしてラストがあんまりだ!
[映画館(字幕)] 6点(2020-01-12 19:11:25)
4.  道(1954) 《ネタバレ》 
最近観た「日日是好日」という映画で、主人公が幼い頃にこの映画を見て良さが理解できなかったが、大人になって見返すと感動した。と言っている場面があって、自分も高校生くらいの頃に観たがやはりつまらないと感じていたので、改めて見てみようかという事で鑑賞する事にした(前置きが長い…)  旅芸人ザンパノに買われた、ちょっと頭の弱い女性ジェルソミーナ。この二人が辿る道、道、道。  ひたすらその旅する光景を眺めながら、ザンパノという男の粗暴さ、不器用さに戸惑いつつも、ジェルソミーナの置かれた境遇に同情しつつ、二人の関係性がどう変わって行くのかをじっと眺めていく。  最初はジェルソミーナの視点で観ていたが、途中からザンパノ視点にならざるを得ない展開が凄く巧いと感じる。そして、悲しさに打ちひしがれながらも、突き放したように去っていくカメラがなんとも的確で素晴らしいと思った。  旅芸人の話だからと言って決してお気楽な明るいものではなく、生きる事の大変さ、儚さを感じられるような内容だったので、その辺はやはり大人になってからでないと感じられない部分なのかなと思う。
[インターネット(字幕)] 9点(2018-10-09 18:42:11)
5.  フェリーニのアマルコルド
映画通なら高得点点けるべきなんでしょうが、特に思い入れもなく、遠い国の出来事なので文化も違うし、時代背景なんかも詳しくないのでそんなに入り込めず。 一番の原因はストーリーらしいストーリーがない事。前後の繋がりのない脈略の無い話が延々と続く為、正直言って退屈。 やたらカメラ目線で話したがるオッサン達は誰に対して語りかけているのか、何を訴えたいのか。そこがよくわからず疑問だった。 1年を通して描かれるという事で、その季節感だったりノスタルジックな雰囲気は悪くない。
[DVD(字幕)] 4点(2018-07-31 21:13:33)
6.  ファニーゲーム U.S.A.
オリジナル版は未見。 冒頭、家族が別荘に向かう車中で、クラシック音楽を聞いているが、着いてタイトルが出た瞬間、狂ったような爆音でパンクがかかる。もう、この瞬間に普通の映画ではないなと思っていたら、まさにその通りだった。  ひたすら胸糞悪い展開なのもそうだが、どうやっても我々観客がこの映画に勝つ事は出来ないからだ。 何故ならこの映画に出てくる殺人鬼は、絶対に負ける事がないからだ。なんせリモコンを握っているのだから(謎)。 そして、監督はハネケである。スカッとする展開なんてまず期待できない。 観客を不快にするという意味では、ここまで全力な映画はなかなか無いと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2018-03-24 19:48:07)
7.  隠された記憶 《ネタバレ》 
自分の家を監視されている映像が突然送られてくる。 というプロット自体がもう怖くて、自分だったらどう対処するだろうと思いながら、かなり引き込まれた。  ただ、どうやらこの監督はサスペンスをやりたい訳じゃないようだ。謎を呼ぶ展開で観客を引きつけといて、予想だにしない方向へとミスリードしつつ、非日常における人間の内面を抉るような、実験的な映画だった。  この手の映画にありがちな、はっきりとした真相は見せず観客の解釈に委ねているのでモヤモヤが残る。スッキリしたい人には向かない。 突然流れるエンドロールと、謎の定点カメラ。 いかにもなんかありそうと思って他のレビュアーさんのコメント読んだらやっぱりか。なんかデ・パルマっぽい演出だったなぁ。
[DVD(字幕)] 7点(2018-03-24 17:01:01)
8.  ジョン・ウィック:チャプター2
ジョン・ウィック無敵過ぎ!  冒頭、前作にて手下を含めコテンパンにやられたマフィアのボスが出て来てジョン・ウィックの凄さを延々と語るが、彼を殺す方法などもはや無い。  と思いきや、カーチェイスで車から放り出されてフラフラ隙だらけになったり、結構ヤバい場面もチラホラ。そういう時に限って敵は何故かもたもたしているので、なんだか都合の良さが目立ってしまう。  銃を撃ちまくると強いが、格闘シーンになると急にスローな動きで地味だった点もマイナス。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-02-14 18:18:33)
9.  アルファヴィル
映像自体はスタイリッシュだが、SF的面白さを期待しちゃうと全く面白くないという。 ノワール映画の主人公みたいなロングコートを着た男が、宇宙からやってきた異星人だと言われてもねぇ。 アンナ・カリーナは綺麗でしたが、それぐらいしか見所がなく・・・。
[DVD(字幕)] 4点(2017-09-14 13:33:15)
10.  沈黙 ーサイレンスー(2016)
時代考証などがしっかりなされており(たぶん)、洋画にありがちなヘンテコな日本が出て来ないので安心できる。俳優達の演技も凄いし見応え充分。ただ、テーマがあまりにも重厚かつ宗教がテーマなため、信者でない私にはそこまで入り込めなかった。人気若手俳優だろうと関係なく容赦なく殺されるのが素晴らしいと思った。
[映画館(字幕)] 7点(2017-03-28 00:17:23)
11.  ある天文学者の恋文
まさに、タイトル通り。届くんすよ、天文学者から恋文が・・・。 ただそれだけの映画です。と言ったら乱暴かもしれないが、特に心揺さぶられる訳でもないし、天文学的好奇心を満たしてくれる訳でもない。もうちょっとなんとかならなかったのかなぁと。 トルナトーレもこういう映画を撮り始めたらいよいよ枯れたな、と思われても仕方ないだろう。 サン・ジュリオ島のロケーションやモリコーネの音楽は美しかった。
[映画館(字幕)] 6点(2016-11-28 21:58:25)
12.  ニュー・シネマ・パラダイス
この映画の永遠のテーマ、激論「オリジナル版」VS「劇場公開版」の話は今回置いといて、この映画は昔ながらの劇場に慣れ親しんだ人なら誰しも、その琴線に触れる作品ではないだろうか。 懐古厨乙!とか言われそうだが、私も地元の映画館で閉館する日にこの映画が記念上映されたので観に行き、深く感動したのを覚えている。今の綺麗なシネコンしか知らない人が見たら驚くだろうが、真昼間から煙草をふかしながら見てる人が居たり(禁煙だけど)、場所によっては前の人の頭で完全に視界が遮られたりとか当たり前で、座席取りも命がけだった。まあ、余談はこれ位にして、「劇場公開版」は本来あるシーンがカットされた言わば不完全版なので、監督も「オリジナル版」を観てほしいと言ってる位だから、やはり「オリジナル版」の方を見るべきだろう。※以下入力が面倒なので「オ」「劇」と省略させていただきます。  「劇」を観てから「オ」を観ると、ある意味裏切られたような、そんな事知りたくなかった。純粋に感動できない。という声が多い事も知っている。私自身もそうだった。しかし、歳を重ねるごとに「オ」の方がより人間ドラマとして深みのある物語だという事がわかってくる。むしろ「オ」こそが全てであり「劇」はいわばダイジェストに過ぎない。そうとさえ思っていた。 だが、そんな時ふと思い返したように「劇」を観ると・・・。 ああ、これはファンタジーなんだなと思い出せてくれる。純粋に映画の素晴らしさ、映画館の楽しさを思い起こさせてくれる。人間ドラマの部分が省略されたからこそ、この映画館という主役に対して一層の憧れと感動を純粋に味わせてくれる。そんな気がした。 あー結局、激論「オ」VS「劇」やっちゃってるじゃんというツッコミはなしの方向で・・・。どっちもそれぞれ良さがあると思うので両方お勧めです!
[映画館(字幕)] 9点(2016-11-10 22:06:59)
13.  鑑定士と顔のない依頼人 《ネタバレ》 
今流行りの?dtvターミナルというのを利用してテレビで鑑賞。  偉大な監督の映画って、晩年になると枯れちゃってつまらなかったり説教臭かったりするもんだと思ってましたが、これは良い意味で裏切られた。しかも、いつも泣かせてくれるような感動作しか撮らないイメージのトルナトーレ監督である。てっきり老人版「マレーナ」みたいな、そんな作品になると思っていましたよ。しかし、物語が進むにつれて何このミステリー的展開!絵画を題材にするとやっぱりそっちの方向に行きたくなっちゃうのかしら?しかし、先が読めない展開にハラハラドキドキ。重厚な映像と音楽が相まって凄く引き込まれた。人それぞれ色んな考え方のできる映画だと思った。私は、彼の最後の台詞を聞いて、きっと後悔はしていないんだなと感じ取る事ができたので、これはこれで良かったんだと思えた。
[地上波(字幕)] 8点(2016-01-21 16:58:10)
14.  サンゲリア
ゾンビの造形のリアルさ・・・10点 ゾンビの脚の速さ・・・1点 スプラッター度・・・10点 ストーリーの面白さ・・・2点 絶望度・・・7点  色んな観点から評価してみました。 ゾンビ映画の古典だけあって、ゾンビはとにかく遅いです。 ゆっくり土の中から現れるシーンが凄い印象に残っている。目にミミズがうじゃうじゃしてたり、その造形のこだわりは目を見張るものがあります。血の量も半端ではなく、ゾンビが黙々と人間の死体を食うシーンのえも言われぬ不気味さ。 ゾンビの脚が遅すぎて余裕で逃げられるから、そんなに絶望的ではありません。でも、何故か逃げず固まる主人公達…それじゃあダメじゃん。 あと、サメvsゾンビばかりが語り継がれてますが期待しすぎると肩透かしを食います。だって、全然サメが獰猛そうじゃないんだもん…。無理矢理ゾンビ(に扮した人間)がサメを追いかける感じ?サメもいい迷惑ですよ。でも、監督としては良い画が撮れたと思ったのでしょう。やたらサメのシーンが長いです。
[DVD(字幕)] 6点(2014-11-11 16:48:30)
15.  デモンズ
【ライダーマン2号】さんに同意。これゾンビじゃないですよねぇ。噛まれたら感染する等の共通点はありますが。デモンズはあくまでデモンズだと思います。でもまあ似たようなものですけどね(笑)  これ、おそらくは劇場を借りきって撮影が行われたのでしょうが、舞台がほぼ劇場内なので飽きてきます。冒頭こそ、美少女が電車で遭遇する不穏な空気感が『サスペリア』っぽくて良かったのですが、劇場に行ってからはデモンズとの追いかけっこ一辺倒なのでかなり薄い内容です。毒ガスや細菌でゾンビになるってのはよくあるが、映画を観ただけでなるってのはなかなかあるまい。なんともはや大雑把な映画です。 エンドロールが流れても安心してはいけない。『キャリー』級の恐怖が!
[DVD(字幕)] 4点(2014-11-06 13:47:13)
16.  一票のラブレター
まず、哀愁漂う音楽が良い。 選挙管理委員の女性と兵士という組み合わせの絶妙さ。 相反する者同士がやがて理解し絆を深めて行くという普遍的なドラマ姓。 そこに生まれるカタルシスは万国共通。文化の違いなど軽く飛び越えます。 ラストは呆気ないのに、切ない。「年に3,4回選挙をやったらいいのに」という兵士の遠回しな愛情表現がとても愛おしいです。
[映画館(字幕)] 8点(2014-11-03 17:18:36)
17.  愛の神、エロス
裸体が出て来ないのに1番エロスを感じたウォン・カーウァイのやつが素晴らしかった。原題は『THE HAND』。若き仕立屋(チャン・チェン)がある女性(コン・リー)の元へ行くと、いきなりズボンを脱げと命じられ、まず手を見せろと言う。この場面のコン・リーのサディスティックなエロさは半端じゃない。言われるがまま従うチャン・チェン。「女を知らない手ね」「そんな手じゃ良い服を作れない」と言う。そんな馬鹿な?だが、男はすでに女の虜。抗う術もなく女の手の動きに身を任せ悶えていく…。冒頭からなんというエロさ全開!もうやられてしまいました。男が女の体のサイズを計る時も手の動きがクローズアップされ、そこはかとないエロスを感じさせてくれました。というわけで安定の王家衛を堪能出来てもう満足でした。  他の2本については軽く述べるに留めます。 ソダーバーグのやつ・・・殆ど密室で繰り広げられるおっさん2人の押し問答。全くエロスを感じられず、何が言いたいのかさっぱり不明。コメディーなのか? アントニオーニのやつ・・・前2作とは打って変わって裸体がバンバン出てくる。視覚的なエロスは感じるがキャラクターに全く魅力を感じられず、入っていけなかった。他が室内劇だったのに比べ、外へ向かって行く物語だったのは変化があって良かった。  個別に点数を付けるとしたら順番に8点、2点、3点という感じ。
[DVD(字幕)] 7点(2014-10-24 02:01:08)
18.  オルカ
多くの方が仰っていますが改めて言おう、これは「ジョーズ」のパクリなんかじゃないと。  「ジョーズ」は鮫から人への一方的な殺戮。そこに理由なんてなかった。鮫はいたってシンプルだ。感情が無く、ただ無差別に襲ってくる。問答無用の殺戮マシーンだ。全く話の通じる相手ではない。だからこそ不気味であった。  しかしこの「オルカ」ではどうか、もともと彼らに人を襲う理由など無かった。しかし、人間の欲望による愚かさが(シャレじゃないよ)彼らを復讐の鬼へと変貌させてしまったのである。一方の人間側も引き下がる訳ではなく無謀にも彼らに挑むのである。そう、この映画における人とシャチは互いに戦う理由があるのである。不毛とも言えるその戦いはもはや意地と意地のぶつかり合いだ。壮絶な戦いの先に待ち受けるものは一体何か。それはもはや誰にもわからないだろう・・・
[DVD(吹替)] 7点(2014-07-13 20:23:55)(良:1票)
19.  少年と自転車
色んな辛い目にあいながらも少しずつ成長していく少年を見て、思わず頑張れ!と応援したくなった。この手の映画にありがちな無理に泣かせようとする演出もなく、ひたすら物語が坦々と展開されていくので凄く引き込まれた。それにしても、あの父親には一発ビンタでも食らわしてやらないと腹の虫が収まりませんわ。
[DVD(字幕)] 8点(2013-11-06 19:55:47)
20.  オリバー・ツイスト(2005)
他の方も書かれていましたが、登場人物の心理描写が甘いなぁと思いました。何より主人公のオリバーは運命に翻弄されるばかりで、一体何をしたいのかわからない。実に主体性のないキャラなので、感情移入しずらい。また、オリバーを助ける為に仲間を裏切るナンシーも疑問である。どうして急にオリバーを助けようという考えに至ったのか、その過程が描けてないんですよね。セットなどに金かける前にもっと脚本に力を入れて欲しかったです。
[映画館(字幕)] 3点(2006-02-18 22:44:29)
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