1. 2012(2009)
《ネタバレ》 しょぼい映画だ。話がしょぼすぎる。前半の車で逃げ回るシーンは馬鹿馬鹿しくて大笑いしながらみていたけどね。あんだけ大風呂敷広げておいてラストのクライマックスが”なんかドアにはさまって閉まらない”とは。目を疑うちっさい話。あんだけでっかい船なのに。ドラマ部分はみなさん遠慮なく昼寝していいですよ、くらいにゆるい。ただロシアの金持ちがいかにも悪いやつなのにやや人間性も描かれているあたりが微妙な味わいではある。 [映画館(字幕)] 7点(2010-01-08 07:33:55) |
2. キャプテン・ウルフ
予想していたよりは随分面白かった。無難に作ってきっちり笑わせてくれるし。まあ、一切話題にもならない映画だろうけど、子役も良かったし、変な教頭は笑える。 [DVD(字幕)] 7点(2006-03-04 18:04:06) |
3. ランド・オブ・ザ・デッド
怖いかどうかと言われるとあまり怖くないんだけど、ロメロってとってもしっかりと映画を撮る人だなー、普通に(いや、ゴアシーン満載で普通じゃないんだけど)面白く見られる映画でした。デニス・ホッパーが出ている事と、川からぬーっと顔を出すゾンビがなにやら”地獄の黙示録”風であるとか、”あのころ”の映画を思い出させる部分もありながら、ゾンビの進化、という新しい味も加えている。そして何より、周りを見て見ぬふり、の人間批判も色濃く正にロメロのゾンビ。”ショーン・オブ・ザ・デッド”の監督が鎖につながれて写真を撮られるゾンビを嬉しそうに演じております。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-02 23:33:05) |
4. エイリアンVS. プレデター
面白い。ラスト含めて両シリーズのお約束ネタを上手く盛り込んで見事な娯楽作に仕上げていますね。ファンのための番外編的な企画だがそういう意味でよく練られています。ファンがこの企画を聞いたときに想像する”ああやって戦って、こうやって反撃するけど、ここでこうなって・・・。”とそういうモノはとにかく盛り込んでありますよ。面白いのはプレデター側の描写。微笑ましい、というか、確かにシリーズを見ているとそういう行動を取るのも分からなくない、という感じがありますなあ。ゆるい映画ですけど好きですね。ゆるさ含めて期待通り、アクションも期待通り、ラストのオチも期待通りです。コアなファンを100%満足させることは不可能でしょうが、”エイリアン”と”プレデター”の最大公約数を目指したとするならば目標達成、といったレヴェルですね。非現実的、とかそういうのは企画段階で無しですから。 7点(2004-12-19 22:15:22)(良:1票) |
5. バイオハザードII アポカリプス
前作の雰囲気を崩さずにテンポのよい演出でなかなか面白かったです。監督交代の違和感はそれほど感じなかったな。なんと言ってもジルがいい女でたまらなかった。登場シーンからセクシー&ワイルド。鋭い視線がたまらない。ミラ嬢は今回前作以上の露出度ですな。前作は控えめにチラリ程度だったのが今回はモロ。しかし胸自体が控えめだったが。リッカー3匹との対決シーンなどスリリングで最高。アクションもスピーディーでよいのだけど、ちょっと編集がめまぐるしくて、格好いいアクションが良く見えないぞ。生かしきれていないキャラもあり、ちょっと惜しい部分もあるのだけど力技でノリノリの演出でまずは楽しめる一本になりました。 7点(2004-09-23 22:42:42) |
6. マイ・ビッグ・ファット・ウェディング
迷いのない映画だ。ありがちなねちっこい人物の葛藤やらなにやらを省いた直球勝負のストーリーに潔さを感じる。短時間にまとめたのも好感もてるし、キャラがみんな魅力的。日本ならもっとウェットに作るのだろうなこういう題材。気持ちのいい映画だ。 8点(2004-01-11 01:33:33) |
7. ドリームキャッチャー
おもしろかったよ。酷評してしまうにはあまりに惜しい前半部分。人物紹介からエイリアン、非常に手際がよくかつスリリングで盛り上げるのに。後半からのびっくりするくらいの失速ぶりに唖然、残念、無念。ストーリーの辻褄はあってるのになあ。”スタンド・バイ・ミー”と”サイン”と”ヒドゥン”をごっちゃにしたような映画。これらが好きな人、見ないで下さい。がっかりするから。 6点(2004-01-05 23:28:16)(良:2票) |
8. ボウリング・フォー・コロンバイン
なかなか面白かった。マイケル・ムーア自身の胡散臭さも含めて楽しめる。アメリカ人以外でアメリカ人が好きという人には今まで会ったことがない(日本人くらいだな)。そんな現実への憂いでもあるのだろう。しかしヘストン氏のインタビューの最後に少女の写真を見せるくだり、ヘストン氏とムーアのカットが何度か変わる演出が嫌だ。あそこだけ非ドキュメンタリー的な感じがしててなあ。あたかも演出!って感じだもの。あの置いてきた写真も”カット!”って終わった瞬間もって帰ってそうに感じちゃうな。 7点(2003-10-26 22:48:52) |
9. デッドゾーン
切ない、切ないぜ。クローネンバーグ作品でも”ザ・フライ””ヴィデオドローム”にならぶ傑作、C・ウォーケン作品でも”ディア・ハンター”同等の名演。ガラスのように繊細な男の哀愁がよく出ているし、演出もあまり奇を衒わず見事。かなり好きな作品だ。 8点(2002-04-30 21:57:57) |
10. アルジャーノンに花束を(2000)<TVM>
あれー?そんなに酷い????ここのコメント、”まごころを君に”とごっちゃになってないか、いくつか。同情も入って8点つけたけど、平均以上の点数はあげられると思うんだけど。原作読んでから見たけど、結構泣けたよ。 8点(2002-03-28 23:35:28) |
11. U.M.A レイク・プラシッド
個人的にこういう映画は応援したい。遊び心あって好きだなあ。結構笑えるし。特に保安官とあの怪しい富豪の子供のけんかみたいなのがいい。”コモド”やらこの手のB級映画連発して観たのですが、そんな中ではダントツにいい。アメリカの映画誌でも結構ほめられてました。こういう映画は期待しないで、結構いいじゃん、て見方が一番楽しめる。 7点(2001-10-13 12:27:00)(良:1票) |