1. 赤毛のアン/完全版〈TVM〉
昨年、NHKで「赤毛のアン」が頻繁にヒューチャーされていたので、とりあえず…という感じで鑑賞してみたのですが、この作品は私の今後の人生感を変えてくれるものになりそうです。冒頭からエンドロールが流れるまでの約3時間、悲しみ、笑い、喜び、そして感動…涙のフルコースを味わってしまいました。 この作品に出会えたことを神様に感謝します。 今年のマイブーム第一位は、続編を加えて、繰り返しの鑑賞、それから原作本の読破で決まりでしょう?! 因みに、アンの世話役になる二人の吹き替えが、波平とフネの声優さんだったのは違った意味で笑えました。 [DVD(吹替)] 10点(2009-01-19 02:20:28) |
2. 赤毛のアン/アンの青春 完全版〈TVM〉
原作未読。2日間で3部作鑑賞。1作目に比べると、ドラマの荒さが目立ち、たとえ未読でも話が飛んでいるのがわかります。でも面白いです。4時間は決して長く感じませんでした。原作を読んでみようというきっかけを作ってくれます……この第2部までは。 ミーガン・フォローズは本当に魅力的で、彼女以外にアン役は考えられません。原作も沢山あるのですから、大河ドラマみたいに50話くらいにして完全なものを作れなかったのかと残念でなりません。 [DVD(吹替)] 9点(2009-01-19 23:57:05) |
3. アポロ13
宇宙空間を味わう映画って「2001年宇宙の旅」以来、全く変わっていない。 本作の存在を今になって知ったが、やってることは「ゼロ・グラヴィティ」と同じ。 こういう雰囲気の映画って好きだ。 ケヴィン・ベーコンが若い。今(2015年)の方が渋みがあっていい。 トム・ハンクスも若いが、反対にこの頃の方がいい。今はただのおじさん。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-10-10 06:21:12) |
4. アンノウン(2011)
リーアム・ニーソンが主演とのことで観賞しましたが、とても楽しいサスペンス・アクション映画でした。 この映画、ネタバレしてしまうと面白くないので書きませんが、どっかでよくある「意外な展開」はお約束どおりです。 サスペンスものは、つまらないと最初の30分でリタイヤしてしまうのですが、時間を忘れさせてくれたところがよかったです。 [地上波(吹替)] 7点(2013-03-09 04:12:45) |
5. 赤毛のアン/アンの結婚〈TVM〉
原作未読。本作は、キャラクターだけを使い、時代背景も変えたオリジナルストーリーとのこと。作者のモンゴメリーは天国で何と言ってることでしょう。きっと森進一の「おふくろさん騒動」なんか比べ物にならないくらいのショックを受けているだろうと思います。 この映画には周囲の人たちを惹きつける想像力豊かな少女アンの面影は全く描かれていません。 前2作の生き方を完全否定したかのようなセックスと血生臭い匂いがプンプンします。 「ターミネーター3」と同じような感想を持ちました。「なんなんだ、これ?」って感じです。 そのうち製作者側から「この作品はなかったことにしてくれ」と言って4作目が作られるかもしれません。 でも考え方を変えれば、これは原作者の書いたものではないから1作目のアンは永遠なんだと割り切ることができます。 ホント、かなりのコケ具合です。 「赤毛のアン」を餌にして、確実な興行成績を狙っただけの作品。 俳優陣は出演を拒否すべきだった。 [DVD(吹替)] 3点(2009-01-20 00:17:39) |