3. ビハインド・ザ・サン
何とも辛辣な設定ながらも、淡々としたストーリー、 厳かとさえ感じる静かな雰囲気が、叙情的という印象を与えてくれる作品。 その中に、兄弟愛、争うことの虚しさ、兄の人間的成長といった テーマをそこはかとなく織り込んでおり、「映画してるなぁ」という満足感は抱かせてくれた。 監督さんは、「セントラル・ステーション」を撮った人ですか。 あの作品も良かったけど、本作は演出と映像が秀でていて、改めて実力のある人なんだと実感。 [DVD(字幕)] 5点(2011-08-05 09:31:39) |