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181.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 
コレいいね、なんかほっとするサスペンス。 トム・クルーズ主演なのに予想とちがって地味めなんだけど、それがいい味だしてる、ハードボイルドなんです、しっかしトムはほんとにいろんなことしますねー でもそれが大きくハズれないんです、トム・クルーズはめったに出現しないであろう、まさしくハリウッドのスーパースターなんだと思いました。 初見は「タップス」ショーン・ペンとかクリス・ペンがやりそうなキャラだったのに・・・ 脇のキャストも渋いです、ロバート・デュバルが出てきた時には小躍りしました。あと女弁護士のヘレン役の女優さん、なんか見たことあるし貴族的でイイ感じ「リバティーン」でジョニー・デップの奥さんだった人ですね。紅一点のロザムンド・パイク、このキャスティングもシブいです。 ハイテクやハデなアクションシーンのない、ちょっと泥臭いトム・クルーズが観られる犯罪モノ映画でした、面白かったです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-15 00:15:35)(良:1票)
182.  ナッシング・トゥ・ルーズ
これだからティム・ロビンスが好きだ。あの憎めないキューピー顔、コメディもシリアスも善人も悪人もOK。貴重な俳優だと思う。ドタバタのロードムービーといっていいのかな。ハズしたかななんて最初は感じたけどなんのなんのラストまで楽しく観ました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-28 20:19:24)(良:1票)
183.  マイ・インターン
まず、こういう老人になれたら本望と思った。 デ・ニーロ演じるベンにとっては若い世代の苦悩や想いが手に取るようにわかるんだろうな だから適切なアドバイスができる。 そういうベンは誠実に謙虚に生きてきたから、高齢になってもまわりから好かれる、必要とされる。 アン・ハサウェイは適役だし、デ・ニーロはやっぱり名優です。マフィア、サイコパスをやれば 笑っただけで怖い人、普通の善人役で笑えば愛嬌ある老人になる。 他の脇役もそれぞれキャラがちゃんと描きこまれていてホンワカ気分で最初から最後まで観られました。 ハートフルコメディです。  うーん、そうだなあ同じ監督の作品なら、本作の細部は「今」だけど ダイアン・キートンの「赤ちゃんはトップレディがお好き」を思い出しました
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-12-13 12:39:10)(良:1票)
184.  籠の中の乙女 《ネタバレ》 
なんかすごい映画観ちゃいました。 あの一家の成り立ちはこれといって説明はなく、父親のための理想郷、カルト教団みたいです。 父親のそれはモラハラ、DVの典型と言ってよく支配者、暴君、そして変態です。奥さんも子供たちも洗脳され、 暴力性もきちんと受け継がれている。子供たちは全て養子なのか?正式じゃないかもね、 名前が無いし証明書、いわゆる戸籍も無いかもしれない。  3人の子どもたちに対してはまるで犬を飼育しているような感じなんですが、肝心の本物の犬は思うようにならず しつけをする学校に預けていて、子供達には名前が無いのに犬には名前があるという不思議。 しかしどんなに名前を呼んでも犬は知らん顔で近づきもしない。犬の方が見抜く力があるってことだと思います。  思春期になり息子にだけは性処理の相手として外部の人間をあてがう、男は知らなくてもそれが必要で女には必要ないというのがこの暴君の価値観なんですな、しかしこの性処理女がきっかけで一家のバランスが崩れる 長女が一気に目覚めるきっかけになったのが「ジョーズ」「ロッキー」「フラッシュダンス」という年代的には古いけど もろハリウッド製娯楽映画というのがなんか可笑しい。へんな替え歌にしてへんなダンスをする音楽が シナトラが歌う「Fly Me to the Moon」これもアメリカが誇るシンガーと楽曲、アメリカものって良くも悪くも刺激が強いってことでしょうかね。  「犬歯が生えかわれば外へ出られる」絶対にないことなんですけどね、それがわからない。車のトランクに潜り込んだのはいいけど恐怖からなのかひとりでは降りられないという洗脳からなのか、トランクは開かないままでした。 とにかくエピソードのどれもこれもが、普段は意識してないけど「なるほどそうなるのか、そういうことだろうか?」とこちらに考えさせる、想像させる、気づかせるが満載でして、カンヌの「ある視点」で受賞したのも頷けます。 変な映画、奇抜な映画としたら庭の風景、室内の清潔感と穏やかさに対して内容はかなりシュールで 怖さもあってなかなか良いと思います
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-11-20 14:40:05)(良:1票)
185.  インスタント・ファミリー 《ネタバレ》 
一時期、ハリウッドスターたちが里子を受け入れ養子縁組したという話題をよく目にしたものです。その多くは有色人種の子どもたちということで意地悪なことを言うマスコミ関係者もいたなあ。 私は自分で産んだ子だからこそ育てられたわけで、そして二人の子育てでもう手一杯。三人なんて考えたこともありません。 映画の中の夫婦は育児経験は無く、親になるための段階も踏まずいきなり3人。しかも長女は思春期ときた。 なんかもう主導権は完全に子どもにアリで、里親夫婦は振り回され親になるための修行という感じの映画でした。 ラストは絶対ハッピーエンドになるってわかってるし、ユーモアもふんだんで観やすかったです。 ただ奥さんのエリーがわめくとこ、声質なのかなんなのか、耳障りでイライラしちゃいました。 リジー役の子は魅力的ですね、「ボーダーライン ソルジャーズ・デイ」のあの子でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-27 17:19:54)(良:1票)
186.  エスター 《ネタバレ》 
怖いというより、あの夫婦の無力さが歯がゆいったらありゃーしない。 最初からヘンじゃん、エスターという子は。 末っ子のマックスが登場人物の中でただひとり、エスターに対抗できるって感じがしました。 何もないのになんかあるような思わせぶりなシーンが何回かあってそれが少々くどいです。 既に二人の子がいるのに何を好き好んで?しかもあんな大きな子、特に問題の無い子でも難しいのに情緒不安定気味の母親に里親は無理なんじゃないですかね。 だいたい旦那の浮気、死産、アルコール依存という過去がある夫婦。でもあの、時と場所かまわずなイチャツキぶりが嘘っぽいというか不自然なんです。 で、旦那はこれといった反撃もできずにあんなことになっちゃって、母親は吹雪の中、携帯片手に猛スピードで運転。 警察が駆けつけてるのにエスターを放置して警官のいない所へ逃げるってどーゆーこと? なんかあちこち噛み合ってないなあという印象で、とにかく幼い子に発砲させるという非道ぶりはいただけません。 エスター役の子も大丈夫なのかな、とんでもない役でしたね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-24 16:07:53)(良:1票)
187.  チョコレートドーナツ 《ネタバレ》 
もう何年も前に録画してあったんですが、あらすじを読むとどうも悲しいラストのようで今まで観てなかったんです。 オープニングもラストも人形を抱えて夜の街を彷徨うマルコだもの、あーいやだ、いやだ酷いじゃないの。 結果はどうであろうと海岸で、そしてハロウィーン、誕生日のホームビデオの映像をラストにしないっていうのは何年経とうが懐かしくきれいな思い出にはならないからかな。 作品としてはマルコの存在と権利というより、ゲイへの偏見に対するものが中心と感じました。家を探し何を思い、いったい何日彷徨っていたのか。。。裁判で自分たちの主張が認められなければ絶対に全くマルコの世話ができなかったんでしょうか。 もうやだ、こんな悲しいラスト。 鑑賞後「トーチソング・トリロジー」を思い出しまして、機会があったらまた観たいなあと。NYとロスの違いはあるけど年代は本作とそれほど変わらないと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-08-20 12:53:27)(良:1票)
188.  マジック・イン・ムーンライト 《ネタバレ》 
スタンリーのキャラね、ウディ・アレン自身を強く反映しているんだなと思います。演じたコリン・ファースが見事にハマっていますが、見た目がアレンと違う。もう違い過ぎちゃってるのがアレンの開き直りみたいに感じられて笑えた。そして中国人に扮したマジシャンていうのもなかなか洒落ていると思いました。 びしょ濡れの天文台、あそこでラブシーンとなるのがラブコメのルールでしょ、でもそうはならなかったのでどういう結末になるんだろうとは思ったんですが、どうということのないラブコメで終わってしまいました。 南フランスの風景は素晴らしく、ノスタルジックな映像でかなり好みなんですが、それが余計に甘ったるい押したり引いたりの恋愛モノという印象になったように感じます。 いくら見た目が良くてもスタンリーのような人はまわりが敬遠しちゃうと思うんですが、なぜかずっと年下の若くて魅力的な女性に選ばれる、ロケーションから何から何までアレンの願望という映画のようですね。当時80歳になるかという年齢でまだこんなこと思ってるんだとちょっと微笑ましくもあります。 コリン・ファースの性格に問題ありのジェントルマン振りにプラス1です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-09 14:51:34)(良:1票)
189.  ローラ殺人事件 《ネタバレ》 
随分前に録画して思いだしては見直してます。オープニングからすでに殺人事件の捜査が始まっているので前置きがない分、最初から引き込まれ、誰がどうして殺されたの?と興味が沸く。あの、人を見下した嫌味なイギリス紳士気取りの作家がなかなかよいです。優雅な立ち振る舞いはさすが。そしてなんといってもダナ・アンドリュースが素敵。ああいうスーツ姿を見ると、やっぱりテーラードスーツというのは欧米人の男をかっこよく見せるためにあるんだなあと納得してしまいました。 肖像画の美女にジュディス・アンダーソンとくれば「レベッカ」 初見時は恋敵でもあるし「ひゃ~なんか不気味」とちょっと期待しました、こちらの肖像画の美女はとてもイイ人です。 男性はジーン・ティアニーの美しさに見惚れる映画なら女の私はダナ・アンドリュースを筆頭に男優たちのダンディさにウットリするための映画です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2003-12-10 01:11:56)(良:1票)
190.  ある女流作家の罪と罰 《ネタバレ》 
そりゃいけないことだとは思いますよ、詐欺ですし。これFBIの管轄になるんですね でもその手紙の内容は皮肉で辛口で相当おもしろかったんだろうな、担当弁護士も絶賛してましたし。 伝記小説に拘らず、雑誌の辛口コラムなんかをやったらかなり受けただろうに。  リーとジャックの関係がへんに感情的、感傷的じゃないのがいいです。 同性愛者同士らしい男女の関係みたいなね。 大げさな演出もなく淡々としている、でも冬のニューヨークの街がとても魅力的に撮れていて なんだか昔よく話題になっていたインディーズ映画を観ているようでしたね。 ニューヨークの街とジャズですね、いい雰囲気です。 リーの判決前の陳述内容がよかったです、あれで私は「リーは大丈夫だ」と思えたのです。  ハチワレ猫の鳴き声がかわいかった、編集者のパーティでかかっていた曲が ロキシー・ミュージックの「セイム・オールド・シーン」で懐かしかった。 リチャード・E・グラントは年をとったら毒が抜けたというか嫌味っぽさが薄くなって 善人役が似合うようになったなあ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-01-23 23:51:46)(良:1票)
191.  トゥルー・ロマンス 《ネタバレ》 
クラレンスとアラバマは個人的に今までのベスト・カップルの中に確実に入る。趣味の悪いハデなだけの服を着ていてもパトリシア・アークエット演じるアラバマはキュート、度胸はあるけどちょっとマヌケなとこもあるクリスチャン・スレーターのクラレンスにも愛嬌を感じる。免許証を落とすわ、間違ってとんでもないものを持ってきてしまったりと、LAの住所を書いたメモを始末しなかった父親ゆずりか。父を演じたデニス・ホッパーのぎこちない所作もいい。クリストファー・ウォーケンとのシーンはここだけゆっくりと時が流れている感じだった。あとはこの暴走カップルのペースで進んでゆく。ホテルの部屋であっちからこっちから追っ手が飛び込んできた時は大爆笑。こういう場合、何もせずに床に突っ伏している者が勝ちだとわかった。ここに出てくる人たちは皆、おかしなテンションなんだけど、生き延びたクラレンスとアラバマは純粋だし打算や損得でものを考えない。もうひとり生き延びたディックは迷わず自分のキャリアより友情を選んだのでした。    洋画専門チャンネルで最近放送してまして、ほんと何年かぶりで観ました。 やっぱりイイ、面白い、のめり込める映画。20年以上まえの映画だけどそういうのを感じないのがすごい。今思うことはクリスチャン・スレーターにとってもパトリシア・アークエットにとっても本作は最高傑作だったんじゃないかってこと。 ブラピは当時クラレンス役がすごくやりたかったけどスレーターにいってしまい、でもちょっとだけでも出たいってことでああなったらしい。 タランティーノによればクラレンスは死に、アラバマはその後プロの強盗になって、ミスター・ホワイトとチームを組む。 そして「レザボア・ドッグス」へ繋がっていくそうです ジェームズ・ガンドルフィーニはこれが出世作ですよね、あのバイオレスシーンは最高の見せ場です やっぱりタランティーノのバイオレンスは質が違う、それを壊すことなく見事に描いたトニー・スコット。 20年を感じるのはサミュエル・L・ジャクソンがほんの端役でトム・サイズモアが痩せてるの。 そして監督のトニー・スコット、デニス・ホッパー、クリス・ペン、ガンドルフィーニが故人てこと。 これサイコーの映画です
[CS・衛星(字幕)] 10点(2003-12-06 01:24:03)(良:1票)
192.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り
これって評価高いのね。アル・パチーノがノミネート7~8度めにしてついにオスカーを獲得した作品でもあるのですが、このパチーノが一番嫌い。「俺の演技を見ろ!」といわんばかり、オーバーアクト炸裂なのだ。「そんなに大声出しなさんな」と何度思ったことでしょう。ほんとに死ぬつもりだったのかどうかも疑わしい。性格が災いして思うように出世できず、銃か爆弾だかの暴発で失明してしまった偏屈じーさんがダダこねてるみたいだった。どうしてこんな失礼なことを感じてしまうのでしょうか?私は演技しているアル・パチーノを観たいとは思わない。この人は年とともに役を自分に引き寄せるタイプになったわね。それがいけないことだと言うつもりはないが、役に自分を近づけ、その俳優が役の人物になっているのが私は好きです。こういった物語の場合”演技している俳優”ではどのようなものかと感じるわけです。クリス・オドネルにとってはこのじーさんと過ごすことでちょっとした人生勉強ができたわけですから有意義だったでしょう。オドネルは初々しく自然で、見るからに真面目そうなルックスでハマり役でした。作品としては、あまりにストレートで、人生に幕を下ろそうとしている老人の悲哀とか静かにじんわり響いてくるものが感じられなかったです。マーチン・ブレスト監督は、「ジョー・ブラックをよろしく」でも思ったけど、なんといいますか余分なものをくっつけるのが好きなのかしら?ラスト、学校へ乗り込み道徳の教科書を読んでいるようなパチーノの演説はまったくいらない。シラけてしまった。最後までひねくれた偏屈じーさんのままでよかったんじゃないの? 自分を救ってくれたチャーリーへのお礼?でもこのラストはなんとなくパチーノの案のような気もする。
4点(2003-12-15 01:07:42)(良:1票)
193.  シンプル・プラン
コレずーっと観たい、観たいと思ってた。オープニングからその全体の雰囲気、登場するキャラクターの感じといい、コーエン兄弟の「ファーゴ」を思い出させる。大金を目にしてから狂っていく人間関係。語りつくされ、わかりきっていることだけどラストのオチに期待して観てた。まったく滑稽で愚か、反省→再生なんてことはあり得ない、許されないといった救いのないオチでした。たぶんあの夫婦は未来を語ることもなく、ただ淡々と毎日同じことを繰り返しながら一日をやり過ごしていくしかないでしょう。ある意味死ぬより辛いことかもしれない。誰がといわれればいちばん冷酷で信用できないのは、自分は何もせず、あれこれ画策して指示していたブリジット・フォンダでしょう。彼女が何かさせる度に人が死ぬ。つまりそういうことを潜在的に望んだ結果ですね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-07 09:30:21)(良:1票)
194.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
私もおも~い社会派ドラマかと思っていたら、ドンデン返しつきのサスペンスでした。「ここまでするかっ!!」という感じで共感できません、故にやはりこれはバリバリのサスペンスなんですね。けれどデヴィッド・ゲイルの人物像が、意思の強固な人なのか弱い人なのかよくわからなかったです。これは早い段階でオチを悟らせないためのものだったんですかね(笑)見せ方としては退屈しないし、映画としての完成度はよいのですが、人によっては「なぁ~んだ、そういうことか」と拍子抜けさせる作品であることも間違いないですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-07-17 12:04:01)(良:1票)
195.  スパイダー
頼りなげであどけない顔して・・・だからモニカ・ポッターだったのか!と、どうにもこうにもハマらないポッターの役柄に納得。モーガン・フリーマン、走ってましたなあ。ダイ・ハード3がちらついたあのシーンはフリーマンがそのうち心臓発作でもおこしゃしないかとハラハラしました。説明が足りないですね、犯人の背景というものがキチンと語られてないのが致命的。誘拐された女の子の父親もいてもいなくてもいいような扱われ方だったしね。ペネロープ・アン・ミラーもこんなお母さん役をやるようになったのね。暇つぶしに見るにはよいです。
4点(2004-09-07 09:00:42)(良:1票)
196.  グリフィン家のウエディングノート 《ネタバレ》 
映画の内容とは関係ないことがいろいろ頭に浮かびました。 ロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムズ、ダイアン・キートン、スーザン・サランドン 4人ともオスカー受賞者なんですよねー、かつては4人ともヒューマニズムとか社会問題を題材とした作品での名演で俳優としてのクオリティの高さなんかを追及して俳優としての地位を不動のモノにした人たちという感じです。 これからの、まだ若い俳優たちや監督、脚本家なんかのためにひと肌脱ぎましたみたいな映画に出ることが多くなったなあと感じる今日この頃です、ほんとに映画が好きなんだなあ。 ただロビン・ウイリアムズが。。。ただただ残念です。 エロエロドタバタコメディでした、なんも考えずに寝る前にひとりで観るのにいいかもね。 老いてもなお盛んな名優たちに敬意を表してこの点数にしましたー
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-11 17:42:50)(良:1票)
197.  エデンの東(1955)
何回観たかわかんないほど観てる映画のひとつ。とてもシンプルな物語ですよね。こういうのを観ていつも思うことは、長男と次男のちがいなんですね。彼女がキャルに惹かれるのはこれはもう仕方のないことでしょ。お兄ちゃんは事務的なの、でも弟は人間味、情があるのね。この選択も非常にシンプル。前になにかで書いたと記憶してるけど、家族、親子が再生するには当事者の誰かが死んだり、倒れたりしなきゃ駄目なのかというのがなんとなく寂しい。 この世で最も柔軟性、適応性に乏しいのは人間だと思う。「価値観の違い」など理由にならないのにそれを全面に持ってきて選択肢を増やすから複雑でややこやしくなる。世の中も人間もこの映画のようにシンプルになってほしいわね。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2006-01-05 15:49:38)(良:1票)
198.  誰よりも狙われた男 《ネタバレ》 
フィリップ・シーモア・ホフマン主演の遺作となってしまったんですね、 独特の雰囲気で、地味ながら緊張感は半端なく先行きが読めないし、どういう結末なんだろうと目が離せなくなります。 バッハマンにハマりきってるホフマンの演技が凄いです。脇役の頃からのどこか皮肉っぽく、嫌味っぽく イイやつとイヤなやつの境界線ギリギリで一応は善人かな?みたいなキャラ、一回見たら忘れない俳優さん。 描かれることは対テロ組織同士の対立、裏切り、非情さということなんですが、カルポフがドイツに来た真の目的とか 邦題の「誰よりも狙われた男」というのはバッハマンということでいいのか?などなど、自分が知りたいことは明確ではなかったんですが「裏切りのサーカス」ほど難解ではないですし見応えのある作品だと思います。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-06-04 16:01:55)(良:1票)
199.  刑事ジョン・ブック/目撃者
何年かぶりで再見しました。この映画でアーミッシュのことを初めて知りました。アメリカは広い国です、映画ってほんと勉強になりますです。永遠に20世紀のこないアーミッシュを絡めるという発想がいいですよねえ。ふっくらしたケリー・マクギリスが聡明でどっしりした感じですごくいい。すぐにメソメソして、いかにも守ってあげたくなるような女優だったら全体の雰囲気も印象もちがってきただろうなあ。効果音なしのラブシーンがせつないのよ、ここだけヨーロッパ映画のようでした。今回の発見は(「ダイ・ハード」でテロリストやる前にアーミッシュになってたのね、ありゃ、ヴィゴ・モーテンセンもいる~)ってことでした。いや、うれしかった。
8点(2004-10-29 00:32:28)(良:1票)
200.  ボヘミアン・ラプソディ
中学からビートルズを皮切りに洋楽を聴いて過ごしてきた私、クィーンの映画だもの観ないわけにはいかないわ。 初めて聴いたアルバムが「オペラ座の夜」それでいきなり「ボヘミアン・ラプソディ」だもの、キョーレツでした。 クィーンでいちばん好きな曲は「マイ・ベスト・フレンド」ベースラインがすごく好き。  そして映画、駆け足だなという感じは否めない。サンシティのこともなかったし あれってかなり大きな問題だったはず、バンドエイドに参加してないのも関係あるように思うし。 でもまあ、こんなことは言い出したらキリがないんですけどね。 フレディ個人の苦悩に焦点を当てたってことですかね。  とにかくメンバーそっくり、特にブライアン・メイには似すぎててびっくりしました。 ロジャー役は本人よりラブリー、日本でウケそう。 肝心のフレディなんですが本人よりずいぶん小柄な感じがして、そこがイマイチだったかな  でもラストのライブエイドのシーンで不満は全て帳消しです、オープニングに繋がるっていうのもいいね。 よくぞここまでと感心する当時のステージの再現は圧巻。 感動で泣けました、家でひとりで観てたら号泣するとこだけど映画館なんで必死でこらえてた。 本人の映像じゃないのになんであんなに泣けたのかよくわからないんですが、観客のエキストラの中に 泣いてる初老のおじさんがいて余計に泣けてしまった。  音響も良くてクィーンに浸った2時間、大満足でした。もう一回観たいです。
[映画館(字幕)] 9点(2018-12-13 21:47:30)(良:1票)

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