1. 好奇心
思春期の少年の心の機微の描き方がよく作られてるなぁと。外泊して帰ってきた息子に「お前も男になったな。」みたいな笑顔を向ける親父、でけぇ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-29 06:30:20) |
2. ルシアンの青春
やり切れない。誰もルシアンを責めれないとおもう。フランソワの父が言った「君を憎みきれない」がよく表してると感じた。 楽しそうにはしゃいでいても、もの悲しく映ってしまうのがとても切ない。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-27 20:53:59) |
3. 映画に愛をこめて/アメリカの夜
ジャクリーン・ビセットがすごく美しい。トリュフォーの映画への愛、確かに感じます。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-16 07:37:40) |
4. フェリーニのローマ
皮肉っぽい表現はおもしろかった [DVD(字幕)] 4点(2006-08-26 05:43:48) |
5. 欲望(1966)
これくらいで [DVD(字幕)] 4点(2006-07-25 21:55:14) |
6. 無防備都市
戦争の生々しさが伝わってくるなんて言うと、本当に陳腐でありきたりな台詞なんだけど、戦争を経験したロッセリーニが戦時下で資金を集め、フィルムの切れ端を集めて撮ってこの映画は本当にドイツ占領下でのイタリアの様子が本当によく伝わる。派手な戦闘シーンなんかはないけれど、生きていなければならない人が死んでいく様子には本当に胸を打たれる。イタリア・ネオレアリズモの悲しい幕開けを目の当たりにすることになる。 [DVD(字幕)] 8点(2006-04-16 00:22:47) |
7. 甘い生活
《ネタバレ》 三時間弱はある映画なのに、これほど短く感じるとは思わなかった。あの少女が出てきた時、ラストでこの娘が救ってくれるに違いないと思ったんですけど、また退廃的な甘い生活に戻っていくわけですね。それにしてもフェリーニの映像とニーノ・ロータの音楽が組み合わさったときの麻薬性はすごい。まだまだケツの青い僕がこの映画の魅力を100%理解しているわけはないですが、ほんとに完全に時間を忘れて楽しめました。今なら81/2を前より楽しめる気がする。 [DVD(字幕)] 7点(2006-02-01 06:16:24) |
8. 息子の部屋
うーん、わかるんだけど、うーん。なんて言えばいいのかな。 [DVD(字幕)] 5点(2006-01-31 20:11:17) |
9. 軽蔑(1963)
男は女が怒るポイントが全然わからないんだよなぁ。カミーユの愛を取り戻すために書かないと決めても、そうやって意見を変えるのがまた気に入らないって悪循環。誰でも経験するようなものすごくリアルな状況。カツラの使い方がすごく好きです。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-12 19:17:37) |
10. サテリコン
人間本来の生々しさが強烈だが、それをあんなにも美しく描くフェリーニに脱帽。ラストが印象的でした。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-11 18:16:19) |
11. 太陽がいっぱい
マルジュが船を降りてからの2人の会話がスリリングでよかったです。 スクリューにひっかかってるのはちょっとムリがあるけど、それでもいいシーンです。ラストのトムの台詞、表情、風景そしてそれが今まさに崩壊しようとしているのを観客は知っています。だからこそあのシーンはあんなにもすばらしいのでしょう。アラン・ドロンはかっちょえぇなぁ [DVD(字幕)] 7点(2005-12-11 04:23:53) |
12. 気狂いピエロ
退屈がつまらなくないゴダールのよさがすごく出てる気がする。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-09 21:57:42) |
13. 8 1/2
初めて見たフェリーニ作品です。決してつまらなくはなかったけど、自分の中に伝わってくるものがまったく言葉では表現できなくて、もどかしいです。映像の魔術師と呼ばれる所以はわかりました。正直言ってはっきり理解できませんでした。けど作品として素晴らしいのは理解できます。後で見返したいし、他の作品も見てみたいです。まだ点数つけられないので、5点にします。映像表現はもちろん10点です。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-12-02 21:58:39) |
14. パッション(2004)
面白いか面白くないかでいったら判断できない映画なのかなぁって思います。だからって低い点数つけられるかと言ったら、僕にはできません。映画はやっぱりエンターテイメイトだからより多くの人が楽しめるものをつくるべきなのでしょう。でも、はっきり言ってこの映画は万人にうけるものではないと思います。(実際、僕の友達はこんな映画なら観なきゃよかったと言っていました。)この映画における暴力の描写はあまりにも残酷です。目を覆いたくなるようなシーンも多いです。それでも、全編を通じて見る者に何かを強烈に訴えかけてきます。それが何なのか正直わかりません。自分達と違う少数を迫害する人間の残酷さか、金のために人を売る人間の醜さ、そんな簡単なことではないと思います。無宗教者の僕にはわからない主題なのかもしれません。それでも、ものすごく沈んだ気持ちにさせられながら、いろんなことを考えずにはいられない。できることなら、暴力の嫌悪感だけに目を向けずにこの映画を観てほしいと思います。 [映画館(字幕)] 8点(2005-11-17 21:48:54) |