1. デッドゾーン
彼が目覚めてからの生活を淡々と見せる。 母の心配、父の悲しみ。 生徒との絆。 何度見ても切なくなる。 クローネンバーグとは思えない胸に迫る演出でしんみりとさせておいて 連続殺人鬼の捜査のために保安官に協力するあたりから 話は壊れた方向へ…。 自分がこの世に生まれてきたことには何か意味がある。 自分の今の状況にも何か必然がある。 人はそう考えなくては生きていけないのかも知れません。 そして、あのラストを迎えてしまいます。 彼の見たのは未来か彼の悲しみに壊れかけた精神が見させた妄想か?。 何も確証はありません。 そう思うといっそう悲しくなります。 それがこの映画を私に何度も見させるのでしょう。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-03-20 09:43:39) |
2. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
自分の予感が当たっていたような あたっていなかったような。 ビミョーな感じでした。 スノーボードやバイクなどの ストーリーとはまったく無関係な場面は 一体何のために付け足したのでしょうか?。 尺を稼ぐためとしか思えませんでした。 しかもわかったようなわからないような理由付けも いかがわしさが醸し出されていればよいのですが 中途半端にまじめなのでバカバカしく見えるだけです。 しかもゴームズが実写になると間抜けになってしまうのは 素人の自分にもわかることで、もう少し工夫できなかったのでしょうか。 トイレットペーパーをとるのに便利なことしか印象に残っていません。 ということで非常に気に入りました。 これは本物のバカです。 映画がバカなのではなく作ったやつが。 なかなかのもんです。バカ映画好きとしてはクォーズよりいい点数はつけられませんが ひけをとらないものがあります。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-09 09:01:13) |
3. キャプテン・ウルフ
冒頭のクソガキどもの傍若無人ぶりが鼻につく。 弱い立場であろう家政婦さんも人間扱いしていない。 こんなものを子供に見せたら、 給料さえ払ってやれば人間扱いしなくてもいいと勘違いしそうだ。 アクションも最低。 今まさに運転席から銃で狙いをつけているのに フロントガラスの視界を遮ってなんの役に立つというのだろうか?。 いちいち危機を乗り切る方法が とにかくなんかやっとけ的でおざなりである。 どうしようもない映画。 [DVD(字幕)] 3点(2006-09-21 03:31:53) |
4. 戦慄の絆
《ネタバレ》 自分との決別。 二人は一人。 ラスト、自分の診療所へ電話をかけるがそこには死体がない。 患者を二人で診察や手術する場面がない。 彼女と二人で会う場面がない。 自分の思うところでは二人ではなく一人である。 妄想が作り出したもう一人の自分と決別する物語だと思う。 『世にも怪奇な物語』の【影を殺した男】 『悪魔のシスター』なんかを思い出す。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-06-24 14:20:38) |
5. アドルフの画集
戦争から帰ってきたアドルフ。 仕事もなく家もなく金もない。 町を歩いていると、 パン屋が焼きたてのパンを陳列棚に並べている。 アドルフは画家を目指している。 しかし、絵の流通価値を決めるのは画商である。 そこら辺を見落とすとこの映画はわけわからんと思う。 [DVD(字幕)] 5点(2006-06-15 20:37:38) |
6. マングラー2
《ネタバレ》 マングラーが面白かったのとランス・ヘンリクセンが出ているのとで借りてみたのですがぜんぜん違うものになっていて驚きました。 コンピューターに学生を管理させるというのはいいのですが、そのコンピューターが普通のパソコンにしか見えません。いくらライトアップしても黒く塗ってもだめです。それに洗濯機のローラーまでコンピューターで制御するのはいくらなんでもやりすぎでしょう。映画より字幕が面白かったです。マングられたってどういう意味なのでしょう。グリーンでしてねは意味が解るまで小一時間悩みました。無理やりすぎると思いました。 [DVD(字幕)] 3点(2006-03-12 03:04:52) |