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1.  ブラインドネス 《ネタバレ》 
盲目となった事で人間の本性が見えやすく…ってな事を描きたいのだろう。 そうなると「女を出せ~」も「通常視力妻が居るのに、なぜか浮気」も省けないらしい。 「列から離れただけで銃声・射殺・パニック」も無理が有り過ぎ。 そういう場面を撮りたかったんだろうけど、拡声器使って「戻れ!こら!」で用が足りる。 「辻褄合わないけど“極限状態の集団・人間心理”って事で、ま、いっか」な甘さが見え隠れ。 盲目集団の中で可視の彼女は、いわば「超人」。点字が読める程度の話じゃない。 あれじゃ、なぜか戦わないスーパーマン。「何やってんの?じれってー」というストレスが拭えない。 事前に「虫も殺せない気弱女」だと描写しておけば、なんとかなったか?。 しかし、そもそも演じてるのが「強い女ジュリアン」だから、それも無理。 他のコメントにあったが、3階にも「見える男」が必要だったかも?。 不満点を並べても、つまらない。「自分だったら、どう行動しただろう」と考える良い題材になった。 どんな映画にも言える事だが、ストーリーに助けられて、自分の思考が「見え」て来るのが面白い。 最後に、木村佳乃。頑張ってたけど、あそこでカメラに目が合っちゃなー。
[DVD(字幕)] 6点(2009-05-15 18:52:01)(良:1票)
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