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1.  13/ザメッティ 《ネタバレ》 
よくまあこれだけ目つきの悪い人を揃えたものだ。白黒の画面にそういう人がいっぱいいるだけで、実に凶々しい。でメインのえげつないゲームになる。話の段取りとして主人公が死なないことは分かっていても、けっこうドキドキする。このドキドキには、賭け手側と共犯しているような疚しさも含まれている気がした。だからといって「命を大切にしよう」なんてメッセージがあるわけではなく、これはたぶん綺譚の味に一番近い。19世紀のポーあたりがよく書いていた異常な体験談もの。「こんな話があってね」という語りべに耳をそばだてる感じで見ていればいい映画だろう。最後のゲームで4発も弾を入れると、66.66…%×66.66…%で44.44…%の高率で相撃ちになってしまい勝負がつかないのではないかと、主催者に成り代わって心配した。あそこは1発ずつで勝負がつくまで繰り返させるのが正しいだろう。だと相撃ちの確率は2.77…%に抑えられる。
[DVD(字幕)] 6点(2008-03-03 12:25:32)
2.  アシク・ケリブ
悪口で言うのではなく紙芝居のような映画。絵本のような映画。次にどんな絵が出てくるかワクワクしながら見るおとぎ話だ。石になる果物。グルグルまわる虎の首。芸術は様式性が強くなると、洗練され繊細な感覚になって原初の生命力から遠ざかってしまうことが多いのだが(モダンジャズがアフリカの民俗音楽から遠ざかってしまったように)、この監督は、断固アカヌケてやらないぞ、と決意してるみたいで、土ぼこりの匂いを残しつつコッテリした中央アジアの様式性を展開する。奇跡のよう。ときに使われる広々としたロングショットは、堂々と天に突き抜け、輝いてまぶしい。
[映画館(字幕)] 8点(2007-11-13 12:13:21)(良:1票)
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