1. イグジステンズ
マトリックスと同じ年に公開された映画だったんですね。まさにクローネンバーグ版マトリックス。エグイ映像表現は独特ですね。 [地上波(字幕)] 5点(2005-10-31 16:40:41) |
2. ザ・ブルード/怒りのメタファー
クローネンバーグは気になる監督でありながら、「ザ・フライ」しか見たことがなかった。「ザ・フライ」は社会風刺の入ったSFホラー作品であったように思うが、こちらもいま見ても色あせない社会風刺の効いた作品。どちらかといえば、今の日本の家族論にかなりはまっているように思える。主人公の妻は、幼少期に母親から虐待を受け、それが元で精神科の医師に隔離治療を受けている。そして、彼女の怒りのメタファーが次々と惨劇を起こしてゆく・・・。クローネンバーグのシャープなホラーにいまさらながら脱帽であった。 8点(2004-03-03 12:37:13) |
3. 死ぬまでにしたい10のこと
むぎむぎさんの言うこと、良く分かります。映画館は若い子(いかにも独身の女の子たち)が多かったんだけど、多分この子たちには陳腐に感じるところもあるんだろうなあって思いました。僕は妻と見に行きましたが、まさに妻の現在の立場が、主人公アンの立場とダブりました。「結婚して子供を生んでから、考えることを止めていた」という主人公アン。妻が映画を見て泣くのを初めてみました。手持ちカメラの映像が非常に美しく感じました。 9点(2003-11-01 21:09:09) |
4. CUBE
もう、最初のシーンからやられちゃいました。これだよ!求めていた映画の世界だよ!SFであり、スリラーであり、人間ドラマであり、単純であり、複雑である。こういう映画を取れる監督の頭の中をもて見たい。 10点(2003-04-03 14:22:03) |