1. ボウリング・フォー・コロンバイン
正直、華氏911の前評判のおかげでマイケルムーアという人へ嫌悪感を持っていた。しかし、少なくともこの映画は良くできていると思う。自分にとって映画は作り手が視聴者にいかにメッセージを伝えるかだと思うので、この映画はその点ではかなり良かった。すこし、強引なところ(コロンバインの生徒がKマートに行くところなど)はちょっとメディアという武器を使って、強引に自分の意見を通した感があるが、テーマとしてはかなり面白かったし、これだけの反響を起こし、この問題についてたくさんの人々に考えさせたのはマイケルムーアの考えに賛成か反対かは別としても、この映画は傑作といえると思う。 9点(2004-10-05 22:53:43) |