1. キラーソファ
《ネタバレ》 パッケージだけ見て、ソファが人を逐一襲うだけのよくあるお馬鹿映画だと思いそれを期待して観たのですが、 良い意味でも悪い意味でも裏切ってきたなと。製作陣の狙いにまんまと嵌められたなぁという感じです。 無駄に設定が凝ってて、真面目に作られてるんですよね。ただ実際にソファと女の子が対峙するシーンは マッチつけては消され、つけては消されで笑っちゃったりとかしましたけど。 無駄に捻り効かせたストーリーが面白さに繋がってるかどうかは疑問。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-12-10 11:55:20) |
2. エイリアン:コヴェナント
《ネタバレ》 前作「プロメテウス」よりも格段に面白く観ることが出来ました。 プロテウスでは明らかにならなかった、エイリアン誕生の秘密が本作で明らかになってきます。 勿論、謎は謎のままのほうがいいのではという意見もあるとは思いますが、、、。 小さな胞子のようなものを吸い込むだけで人々は次々と死んでいき、誕生したエイリアンはすばしっこく、 人間には全く勝ち目がありません。2時間、ひたすら悪夢が繰り広げられる。 純粋な娯楽であったエイリアンシリーズと違い、こちらは妙に哲学的なのでその辺で賛否がはっきり出てるなと思うのですが、 人が作ったアンドロイドがエイリアンを作り、そして人を滅ぼしていくという皮肉な展開は個人的には好きです。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-03-05 22:29:46)(良:1票) |
3. ターボキッド
《ネタバレ》 とんでもなくチープな作品です。勿論、昔の低予算SF映画へのオマージュというスタンスなのでそれは構わないのですが、 いい年したおっさんらがなに仮装劇しとんねん、、、と言う失笑の一歩手前レベルなんですよね。 自転車こいで移動だし、全体的にスピード感は全くなく、なんともゆるい作品です。 悪役がトータルリコールに出ていたマイケル・アイアンサイドだというのは、彼の全盛期の映画を見て育った自分にとってはツボでした。 とんでもなくB級な映画なんですが、パッケージを見た段階では想像がつかないぐらいグロ描写に凝っており、 なぜかグロシーンだけはA級の出来栄えだと言っていいぐらいなんですよね。 見た目はお子ちゃまムービーなのに、グロは完全に大人向け。というアンバランスの妙があります。 [DVD(字幕)] 5点(2016-01-28 19:37:02) |
4. ホビット/決戦のゆくえ
《ネタバレ》 前作で引っ張っていた竜との戦いが最初の5分くらいで片付くのにはずっこけましたが、その後の戦闘シーンはやはり素晴らしい出来ですね。大群衆のシーンなんかでも、一体一体のCGが作り込まれているし、早い動きをするところの人のCGとかは今までだとCG臭さがあったんですが、そういうのも軽減されていて映像技術の進歩をまた実感した次第です。トーリンの最後の台詞や仲間たちが悲しみにくれる台詞など、なかなかぐっとくるものがありました。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2015-06-01 20:33:06)(良:1票) |
5. ホビット/竜に奪われた王国
《ネタバレ》 巨大蜘蛛との格闘シーン、樽に乗っての川下りシーン、そして終盤のドラゴンとの格闘シーン等、目に楽しませるシーンが多くて良かったですね。特にそのドラゴンは実に巨大で、小さなビルボとでっかい竜の対比が効果的。でも竜スマウグはやたらと饒舌で、あの会話好きはスマウグの怖さを低下させていたような気もします。風景的な美しさは前作のほうが多かったかな。あの終わり方は、いやがうえにも先が気になるね。早く完結編が見たい。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2014-07-19 20:55:40) |
6. ホビット/思いがけない冒険
《ネタバレ》 確かに、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズと比較するとスケール感には乏しいとは思うのですが、ピータージャクソンの真骨頂である躍動感溢れるカメラの動きが久々に観れて楽しかったです。ドワーフの宮殿とか、岩の巨人の闘いとか。それから、相変わらず「美しいシーン」はほんと美しい。個人的にはホビットの家の作りとかインテリアなんかがよく出来てるな~と思い、食い入るように観てました。バギンズを仲間として受け入れること、その友情のシーンも良い。あとはゴラムとなぞなぞを出し合うシーンがこの作品の一番面白いシーンだったかも(笑)。ゴラムの顔芸にいちいち笑ってしまった。新たなる三部作の最初の作品ということで、まぁこんなもんだろうと。ひとまず6点。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-04-30 21:46:27) |
7. ブギーマン(2005)
《ネタバレ》 映像的にはこだわりが出ていていいんですけどねぇ、、、。そもそも、ブギーマンとはなんぞや?という話なんですよ。それは暗闇が作る恐怖なのか?どうやって闘うのか?どうもブギーマンというのは、向こうでは都市伝説の一つなんだそうで、つまり日本でいうところの人面犬とか口避け女みたいなものかな?だとすれば、こんな意味不明なキャラでもそれなりに許せるのかもしれません。だけどこちらはブギーマンのバックボーンがないので、こいつは何なんだろう?とずっと思いながら見る羽目に。前述のように、映像表現はよく出来ているので少々残念ではありました。 [DVD(字幕)] 5点(2012-07-18 16:07:38) |
8. 第9地区
《ネタバレ》 これはまず「設定の面白さ」というのがあるだろう。巨大な宇宙船が南アフリカに漂着し、宇宙人が難民として扱われ隔離されるというその斬新さがまず特筆に値する。そして、リアリティを出す為にドキュメンタリー・タッチで作られている点も興味深い。ともすればくだらないB級SFになりがちなテーマを、この「リアリズム」によってうまく回避している。生のスラム街で撮影することで、本当にありえそうに思えてくるから凄い。そして、主人公のヴィカスが、最初のうちは典型的な「お役人」風であるのが重要なポイントで、露骨に宇宙人達を毛嫌いするのではなく、見下した気持ちを心に秘めて表面上の笑顔で接するこの役人的キャラが凄く良い。自分が「感染」することで、外面が人間から宇宙人にどんどん変わっていくわけであるが、それとは逆に、表面上偽の皮をかぶっていたヴィカスが、どんどんと偽りの衣を捨てて真に人間らしい感性を露にしていくわけだ。たいして特別な事もせずに昇進しようとし、それでいてそう仲良くない同僚達とのぎこちないパーティーが繰り広げられる。そして全面的に身を寄せていた会社からただの金づるにされ、快く思われてなかった父に裏切られる。人種差別だメタファーだと色々な深読みは出来るのかもしれないが、とりあえず言えるのは、最初から最後まで皮肉の利いた作品だと言うことである。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2010-08-28 12:41:13) |
9. ラブリーボーン
《ネタバレ》 こういう作品、確かに描き方が難しい。それは文化的な差異という側面もあるし、なによりどうしようもなく重苦しい現実に対しての軽やかな空想のギャップに違和感を覚える人も少なくないだろうから。個人的には、死んでからの世界が天国などではなく、スージーの内面が作り出す世界であるという点を評価したい。そしてなにより、殺されてしまった子供達がその世界で皆笑顔で仲良く遊び合う、その光景になんともいえない慰めを感じずにはいられない。最初と最後にスージーが観る者に語り始める「私は14歳で殺された~」の下りにあるように、独特な雰囲気漂う作りではあるが、それは失敗や違和感というよりむしろ作り手の意欲を感じるものとして好意的に受け止めたい。 [DVD(字幕)] 7点(2010-07-22 00:38:38) |
10. アンダーワールド:ビギンズ
《ネタバレ》 1も2も全くついていけなかったので、今作も正直期待はしていなかったのですが、これがどっこい、わかりやすいストーリーで、最後までそつなく楽しめることが出来ました。むやみやたらにグロいシーンもなく、全員で城から脱走するシーンも、皆無事に逃げ切ってほしいという、いつのまにかライカンへの感情移入を持ってみる事が出来ました。そんなわけで、このシリーズは自分には生理的に受け付けないなと思っていたのですが、今作でその思いは改められた格好となりました。 [DVD(字幕)] 6点(2009-08-25 21:35:20) |
11. 紀元前1万年
《ネタバレ》 紀元前1万年にあんな馬鹿でかい鳥がいたんかな?とか、どうして英語喋ってんだ?いろんな人種の奴らが一同に集まってるこの舞台は一体どこなんだ?などといちいち突っ込みをいれてたら疲れちゃってみてらんないですよ。だから僕はお口をあんぐり開けて何も考えずに見てたんですけど、そのせいか見終わって何か思い出そうとしても何も出てこない。実に記憶に残らない作品でしたね。しいていえばマンモスのシーンはそれなりに迫力あっていいんですけど、見所はほとんそのマンモスのシーンだけ。しかしなにがひどいってヒロインが生き返っちゃうラストですよ。おいおいそんなのありかよってがっくりきちゃった。 [DVD(字幕)] 5点(2008-09-12 21:18:31)(良:1票) |
12. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 いいですねぇ~。実在したライダー、バート・マンローの映画化ってことですけど、20代の頃から40年以上もずっと同じ夢を持ち続けて、その夢に向かって一途に取り組んで来た、この生き様が凄いですね。人生は旅だとよく言われますけど、ニュージーランドからアメリカへ渡って塩平原で世界記録を打ち立てるまでに、数々の個性的な人たちとの出会いがあって、そのエピソードの一つ一つが見ていて爽やかさと温かさをもたらしてくれます。いうならばマンローさんの一途な思いと負けん気、ポジティブさと人柄、人々の善意と協力のもとに、この偉大な記録がある、この記録はそれら全てが集約して生まれたんだってのが端的に表されていていいですね。もの凄い倹約主義、節約家、お古のものをずっと使い続ける精神、そういうのがあの「インディアン」として形になる。そのインディアンはなんとパラシュートもブレーキも無いという。そう、まさに「インディアン」は、マンローさんの生き写しみたいな感じですよね。そのオンボロオートバイが、最初馬鹿にされながらも、結果として世界一になる。スピード神に恋した男は、皆から愛された男だった。人生にとっての教訓を教えてくれるような、そんな作品です。 [DVD(字幕)] 8点(2007-08-15 01:19:36) |
13. キング・コング(2005)
もはや世界的な地位と名誉を手に入れたピータージャクソン監督。自分が本当に作りたいものを湯水のごとく大金を使って作れる(史上最高の制作費)、そんな最高の状態で生み出されたこの作品。皆さんの言うとおり、あのシーンも、あのシーンも、あのシーンも迫力満点!ピーター様、あなたは本当に天才です!私の周りにこのピーター作品の素晴らしさを理解できない人がいるんです。「え?あいつの映画って、カメラが動きすぎじゃん?落ち着いてみてらんないよ」何を言うんです!ピーター監督の魅力はまさにそこにあるんじゃありませんか!!彼ほど威勢と迫力と力強さを持った映像を作り出せる映像作家はほかにいないのであります!イマジネーションの限界に挑戦する気鋭のピーター監督に祝福あれ! [映画館(字幕)] 7点(2005-12-31 23:34:09) |
14. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
すごかった。ストーリーもこれが一番面白かった。音楽もこれが一番よかった。ピーター・ジャクソンはよくがんばった。 8点(2004-02-26 02:05:08) |
15. ラスト サムライ
いゃぁ、それにしても皆さんのこの文章の量はどういうことでしょう?それだけこういう映画はコメントが書きやすい、てことなんでしょうかねぇ?そうだなぁ、勝元の息子さんがまげを切られるシーンあるじゃないすか。泣きっ面をこっちに向けて「うわぁー!!!」て。切ってる人の方がいかにも悪者の態度すぎてあざといと感じながらも、ああいうシーンでうるっときちゃうんだなぁー、、、、。なんていうか、言葉は悪いけど、アメリカさんに愛国オナニー映画をプレゼントされた感じですね、はい。 8点(2003-12-08 22:54:25)(良:1票) |
16. 光と闇の伝説 コリン・マッケンジー
えーっと、まず言っておかなければならないのは、コリン・マッケンジーなる人物は存在しません。この映画は真っ赤な嘘でございます。みんな大真面目にありもしない人物の事を語っております。そのことを知らずに見てたら僕もまんまと騙された事でしょう。でまぁ、それにしちゃよくできてます。監督のユーモアセンスもかいま見られ、ピータージャクソン幻の映画で、ファンぐらいしか見る人はいないでしょうけど、ま、こんな映画、他にありませんね。そういう意味で価値があるかもしれません。 6点(2003-12-05 23:56:23) |
17. ピアノ・レッスン
マイケル・ナイマンの著書「実験音楽」を今読んでる最中で、その流れで見たのですが、いやー、いい曲ですねぇー。うん、正直言って僕もあの主人公の女性の感情がなんとなくよくわからんとこがあったんですけど、ハーベイカイテルさんの裸体は予想してなかったのでびっくりですぅ。てことで音楽とカイテルさんの裸に7点。 8点(2003-04-13 23:53:19) |
18. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
やはりなんといっても一番の見せ場は終盤の戦いのシーン。もうほんとすごいです。こっちも一緒に戦ってる気分です。ただそれまでが長い。やたらひっぱる。ストーリー的には前作より面白いと思います。自然のきれいなこと、CGのすごいこと。あまりにすごいんで見終わった後、頭が枯れました(笑) 8点(2003-02-22 23:21:00) |
19. ミート・ザ・フィーブルズ/怒りのヒポポタマス
こんなにも下品でエロい人形劇は見たことがない。でもただの人形話とあなどってはいけません。すごくよくできてます。そして笑えます。このセンス、ただ者じゃありませぬ。 6点(2002-08-19 00:21:24) |
20. 乙女の祈り
まさにヒロイン二人はブサイクきわまりない。それはともかく、あの粘土の人達やら、映像化した妄想シーンはほんとよくできてる。パラノイアも度が過ぎると、危険ですねぇ、、、、。 7点(2002-08-17 12:34:10) |