1. キャプテン アブ・ラーイド
珍しいジョルダンの映画だが、良くも悪くもカルチャーギャップは感じない。監督は豊かな階層の出身で、アメリカに留学して映画作りを学んだというから、基本に忠実なわかりやすい作品になっている。ヒロインはモデルさんのようで、多少演技はかたいが、重要な役を振られているこどもたちは、それぞれの役割をしっかり演じている。クレーンを使いながらとられる、高台に位置するアパートの屋上からの風景も、やはり基本に忠実という感じだが、とても美しい。この映画を見た後、ジョルダンの旅行記をネットで探して読んでみたが、暖かい人情味のあふれる国のようだ。ぜひ行ってみたいなと感じた。 [地上波(字幕)] 6点(2011-01-21 09:22:25) |