Menu
 > レビュワー
 > Yuki2Invy さん
Yuki2Invyさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1693
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : エストニア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  コンパートメントNo.6 《ネタバレ》 
旅は人生の象徴・縮図とゆーか、それが非常に分り易く伝わる様な(+それでいてソコまであからさま・押しつけがまし過ぎずにアッサリともして居る様な)手堅い良作だったかと思います。人生は(否応無しに)どこかに向かって進んでゆくモノであって、旅はそれを可視化・具現化する…とでも言いますか(⇒前進・成長や挫折・焦燥、また望む望まざるに関わらぬ人との出会い&別れをも産んでゆく…と)。かなり淡々と進行してはゆくモノの、主人公がフィンランドの人で舞台はロシア、という(端的な)モノ珍しさもあり、私もワリと淡々とスンナリと観てゆけた気がしてますね。重ねて、ユニークと言うよりは⇔手堅いと言った方がしっくり来る様な作品かとは思いますが、十分に楽しめるとは思います。一点、今作は製作も(本国での)公開も2021年で、翌年からのウクライナ戦争は作中の演出には無関係だと言っても好いかとは思うのですが、それでもフィンランドとロシアの歴史的な&現状における二国間関係を鑑みても、ニュートラルに眺めるのが少~し難しくなってしまっている…というコト自体は、やはり少し残念な事象だとは思われますかね。
[DVD(字幕)] 6点(2024-02-13 17:47:26)
2.  みかんの丘 《ネタバレ》 
現実のアブハジア紛争に題材を求めている作品ですが、その事件における実際の社会状況が広範に描かれるというモノではなくて、ごく非常に小さなコミュニティでのとある出来事を描いた作品になります。ただし、登場人物の人種的多様性(=複雑さ)という部分には、この問題のごく厄介な要素とゆーのをギュギュっと凝縮して詰め込んでるとゆーか、まァ~とにかくエストニア人だジョージア人だチェチェン人だ、とその部分はフツーに観ていて相当にややっこしくも思われますね。ソコはある程度、アブハジア紛争或いはコーカサスの民族的背景事情なんかを前提知識として入れておかないとイザという場面で混乱する…かとも思います(アレ、どっちがどっちの敵味方だっけ?と)。  しかし、だからこそ本作はそのテーマ語りの部分「君と彼とは違う人間なのか」とゆーのが非常に分かり易く頭に入ってくるとも言えるのですよね(ソレは現実問題として、彼らは総じて見た目や喋る言葉の感じなんかは率直にあまり大きく違うともやはり思われなくて、そしてその辺も実際の映画の描写としてもしっかり含まれてくるコトも踏まえて、ですね)。その意味でも、題材とテーマ面の取合せの適切さ、そしてそのメッセージが(作品の終わり方自体は一種のバッドエンドにも見えなくないケドも)ごくポジティブな空気感の中に描かれるのも含め、シンプル&コンパクトな作品ながら実に完成度の高い反戦映画だと思いました。またある意味で、今の世界にも確実に必要な映画だ…とも思ったりもするのですね。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-04-29 14:45:46)(良:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS