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1.  靴みがき
思いやりのすれ違いが切ない。自転車泥棒ばかりがクローズアップされがちなデ・シーカだけど、本作もなかなかいいものです。
[DVD(字幕)] 6点(2016-12-12 23:39:47)
2.  パリの灯は遠く 《ネタバレ》 
列車に乗ったアラン・ドロンの表情が光る。狂気だ。自由を捨ててでも謎の真相を知りたい。知ろうとするあまり身を滅ぼす。いや、滅ぼしてもいいのかもしれないね。収容所にいるかもしれないし。確認できればそれで満足なのかもしれない。
[DVD(字幕)] 7点(2016-12-11 02:19:01)
3.  続・世界残酷物語 《ネタバレ》 
このテの映画はどれだけ下衆心をくすぐられるかで評価するべきなんだろうな、と思っています。この映画はモンド映画としてちっとも面白くない。前作と比べるとひどいもんです。そもそも前作の製作を担当していた男がボツフィルムを編集したのだから、つまらないのも当然。編集と音楽がとても魅力的だった前作とは打って変わって、どちらも平均以下です。才能がない人間がモンド映画を編集するとこんなことになってしまうのかと、ヤコペッティの編集の才能を再確認しました。確かに驚くような映像はあります。虐待された子供たちの痛々しい姿には心が傷んだ。でも、問題は見せ方です。卓越した編集と音楽で観客の下衆心をゆさぶった前作とは異なり、モンタージュ理論を十分に活用しない適当な編集と、魅力のない音楽。ただ驚き、映像そのものに感情が動かされるだけです。映画的魅力はない!いやしくもヒット作に便乗した結果がこれです。モンド映画なんてどれもグロいだけで同じだろ?と思っている人は、前作と本作を比較してみてくださいよ。差は歴然!
[DVD(字幕)] 1点(2016-07-16 21:33:58)
4.  世界残酷物語
この映画がやらせだらけなのは見てりゃ分かる。貧乏な一族が500頭もの豚を5年間飼育し続けることは不可能だし、むしろめっちゃ裕福じゃねえか!有名なウミガメのシーンだって、どうして死体や瀕死の個体がひっくり返ってるのかがわからない。ゲテモノレストランの材料が缶詰ばっかりなら、それを売ればいいじゃないか!そんなことに突っ込みを入れながら観るより、ヤコペッティの想像力を楽しむ方がいい。彼はこんな映像が人々の興味を引くのではないかと考えて撮影し、実際に世界中でヒットしたという事実が一番面白い。
[DVD(字幕)] 5点(2016-07-05 02:04:01)
5.  ヤコペッティの残酷大陸 《ネタバレ》 
黒人を家畜同然に扱う白人たち。トンデモ科学の優生学をふりかざして黒人は人間ではないことを説明してくれる学者に対して「あなたはユダヤ人では?」と問いかけると、鳩が豆鉄砲を食ったような表情で「そうだけど?」と答える。このブラックジョークが強烈すぎる。結局、人間は属性に関係なく残酷で、被害者にも加害者にもなりうるのだ。生き残るために白人の思想に同化する黒人もいれば、我を忘れてセックスに明け暮れる種馬もいる。ユダヤ人もヒトラーも同じ白人で、人間だった。
[DVD(字幕)] 7点(2016-07-03 16:11:44)
6.  アデュー・フィリピーヌ
あふれる生命力に気圧されるも、いまいち乗りきれないまま終了。クライマックスの「青春の終わり」感はとても好き。
[映画館(字幕)] 5点(2016-05-31 00:35:56)
7.  さすらい(1957)
ガソリンスタンドの女がやたらと魅力的だったことくらいしか覚えていない。主人公の抱える喪失感が死に至る程のものだとは思えなかった。
[DVD(字幕)] 5点(2016-03-14 02:50:15)
8.  こうのとり、たちずさんで
圧巻のラストシーンがすべて。
[DVD(字幕)] 8点(2016-02-15 15:56:50)
9.  木靴の樹
いくらなんでも長い。リアリズムを象徴する屠殺シーンの迫力はあったものの、ストーリーの展開に起伏がほとんどないため見ているのがしんどくなる。
[DVD(字幕)] 5点(2016-02-11 03:03:27)(良:1票)
10.  サンドラの週末
サンドラはうつ病を克服し、復職のめどが立ったと思い込んでいるからこそ理不尽な解雇に反対してくれる支持者を集めるわけだけど、安定剤は手放せないしすぐ泣くし情緒不安定だし、明らかにうつ病は治ってない。このお話はサンドラがうつ病を完全に克服するまでを描いた闘病映画です。同僚の家を一軒一軒訪ね歩き、いろんなことを言われるわけですよね。嫁が失業して金がいるとか、新しい彼氏と生活するために金がいるとか。同僚たちの大半は経済的に苦しい状況に置かれている。中にはサンドラを批判したり、精神病で休職していた女性に対して言うには度が行き過ぎた冷静な意見を述べる人もいて、サンドラの感情は常に激しく揺れ動いている。でも、サンドラは感情を表情で表現しない。もしくは表情を押しつぶすために必死で、顔で戦争が起きているような状態。安定剤を1箱飲むときも無表情という徹底した鉄仮面ぶり。この差がスリリングで非常に面白かった。何度も支持者集めを諦めようとするんだけど、夫に励まされたりちょうどいいタイミングで支持を表明する人が現れたりして、サンドラは支持者集めを続ける。ここでの感情の動きは、精神が弱っている人とどう向き合うべきか、当事者はどうするべきかを観客に問いかけているんじゃないかと。社長や上司に批判を声を上げるわけではなく、弱者に寄り添った視線(手垢ベッタベタの表現だけど、これが一番適した表現だと思う)で静かに物語を描き出す監督には恐れ入りました。
[映画館(字幕)] 7点(2015-06-05 19:50:08)
11.  無防備都市
関東大震災の直後に溝口健二が荒廃した街を舞台に映画を早撮りしたという話を思い出しました。舞台セットでは絶対に表現できないリアル、浮かび上がる、空気を舞うホコリ。確かに映画史に残る傑作であることに間違いはありません。ただ、ストーリーに面白さをさほど感じられなかったので、この点数をつけました。
[DVD(字幕)] 6点(2014-12-06 22:51:08)
12.  気狂いピエロ
途中までは面白かったんだけど、小人が出てきてからはさっぱり。私が感じた面白さというのも、「なんじゃこりゃ」「どうなってんだ」の釣瓶撃ちで感覚が麻痺して笑ってたとも言えるし……。押井守は「映画監督になろうという人以外は観なくていい」と言っていたらしいですが、本当にそんな感じで、ゴダールの美意識はビンビンに伝わってくるものの、娯楽として面白いものを作ろうとはしていないという印象です。「ラストショットが『山椒大夫』からの引用だ!」というのもあまりにもどうでもいい情報で、あっそう……と。私の5点は、私の感動をそのまま他人の頭のなかに移し替えれば10点になるのかもしれないです。理解できないものが美しいというのなら。
[DVD(字幕)] 5点(2014-11-14 13:56:38)
13.  ある過去の行方
音楽・BGMの使い方はちょっとベタ。物語や演出は文句ありません。
[映画館(字幕)] 7点(2014-09-23 09:07:13)
14.  ヒトラー 最期の12日間 《ネタバレ》 
時に激しく、時に抑えた演出が素晴らしかった。実際、敗戦国の敗戦間際はこのようなやりとりが行われるのでしょう。戦争という悲劇がいかに映画向きかを再確認しました。全ての戦争映画は必然的に反戦を訴えますが、戦場で戦う兵士の物語ではなく、指揮官たちの物語でここまでの悲惨さを表現するとは恐れ入りました。国一番の母親が我が子を毒殺するような事はあってはならない。絶対にあってはならないことです。
[DVD(字幕)] 6点(2013-09-24 21:49:11)
15.  荒野の用心棒
こちらはこちらで面白いです。イーストウッドの出世作というだけでも価値がありますしね。
[DVD(字幕)] 7点(2013-08-21 11:20:26)
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