2. RPG
《ネタバレ》 この映画の一番の見所であるRPG的要素(職業、武器、魔法、道具)をいかに魅せるかというのが一つのポイントであったと思うが、いまいち題材を活かしきれていない。奇抜な衣装やセリフのマニアックな言い回しなどなかなか目を引く場面もあるが、もう少し、分かりやすくても良かったと思う。日本人なら基本RPGといえばドラクエ、FFだが、外国ではどうなのか、そのあたりは詳しく分からないがRPG文化の違いか?また空想と現実との境目がなくなるというのも見所の一つであると思うが、その境目がはっきりしない。変わる瞬間の細かな心情などをうまく表現してほしかった。以前「es」という映画を観たが、この映画はそのあたり非常にうまく表現していた。まあ、とにかく全体を通して画が暗いし、ヒロインも全く魅力がないし、この点数を付けざるを得なかった。 [DVD(吹替)] 3点(2011-12-28 00:13:44) |