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プロフィール
コメント数 606
性別 女性
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/nohara-gogo/
年齢 53歳
自己紹介  映画とこのサイトには本当にお世話になっています。
 読み返すと稚拙で恥ずかしいレビューもありますが
 どうぞご容赦下さい 。

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1.  第9地区
あああ気持ち悪かったけどやっと見終えた。さまざまな要素を詰め込んだ、人間の偽善と狂気と馬鹿さ加減オンパレードの作品。しかしこのアイロニーにアカデミー賞ノミネートですわよなんてやってる上から目線にも呆れる。こんな人間たちにもお花をください、ヴィカス。
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-21 08:57:42)(良:1票)
2.  ラースと、その彼女
この映画、好き嫌いはあるかもしれないけれど、一度見て感じてみることをお勧めしたい。ほとんどの人が兄と義姉の立場で考え、リンクしながら、彼自身さえもどう温めたら良いのか解らないラースの心に少しずつ近づいていけると思う。まさかァ…でもありそう、ちょっと滑稽…でも決して笑えない、そんな気持でラースを見続け、自ら決着を付ける彼の姿と牧師さんの言葉に出会うことになる。私は大いに泣いた。少ないセリフと薄暗い景色の中で、人の表情を上手に表現しているのも良かった。
[DVD(字幕)] 8点(2009-09-18 00:22:28)(良:1票)
3.  JUNO/ジュノ
スイマセン、期待が大き過ぎたのか、そんなに面白くなかった。内容のどこかにカチンと来たとかでなく、「良かったんじゃない?」以上の感情が出てこなかった。大人になりきれない人と本物の子ども達の、サラッとその実大変な出来事。でも、なんだかありふれた話でそう目を見開くようなシーンもなかった。「素直に自分らしく」なんてよくあるテーマだし、親が子どもを想い親身にサポートするのは当然といえば当然なわけだ。エレン・ペイジ始め脇まで役者さんはみんなよかった。ジェニファ・ガーナーなんて見直したくらいだ。私が擦れてるか、字幕が悪いのか、アメリカがこんな暖かい話に飢えているのか。
[映画館(字幕)] 6点(2008-06-16 20:36:10)(良:1票)
4.  カポーティ
カポーティその人の知識も無く、彼の小説も読んだことも無く、ただフィリップ・シーモア・ホフマンのオスカー実績が見たくて観賞した。どこまでも淡々とした映画で、小説「冷血」に関する事件を静かに追っている。映像は深い色を使って綺麗にまとめていた。4つの棺を捉えた画など臨場感があって、ウッと息が詰まった。さてホフマン、いかにも金メッキ張りなキャラクターで、どのシーンでもピリピリと頭に響く声でよく喋る。臆病な側面、悩む顔も見せてくれたけれど、終始あの調子でやられてしまうとちょっと胃もたれがする。殺人犯ペリー役の彼やキャスリン・キーナーなどの、画面に合わせて抑えた雰囲気作りからもかなり浮く。「冷血」やカポーティの下調べをすれば、物語もホフマンの姿ももうちょっと楽しめたかもしれない。
[DVD(字幕)] 6点(2007-03-25 09:35:32)
5.  ローズ・イン・タイドランド
覗くの怖い、でも見てみたいパンドラの箱。蓋を開けるとまず広がるのは黄金の草原…。訳のわからん想像の世界、ちょっと悪趣味な雰囲気の向こう側から、ドーンと轟く何かが私の耳には聞こえてきた。他人にとやかく言われなきゃちゃんとこういう映画を作るギリアムを心から尊敬する。誰も真似できない怪作。
[映画館(字幕)] 10点(2006-08-26 22:23:29)
6.  ホテル・ルワンダ
辛くて辛くて「あとどれくらいしたらこの映画から解放されるだろう」と思いつつ最後まで観た。古い民族対立から内戦になだれ込んだ国で、難民をホテルに匿った男の物語。監督はジム・シェリンダと紛争をテーマにした脚本を書いている人で、暴力と銃声に追われて数分後の命の在処もわからない人々を終始徹底して映している。一市民の目線で作られているので、ストーリーは分かりやすかった。しかし、ストーリーが役者の演技がというより、この緊迫した映像と「これは実際の出来事」という自分の中の認識とが私を圧迫し、肩も背中もガチガチにこわばってしまった。10年以上経ってこれを観て、何もできなかったことで歯がゆい想いをしてどうになる、という意見もあるけれど、人間は絶え間なくこんなことを繰り返して今日まで生き延びた動物だ。この常軌を逸脱した恐ろしい出来事を胸に刻んで、何か学び取ることはできるのではないだろうか。ぼんやりと生きている私をそんな気にさせる、迫力で斬りつけてくる映画だ。
[映画館(字幕)] 9点(2006-07-06 18:15:26)
7.  アドルフの画集 《ネタバレ》 
結局のところこの物語の芯は何なのかがよく分からない。若き日のヒトラーの姿をじっくり描いているとも思えないし、原題の「MAX」たる画商の心の機微を追っているとも思えない。長い映画は苦手なのだけれど、これに関して言えばもう少し時間を足して作り込んでも良かったと思う。でも役者たちは良かった。灰汁が強すぎて取扱注意的な風貌のN・テイラーがアドルフ・ヒトラー役とはベストマッチ。常に自信も金もない苦悩の男がぴったりだった。またそれをいつも平坦なJ・キューザックが受け皿としてうまく支えている。最後まで画描きになりたがっていたアドルフ、マックスを襲う事件、悲しい運命の螺旋とクリスマスの風景が美しいラストはなかなかの出来だったのでさらに惜しい。
[DVD(字幕)] 6点(2005-11-13 22:02:10)
8.  ベルヴィル・ランデブー 《ネタバレ》 
映像美といい、音楽といい、ストーリーのテンポといい、所々のシニックな表現といい、みんな洒落ていてカッコ良くて観ていて気持ちよい。セリフはほぼ無いので食いつくように画面を見てしまう、この辺の計算もスゴイ。ヨーロッパ人の持つ感性に感服した。私も、出てくるバアさんみたいに幾つになっても底力を失わず、ピアスして音楽に合わせて肩を揺らしていたいな。
[DVD(字幕)] 8点(2005-08-24 22:52:05)
9.  翼をください
このタイプの映画が好きなので点数は甘いかもしれない。この映画は、森の美しさと少女期の危うさ儚さが溢れかえっていて、私は目を離せなかった。P・ペラーボが出色。若葉とか飛行機雲のような、スッキリと清々しい怜悧な印象を持つ少女ポーリー。ハヤブサを育てる姿はまるで妖精のよう。妥協や駆け引きを認めない真っ直ぐな愛を抱え、壁にぶつかり破裂してしまう。彼女の持つ空気の美しさは素晴らしかった。彼女が泣くシーンが多く、その思いの熱さに何度かポロポロともらい泣きをした。若いってそれだけでつらいんだよね、うまく言えないけど。そして、絶妙なタイミングで現れ、短いセリフで締める庭師のおじさん。女の子ばかりの甘い雰囲気のなかで、名優G・グリーンの落ち着きぶりがかえって目立った。
8点(2004-04-24 03:46:01)
10.  フリーダ
フリーダ・カーロの自画像を観てギョッとしない人はいないだろう。自分の全身に釘が刺さった絵を描くような、慟哭の画家だ。彼女にとても興味を持っていたのでこの映画は前々から楽しみだった。全体的には、自らの痛みを表現する彼女の情熱よりも、夫ディエゴを想う女としての色合いを強く感じ、もっともっと沢山の作品と人生を絡めて紹介して欲しかったと思う。しかし、のっけから画面に溢れるビビッドな色や音楽は、なじみの薄いメキシコという国に強烈なイメージを持たせ、メキシコを一番行ってみたい国に昇格させた。時折入るアニメーションのシーンなども上手な使い方だと思う。そしてサルマ・ハエックは情熱の人を見事に演じていた。本人も感無量なのではないかな。
8点(2004-04-07 19:03:50)
11.  レッド・バイオリン 《ネタバレ》 
これ好きです。楽しめました。永い永い時間、音楽を愛でる人達の手を旅する通称「レッド・バイオリン」の歴史を、オムニバス形式で綴る映画です。何故あれほどまでにみんなこのバイオリンに取り憑かれたのか。ただの楽器のようで、「生き物」なのです。持つ人の器を試しながら、何百年も生き延びてきた血のバイオリンの背景には、ずっと怪しげな空気が流れていて少しどきどきしました。それぞれのエピソードの長さやテンポも良かった。オークションで、バイオリンの永年の運命が一堂に会するアイディアもよかった。でも、ラストは…サミュエルがあれだけの楽器を扱える人には全く見えなかった。最後でがっくり、減点です。
7点(2004-02-24 19:08:15)
12.  誘う女(1995・米)
いろんな意味で、イヤらしーいキッドマンをご覧になりたい方どうぞ、というところでしょうか・・・・。善人であれ悪役であれ脇であれ、私には魅力あるキャラクターがついぞ一人も見つけられませんでした。キッドマンを「ヤな女!」と思うように作ったのだから成功してるんでしょうが。Mディロンものん気過ぎますよ~。騙される高校生たちも・・・もしかしたら監督の狙い通りの感想でしょうか? 
4点(2004-01-29 21:28:42)
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