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自己紹介 映画好きで、月4本ぐらい見ています。レンタルビデオは何本も見ていますが、好きなジャンルは全部になります。ですから何でも見ます。良いと思うかどうかで判断しています。

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1.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 
普通、何度も死ぬのはナイトメアだ。しかし、ここでは違う。ルールは次の通りだ。1.相手は時間をコントロール出来る。2.外で動くボスキャラの血をあびるとタイムスリップ出来るようになる。3.自分が死ぬとそれが発動する。4.なんと経験値を持ち越せる。5.輸血すると、その能力がなくなる。などだ。こんな敵にかてるのだろうか?まあ、無理だろう。しかし、この映画のポイントは別にある。まさしくゲームなのだ。その中で彼女に恋し、たくましい男に変身していく姿を描きたかったのだろう。私はまだ「風来のシレン」をやっている。先日97F/99Fで狂草により死んでしまった。それを思い出した。こちらはゼロからやり直さないといけないが。 2014年12月10日に初めて、まんがを読んだ。原作の小説もあるらしいが、それは読んでいない。まんがの方がシリアスだ。ただし、完結している。手塚さんがいっていたが、まんがは表現の1つであることがよくわかった。好き嫌いで言うと映画の方がすきだ。  
[映画館(字幕)] 8点(2014-06-30 19:50:15)(笑:1票)
2.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
最初はこの映画を見ようとは思ってもいなかった。しかし、ダイアン・クルーガーが出ていることがわかり、見ることにした。私は彼女のファンなので仕方がない。内容は、この作品に奥行きが全然ないところがダメだ。まるで、「ナイトミュージアム」のように思いつきで作った作品のように思える。ここからは、完全にネタばらしになるので、映画に行く人は見ないでほしい。まずは、主人公は暗殺者だ。しかも、偽装の妻との仲だけ思い出し、今まで自分は何者だったのか全然思い出せない。(しかしそんな都合のよい記憶喪失ってありか?)そして、その妻に直接話に行くと、自分になりすましている男といざこざが起こる。しかし、待ってほしい。同じ組織の人間なのだから、君のかわりに別の人を立てたと言えばすむ話だ。それが、いつのまにかその主人公まで暗殺されそうになる。また、主人公にかかわっていく看護婦さんや看護婦さんから紹介された元秘密警察の人まで殺されそうになる。もちろん、ダイアンもそうだ。これらが、思いつきでやっているとしか思えない。殺す理由がダメなのだ。また、自分が何者かわかった後に、なぜ王子や学者を助けるのか。それも理由がない。もしくはとても弱い。この映画は時系列や描写の仕方が巧妙で本筋がぼやけるが、よく考えてみると駄作だということがよくわかる。内容が全然だめなのだ。しかし、ダイアンの演技はよかった。出来れば彼女の魅力をもっと出せる映画になっていればプラス2点しても良いと思った。
[映画館(字幕)] 6点(2011-05-15 20:26:47)
3.  エンジェル ウォーズ 《ネタバレ》 
この映画を見て最初思ったのは、「ロッキーホラーショー」を思い出した事だ。そして、彼女が冒頭でクイをやられそうになったような展開は、まさしく「未来世紀ブラジル」を思い出した。最初、エンジェルみたいな少女が魔物と戦う話だと思って入ったが、全然違った。心の中を描いたとても難しい話だった。こういう映画は、観客を選ぶと思う。私は嫌いではない。ただし、やっぱりセクシーダンスはちゃんと見たかったし、たぶん母親も殺したであろう継父(妹を殺し、その罪を主人公に負わせた)をなんとかしてほしかったと思う。ただ、監督は「世の中はこんな風に理不尽な事ばかりさ」と言いたかったのだろう。それよりも誰かの為に戦う勇気を持つことが重要だと思っているのだろう。僕なら、やっぱり「ロッキーホラーショー」くらいのエロさを演出するし、助かった彼女に女忍者ばりの活躍をさせて、継父を抹殺してほしかった。確かに、この映画の邦題は間違っていると思う。僕なら「未来世紀ジャパン」かな?
[映画館(吹替)] 8点(2011-05-05 07:54:50)
4.  第9地区 《ネタバレ》 
この映画のすごいところは、次のようなストーリーが見えるのに、あえて説明しない所のような気がする。ものすごい頭のきれる数匹のエビ人間、その他がほとんど無知なエビ人間だ。はじめ変な気がしていたが、人間をエビ人間にするのを見て納得した。そうだ、地球に来る前に違う惑星に行って、みんなエビ人間にしてしまったのだ。そして、地球に来て、地球人をみなエビ人間にすることが出来る力を彼らは持っている。しかし、地球にきてなにかトラブッたのかもしれない。そして、最後、主人公が優秀なエビ人間を助け、3年後に君を元に戻す為に必ず戻って来ると約束して去っていく。エンディングの後に、再会の場面が見えるかと思って、すわって待ってしまった。きっとあのエビ人間は、助けた彼に聞くだろう「地球人をすべてエビ人間にしてよいかどうか?」でも、そのようなストーリーをこの映画は伝えたくなかったに違いない。伝えたいのは、どうしようもない強欲な人間の姿であり、しかし、救いようのある人間の勇気の姿であり、自分たちが一番優秀だと勘違いしている人間の姿であるように思える。奥さんがまわりに振り回されている姿もなかなか興味深かった。この映画は深く考えると、いろいろな事を想定して作っているように思える、味わい深い映画だ。
[映画館(字幕)] 8点(2010-04-13 01:34:07)(笑:1票) (良:4票)
5.  2012(2009) 《ネタバレ》 
すばらしい映像だと思う。中身はそこそこかな。シュミレーションとしては、良い方だと思う。特にアメリカ大統領が自ら死を選ぶところは良かった。また、この映画を見て次のことわざが思いうかんだ。「情は人の為あらず」。  この映画の背景には、今の世の中の絶望感があると思う。新興国である中国、インドなどの人々全員が、先進国の人々と同じような生活をしはじめたら、地球はもつのだろうか? →もたないだろうという考えがある。→しかし、それを止める論理がない。  また、北極圏の氷が溶け始めていて、今、何をしているかというと。ロシアやノルウェーなどの国々が石油などを掘り起こしているのだ。何という人間の強欲さだろう。  つまり、このままだと未来がないのだ。この絶望感が背景にある。  これを解決する方法がある。それは、この映画でも示している通り、地球全体で1つの国になることだ。これが出来れば、次のように出来る。中国人の中で先進国のような生活をしたい人は、先進国(例えば日本)へ行き、大自然の中で過ごしたい日本人は、中国の田舎にいける。それを調整することが出来る。
[映画館(字幕)] 7点(2009-12-04 12:53:53)
6.  ウォッチメン 《ネタバレ》 
原作未読です。評判がよさそうだったので、何の評論もみずにいきました。僕にとってはなかなか楽しめました。「300」の監督が撮った映画ということで期待していました。期待通り、映像などがすごく、感心しました。僕には内容は「ダークナイト」と似ていると感じました。「インデペンデンスデイ」とも共通なところを感じます。これらの映画の背景は、今の世界が1つにならないと解決できない事が多く(地球温暖化など)なっている現在の世界があり、しかし、それを解決する方法がわからないというものだと思います。宗教が違い、人種が違い、教育レベルが違い、先進国と後進国という経済が違い、人口を無秩序に増やす地域と日本のように少子化に向かっている国があり、それらが1つの世界になんかなるもんかという。しかし、巨大なある力(Dr.マンハッタンやエイリアンなど)が世界に来ることによって敵の敵は味方のようになり、一致団結出来るという論理で世界が1つに出来るのではないかという考え方です。確かに、明治維新の時に黒船というアメリカからの脅威により、日本では藩という国々が、1つにまとまりました。しかし、残念ながらDr.マンハッタンもエイリアンも、現実世界では来ません。違った方法(敵の敵を作る力づくの方法ではなく、知恵を使った方法:例えば地球人になるための共通認識としての歴史の教育など)を模索するしかないと僕は思っています。また、ウォッチマンとはDr.マンハッタンではなく、彼女の父親だったのですね。これはなかなか深い意味合いがあり、とても面白かったです。どうせ子供向けに出来ない内容なのだから、もっとセクシー描写をし、もっとグロテスクにしてもよかったと思います。Dr.マンハッタンが神のような存在感があるのに、とても人間的で、ここに宗教を超えなければいけない要素を感じました。(宗教を超えるとは、お互いに尊重しあう世界であり、現代のようにユダヤ教とイスラム教の軋轢や、911で起こったテロの背景にあるイスラム世界とキリスト教世界の衝突を超えること)キリスト教を信じている人が多いアメリカのまんがでよく描けたものだと感心しました。
[映画館(字幕)] 7点(2009-04-01 18:05:09)
7.  ジャンパー 《ネタバレ》 
この映画の評判を見ないで、予告のテレポーション能力に関心があり、見に行きました。しかし、失敗だったな。まちがいなく駄作だと思う。映像やいろいろなところにロケに行った努力は買うが、中身がない。つまり、続編を期待して作った作品としか思えない。それならば、初めから3部作とか言って作った方がよっぽど良いと思う。そうすると、作り方が違ってくると思う。例えば、5歳の時にジャンパーの素質がわかったといっていたが、ここんところをもっと丁寧に描いた方がいいと思う。(最近見ている「奥様は魔女」の子供が魔法使いになるところとちょっと似ている。)また、中世より戦っていると言ったが、これもなぜ中世からなのかさっぱりわからない。スターウォーズも続編があったが、最初は続編は作らないつもりできっちり作った作品だった。だから、逆に続編が作れるようになった。こんな続編で明らかにします、みたいな映画はダメだろう。僕なら続編作成却下です。
[映画館(字幕)] 4点(2008-03-03 11:36:04)(良:1票)
8.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 
先行映画で見ました。私には、この映画は、歴史を物語っているのではなく、現代の民主主義で暮らしている人たちに向けたメッセージだととらえました。私たち日本人にとって、この民主主義は与えられたもの(アメリカから)です。しかし、本当の民主主義は、歴史を見えればわかりますが、戦って、何人も死んで勝ち取ってきたものです。フランス革命の時だって、体制側(もちろん軍隊がある側)に向かって戦ったわけです。今回の300人対数万人に匹敵する怖さです。しかし、それに悠然と向かっていったのです。なぜ、向かっていったのか。「この心を民主主義に住む人たちよ、忘れないでほしい。」という願いが感じられます。私の友人にも、政治に興味がないといか、政治は嫌いだという人がいますが、是非、この映画を見て、民主主義という政治を私たちが守っていかなければいけない自負を持たなければいけないと痛感します。よく格差社会は大変だという人がいますが、格差社会とは貧乏人が増えて、金持ちが少数になることです。本当の民主主義があれば、貧乏人のための政治が行われます。つまり、一番困るのは金持ちの人たちなのです。しかし、この国にはまだ本当の民主主義は根付いてはいません。(悲しいかな、実はアメリカにも本当の民主主義は根付いていない。)だから、おかしくなるのです。考えさせられた映画です。現実の民主主義でも、政治家でお金のために裏切る人、自分を受け入れられないことで裏切る人、政治を動かすために体をかける人(色気を使って)、自分になにも影響がない状況だと見てみぬ振りをする人、つまり、現実社会のことを反映しているだけだと思いました。
[映画館(字幕)] 8点(2007-06-03 10:58:20)
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