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プロフィール
コメント数 258
性別 男性
年齢 35歳
自己紹介 <尊敬するクリエイター>
ヴィム・ヴェンダース、ニック・パーク、藤子・F・不二雄、冨樫義博

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1.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
 「ナルニア国物語」が予想通りイマイチだった事で、口直し代わりに見るのを先延ばししていた本作を見たのだが、完全に指輪の虜になってしまった。SEE版ということで細かい人物描写が増え、展開がスムーズかつ丁寧になっている。これまで1作目はRPG、2作目は中世軍記物という印象を受けたが、本作は正しく超大作、叙事詩と呼びたい。セオデン王の士気高揚、ミナス・ティリスの戦い、そしてラストの灰色港は感動のシーンの数々として胸に残っている。ペレンノール野の戦いも含めて、本作は21世紀だからこそ撮れた映画だろう。レゴラスの優雅すぎる動きは例外としても、オリファントやゴラムの動きは前作以上のリアルさである。さらにオログ・ハイやフェルビーストも大量に登場するなど、サービス満点なのも嬉しかった。こういう風にCGを惜しみなく使うのはB級映画出身の監督ならではだろう(スティーブン・ソマーズ監督など)。ちなみに追加シーンでサルマンの最期以外に印象に残ったシーンはアングマールの魔王のシーン。出番は少ないながらも圧倒的な存在感である。
[DVD(字幕)] 10点(2006-04-25 23:53:49)
2.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
(2005年最後のレビューになりそうです)1作目と比べると点を低くせざるを得ない。前半が少々ダレ気味な上にキャラが分かれたことでフロドたちの印象が薄くなってしまっているからだ。架空生物が多く登場したことで全体的にCG臭いのもマイナス点。だが、それを除けばやはり素晴らしい出来。規模が大きくなり、中世軍記物の雰囲気を漂わせてもいるが、避難民やヘルム峡谷の落城の雰囲気が非常によく出来ている。ウルク・ハイたちの長槍も絵として最高。それにしても、ゴラムの悲壮感漂う設定には同情させられてしまう・・・
[DVD(字幕)] 8点(2005-12-31 23:59:17)
3.  ロード・オブ・ザ・リング - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
恥ずかしながら劇場版も含め今までコメントするのを忘れていた。やはり、この映画の魅力は原作の世界観を支える見事なデザインと映像技術、カメラワーク、そしてBGMだろう。一貫した光の幻想的な使い方に監督のこだわりが感じられる。1番気に入ったのは裂け谷のエルフ荘とダンジョンのようなモリアである。ただ、役者たちの演技はどれも素晴らしいが、ヴィゴ・モーテンセンとリブ・タイラーにはちょっと違和感が・・・
[DVD(字幕)] 9点(2005-12-18 21:37:58)
4.  キング・コング(2005)
ブラキオサウルスの疾走シーンは本当に息が止まるかと思った。後半のアクションシーンに比べて不釣合いに感じるほどあのシーンの迫力と臨場感は並じゃなかった。ハリウッド映画が世界に誇ってきた大作アクション映画のダイナミズムをジャクソン監督は見事に自分のものにしたと思う。この映画の前ではもう「ブレインデッドの頃に戻って欲しい」などというボヤキは無用だろう。アドベンチャー映画の緊張感と興奮を十二分に再認識させてくれる映画である。船出シーンから見受けられるスティーブン・スピルバーグ風のぼやけた光はロマンチックな雰囲気を作り出し、ファンタジーだということをまず実感させる。その後、不気味なスカル島をカメラが執拗なまでに捉え、コング登場、ブラキオサウルス疾走シーンで一気に観客を画面に取り込むのだ。とにかく、スカル島の造形といい、3頭のV-REXとの格闘シーンといい、監督のオリジナルへの熱意は半端ではなく、小ネタに至るまで独特の味付けで再現している。フェイ・レイネタはもちろん、オリジナル版原住民もショーのシーンに顔を出し(音楽で判る)、中国人まで登場する徹底振り(原住民虐殺シーンと市電襲撃シーンはカットしてある)。味付けと言えば、アクションシーン並みの変化を見せたのは登場人物。ジャック・ドリスコルは最初は冴えないのにいざとなると勇敢なキャラ、に変わっているし、デナム監督は卑劣な部分が強調されている。個人的にはオリジナルのカリスマ性があって妙に憎めないキャラが好きだったのだが、人間のエゴを象徴するという意味ではこちらのほうが判りやすいのだろう。アンディ・サーキスもコング役ではもちろんのこと、コック役としてもなかなかカッコいい(一番得した俳優かも)。とにかく、この映画ほど大スクリーン、大音響で見ることの素晴らしさを実感した映画は無かった。今年は面白い映画が多いとは常々思ってはいたが、1年の終わりを正しく想像を絶する映画で締めくくることが出来て感激である。これまで見たことの無いものを見せてくれたピーター・ジャクソン監督には敬意を表して満点。 追記:おかげでナルニア~は完全な3日天下でしたね(笑)。
[映画館(字幕)] 10点(2005-12-16 11:16:52)(良:1票)
5.  ブレインデッド
いや~、これもう最高。実はあんまり評判がいいので見てもいないうちに友達に勧めてしまい、「おい、おい、やりすぎだろ~、勧めるんじゃなかった~」なんて思いながら見ていたのだが、見ているうちにいつのまにか「いや~楽しい!やっぱり、勧めといてよかった~」となんてあっさりと気が変わってしまった。この映画は本当に見ているうちに絶対ジャクソン監督楽しんで撮ってるだろって思えてくる。ゾンビ映画は数あれど、この映画はもう完全にやりたい放題、やりつくし。前半のプディングのシーンはさすがに下品なだけでちょっとひいてしまったが、バカな主人公のゾンビの対応には抱腹絶倒。おまけにカンフー神父、やたら強いと思ったら、結構あっさり・・・そしてラストはおなじみの展開になりながらも血のりぐちょぐちょ、肋骨むき出しのオンパレード。最後あんな血のり(血)ベットリで抱き合う主人公たちはどこかズレてるとしか思えない(笑)。それでいて実は全編「キング・コング(33)」へのオマージュがちらほら。オープニングのスカル島、ぎこちないストップモーションのラット・モンキー、いやなやつだけど、妙に頼もしいレス、そして巨大化してしまうお母さん。ここまで鑑賞中文字通りBRAIN DEADさせてくれた映画には本当に感謝ですよ。ピーター・ジャクソン監督の代表作はロードなんとかなんかじゃない!彼の代表作は絶対に「脳死」だ!
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-07-27 00:32:07)
6.  ラスト サムライ
歴史が変わりつつある中で一人の男が時代に取り残されていくという点では「ギャング・オブ・ニューヨーク」と似通っている。しかし、ラストの天皇のシーンがあるせいで訴えるテーマが単なるサムライ礼賛だけに限定されてしまった感じ。渡辺謙の演技もそれほどすごいと思えたわけでもなく、むしろ絶賛する人々はオスカーに目が行ってしまったのではないか、という醒めた視点で見てしまった。ラストは無難に収めた感じだが、やはりメイン・テーマにはあまり共感できない。
[映画館(字幕)] 6点(2005-04-29 20:29:08)(良:1票)
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