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1.  ナイト ミュージアム2 《ネタバレ》 
アクションとギャグ満載の映画のはずなのに、今回はキレがない。事件の発端は、猿のデクスターが黄金の石版を盗んだことによるのだが、その場面が無いのはどういうことか。登場人物は多いが、どれも個性が弱く、印象が薄い。大ボス、カームンラーがバカそうなので、危機感がない。最大の危機である、暗黒の世界の扉が開かれてからのぐだぐだの展開にはげんなり。リンカーンがやっつけて終り。ここは主人公とそのパートナー、アメリアが活躍すべき場面だ。主人公達が活躍し、悪をやっつけることで観客はカタルシスを得られるのだ。他力本願ではだめ。アメリアは女性として魅力的だが、出演時間が多いわりに、あまり物語りに絡まない。逆に、どうでもいい話題で、物語の流れを中断させている。話題が彼女の人生に関わり、彼女を理解するのに必要なことであればいいが、そうではないので冗長に感じる。主人公と彼女の恋愛物語も成立していないと思う。苦し紛れに彼女によく似た人物を登場させるが、所詮別人だ。手下のナポレオン、イワン皇帝、アル・カポネは単なるオバカキャラ。だから、彼らに追われても緊迫感がない。前作のTレックスに追いかけられるシーンでは息を呑んだものだが、今回の大ダコはぬいぐるみに等しい。意外な展開やドタバタ劇を楽しむはずなのに、あらゆることが予定調和になってしまっている。続編の悪しき例である。設定は受け継いでも、新しい緊張感を生み出す新鮮味を出さないと退屈な作品になってしまう。ラストで主人公は会社を売って、自然博物館の再建を図り、夜警の仕事に戻るが、彼の人間性が描かれていないので感動しない。前回は子供との関係がよく描かれていたので、彼の行動には説得力があったし、感情移入できた。彼の”必死さ”に共鳴できたのが前作の成功の要因だったが、今回はそれが失われてしまった。
[映画館(吹替)] 5点(2009-11-11 16:41:01)
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