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21.  ブリジット・ジョーンズの日記
まず、この作品は主演レネー・ゼルウィガーとなっているけど、すくなくとも監督、原作者にとってはマーク・ダーシーを演じたコリン・ファースのための作品ですね。コリンをいかにかっこよく素敵に撮るか、ということにチカラが入っているように思えます。逆にレネーとヒューはこれでもかと、思いっきり滑稽に描かれてます。ドラマ「高慢と偏見」のミスター・ダーシー役でイギリスで大ブレイクしたコリン。それが基となっている作品ですから、当然といえば当然ですね。コリンはこの作品で確実にキャリアアップしました。ファンにとってはうれしいこってす。なんといいますか、アブノーマルな雰囲気を漂わせているのがいいですね。ブリジット、マーク、ダニエルの3人の関係はやっぱりマークの存在が大きいと思う。ブリジットのような女性に対し、「こんな女!!」的なご意見も多数あるとは思いますが、彼女のように平凡でこれといって人より飛びぬけたものもない、でも正直で善良という人は世の中で日のめを見ることはいち番少ないけれど、人口的には最も多いタイプなんじゃないかな?ブリジットのいいところはヘンにつっぱって、鎧をつけてないところね。外ではぴしっとスキなく「デキる女」でも、例えば家の中のあちこちにホコリをため、レトルト食品に頼り、盛大にゴミを出すとか、30過ぎても食費も入れず、親のスネをかじっている独身女よりブリジットのほうがなんぼかマシ。マークもダニエルもいわゆる「高嶺の花」を手に入れられる割合の多い環境にいるにも関わらず、ブリジットを選んだのは自然体の彼女の前ではアレコレ気を使うことなくリラックスできる相手だからじゃないかなあ。続編「The Edge of Reason」の公開は冬になるのかな?今から楽しみです。またまた、コリンとヒューのへっぴり腰の取っ組み合いが見られそうです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2003-11-06 19:54:22)(良:2票)
22.  フォー・ウェディング
いや、おもしろかった~イギリス製エログロコメディですね。ヒューはハマってるし、彼の友人たちがよいです。イギリスの特にラブコメは恋人の前に友だちありきなのね。その様々な友人たちの様々な事情、個性が作品のスパイス、奥行きになっていますね。ただし、アンディ・マクダウェルのキャラには共感しません!このタイプは完全に女を敵にまわす女ね。クリスティン・スコット・トーマス曰く「アメリカ人よ、ただの尻軽女よ」まさにこれね。徹底的に頭でものを考えないで行動するアメリカ女という描写だったわね。そんな女にひとめ惚れして振り回されるヒューはイギリス男の欠点を総合した男を演じたように思いました。そうだとするとこの作品は相当辛らつね。でもアンディでは軽いアメリカ女の雰囲気は出ないわね。しかし最後までジョークのキツイ作品でした。結婚式、葬式両方のスピーチでもブラックジョークが冴えている。実際、イギリスでは葬式でもジョークが許される、歓迎されるお国柄と聞いたことがあります。ウィットに富む大人の国だからこそなのね。ラストはチャールズ皇太子まで引っ張り出されてましたな。隣にはクリスティン・スコット・トーマスだったけど、ほんとはカミラにしたかったんじゃないの?ダイアナは人気者ですからね「あんた、ダイアナと結婚したんでしょ?それなのにどーゆーつもり?」 って具合。そういやヒューの役名はチャールズね。ウ~ン、意味深な作品です。
8点(2004-01-04 14:18:27)(良:2票)
23.  ストレンジャー・ザン・パラダイス
あのカラカラに乾いた雰囲気と、エヴァの素っ気無い態度がメチャメチャ好きです。面倒くさそうにしながらも、いとこのエヴァにワンピースを買ってきたり、ひとり歩きは危ないと心配したりするウィリーのキャラもいい。なにをするにもどこへ行ってもニコリともしない彼らを遠くから写すモノクロの映像も美しい。沈黙ばかりのシーンなのになぜかプっと小さく吹き出してしまうところがいくつかあるのよね。こんな感覚の映画は初めてでした。ジョン・ルーリーの歩き方がいいわ。
9点(2004-09-17 15:18:12)(良:2票)
24.  ドッグヴィル
映画とひとことでいっても色んなジャンル、タイプがあるわけで、表現の自由っていうある意味やっかいなモノもあるわけで・・・でもあえて言わせてもらうならコレは映画じゃないでしょ、なにも映画にしなくてもどっかの小劇場でやればいいんじゃないの? 「人間の本質」とか「集団」なんでしょうけど、映画にするなら映画らしくしてほしい。 ある程度のキャリアを築いた役者にとっては、是非やってみたいと思う作品なのかもしれないですけど。たぶんニコール・キッドマンが出ていなかったら観る人も減っていたんじゃないかな、だって「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の後だもの(私はあの映像とビョークに耐えられず30分でギブアップしました) ラース・フォントリアーという人、物凄い変わり者のドSなんじゃないの?そして女の私が感じるのは、彼は絶望的に女にモテない人。 この人ってワケあり、薄幸な女をさらに痛めつけどん底に叩きつけるのが好きなの??そんなもの人に見せてどうしたいのよ。コレって続編もあったんじゃない?もういい加減にしてほしい。人間の邪悪で残酷な部分を見せるだけ見せて、だからなんなの?その矛先がいつも女なの、暴力的なセックスをさせるの、なにそれ。人間に対する希望も愛もない、ただただ人間を否定し信じない人に何ができるというのか。 芸術的才能はあっても人間性に疑問有り過ぎと感じる人です。
[CS・衛星(字幕)] 0点(2007-08-26 11:58:29)(良:2票)
25.  ベティ・ブルー/愛と激情の日々 《ネタバレ》 
観ていてほんとに苦しい苦しい作品でした。カっとなると何をするかわからない気性の激しいベティ。大抵の男はベティのような女は重すぎて逃げ出すんじゃないでしょうか。設定ではベティはやっと20才くらい、ゾーグは30才過ぎてるのじゃなかったかな。けっこう年が離れているからこそゾーグはベティを受け止められたのだと思う。ゾーグに対し「アバタもエクボ」的に惚れこむ情の深いベティ。当のゾーグは夢などとっくに忘れてしまったように惰性的にその日暮らしで生きている。それに苛立ち思うようにならず妊娠も間違いだったことが決定的となり精神に異常をきたしショック状態に陥ったベティをゾーグは開放してやるつもりであんなことをしたのだろうか。ベティのいなくなった部屋でひとり静かに原稿に向かうゾーグ。ベティとの激しく濃密な日々を書くことで世の中に認めらることになる。それを一番望んでいたベティはもういないというのがなんともドラマチックです。
9点(2003-12-07 00:40:53)(良:2票)
26.  ふたりの女王 メアリーとエリザベス 《ネタバレ》 
シアーシャ・ローナンもマーゴット・ロビーも文句の付けようがない女王振りでした。 史実にわりと忠実なんだろうなとは思うけど、時間の経過がわかりにくいんですよね。メアリーがスコットランドに戻って処刑されるまで20年以上たっていると思うんですが、その時間を感じないところが奥を感じないになってしまうような気がします。よけいに駆け足になってしまうというか。それでもなぜかイングランド王室モノは面白いです、メアリーだらけで混乱するけど。 ところで黒人の臣下とアジア人の侍女ってどうなの? 平等っていうのはわかるのよ、でもいくらなんでも16世紀のイングランド王室でそこまでしなきゃいけないんですかね。 なんかいちばん矛盾を感じるところでした。  エリザベス1世は処刑されたアン・ブーリンの娘、次のイングランド、スコットランドの王がやはり処刑されたメアリーの息子ジェームズ、それ以降現在のエリザベス2世までメアリー・スチュワートの直系だというこの事実が凄いわ。 やったやられたを繰り返すも王座はきちんと継承されているのね。 God Save The Queenだわね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-18 21:48:44)(良:2票)
27.  死刑にいたる病 《ネタバレ》 
PG12?どうしてR15じゃないんだろ??まずこう思いました。 題材は興味をそそるんですが、映画としては面白くないです。原作は知らないけど描き込みが足りないというか、散漫でさら~となぞっただけという印象。 拷問シーンを長々とじっくり見せるとか、産まれたばかりの赤ん坊特有の握った手と足が燃えるシーンとか悪趣味もいいとこです。 そんなものより描くべきものが他にたくさんあると思う。ついでに言えば死産とか言ってたけど、赤ん坊は産声をあげる間もなく殺されたと私は思います。 突然現れた学生ぽい若い男の子に名刺見せられたくらいで大の大人がペラペラ喋るっていうのもなんか腑に落ちない。 雅也の母親と榛村の関係性、雅也の家族との関係性の描き方も中途半端です。このように中途半端と感じる所が多すぎです。拷問シーンに時間を割いてる場合じゃないと思うんですけど。 レクター博士とバッファロービルの表面的なとこだけみたいなキャラの榛村大和も怖さがないんですよね、裏付けできる知性を感じませんし、根津さんが拉致されるとこだけまんまバッファロービルなのよ。 だいたい高校生にもなれば榛村みたいな馴れ馴れしく歯が浮くようなお世辞ばっかり言う人は「キモイ」と言われるのがオチだと思うし、狙われた子たちの共通点を見ると、つまりそういうタイプの子にしか相手にされない人物なわけですよ。 それと同級生の女の子を演じた子がヘタクソすぎです。「筧井君、筧井君」とウザくてイラっとする声のトーンに萎えた。 ラストでああなるならもっと演技達者な子をキャスティングしないとね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-09-26 11:07:41)(良:2票)
28.  ペーパー・ムーン
初見はいつだったかも憶えてないくらい昔に観たけれど、ほろ苦くて楽しくて自然と顔がほころぶ作品でした。三日月を見るとコレを思い出します。ライアン・オニールと愛娘のテイタム、物語の中ではモーゼは否定するけどアディはひょっとしたらこの人がパパかもしれないという想いを持っている。アディの要領の良さと子どもであることも幸いし、モーゼと二人荒稼ぎの旅が始まる。テイタムはとりわけ器量よしでもないし、どちらかといえば大人顔の子。演技力もさることながらテイタムのそのルックスもアディをより魅力的にしたのだと感じる。やっぱり映画は演じる役者自身のルックス、雰囲気もかなり重要だ。 突然動き出した車を追いかけ飛び乗る二人、その時にはホントの親子かどうかなんてもうどうでもよくなっているのね。紙のお月様でも信じれば本物になる、見えるってことね。
9点(2003-12-31 00:59:41)(良:2票)
29.  タイタニック(1997)
長くて退屈!なんと散漫な物語。脚本がダメなのでしょうね。史実を映画化するなとは言いません。でもね、悲惨、残酷な出来事を自分の名誉、金儲け目当てとモロにわかる作品にするなっ!と言いたい。犠牲者に対して失礼です。
[CS・衛星(字幕)] 0点(2003-11-23 00:59:22)(良:2票)
30.  グロリア(1980)
グロリアといえばジーナ・ローランズ。もう~とにかく鳥肌がたつほどかっこいいジーナ。ヒールの高いサンダルで銃をぶっ放すのはこの人にしか似合わない。決して子どもにベタベタと甘くなく、それどころかいちいちキツイ。そこがまたよいです。男が惚れる男がジョン・カサヴェテスなら女が惚れる女はジーナ・ローランズです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2003-11-25 10:55:20)(良:2票)
31.  テルマ&ルイーズ
監督のリドリー・スコットは「GIジェーン」もそうだけど女を主役にした、女を描くモノはダメです。「エイリアン」では主役はエイリアンでしたからね。 これね、あの二人がまだティーンエイジャーの女の子ならわかりますが30才過ぎてるんですよ。これを観たのは10年ほど前で私も彼女らと同年代でしたが共感するどころか不快感でいっぱいになりました。 リドリー・スコットは年くってるわりには女のことを全く理解してないのね。(だから「グラディエーター」のマキシマスの奥さん役にあのキャスティングなのよ) アメリカンニューシネマ女性版?でも反逆するその根拠がですね、「女ってこんなもんだろ」という分かってない男特有の固定観念なんですよ。 ハーヴェイ・カイテルの刑事も不自然。一面識もない女二人のことをあそこまで理解できる男がはたしてどれだけいるものなのか?女刑事ならまだよかった。グレン・クローズとかね。 そしてあのラスト。ハメ外してとんでもないことやらかして逃げまくったことを美化していいのかぁ? あの二人はちっとも美しくないしかっこよくもない。結局、本当の意味の自己解放はできなかったわけだし、いったい何のための旅だったの?「愚か」という言葉しか浮かばなかったです。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2003-11-23 00:41:13)(良:2票)
32.  火垂るの墓(1988)
今夜もまたまた民放で放送されるようですね。う~ん、好きか嫌いかと言われたら嫌いです。戦争のいちばんの犠牲者はこのような子どもだということは理解できます。けれど初見時は激怒しました。あの時代、疎開先で厄介者扱いされ、いじめられるということは普通のことだったんじゃないの?(私の母もそうだったらしい)それでも皆、生きるために耐えたんじゃないの?それなのになぜあの兄にあのような行動をとらせる物語になっているのか、それがわからなかった。しかしちがった方向から考えてみると、あの兄妹の父親は軍人だ。たぶん長男としてあの兄は厳しく躾けられていたと想像する。あの時代の教えは「恥をさらしながら生きるくらいなら死ぬことを選べ」という今では到底理解などできないことが尊いこととされていたのではないか、父親が軍人ならなおさらそうだろう。原作は読んだことはないけど、生き延びることよりも、信念、誇りのために死ぬことを善しとした当時の軍国主義を批判しているのかもしれないとも感じているこのごろです。「ある意味貴重」ではあるとも思うので久々の0点です。
[地上波(字幕)] 0点(2005-08-05 21:06:21)(良:2票)
33.  フォレスト・ガンプ/一期一会
この作品はアメリカ人にとってはたまらない面白さがあるんだろうなあと思う。私としてはフォレストと近代アメリカの歴史との関わり方が面白かったです。その発想がいいんですよね。エルヴィスとのエピソード、ウォーターゲート事件が気に入ってます。歴史に残る大スター、事件に実は名もない知的障害者の打算のない自然な行為、行動が深く関わっているなんてドラマチックじゃないですか。スマイリーはちと無理があったかな?トム・ハンクスはハマり役でしょう。でもね、ロビン・ライト・ペン演じるジェニーはちょっとねえ、放浪癖があるのかしら?言い方は悪いけど、知恵遅れのフォレストをなんとなくうまく利用してるような感じを受けました。都合のいい時だけ戻ってきては去っていく。最後は突然呼び寄せて「あなたの子よ」って、いくらあのウィルスに感染したからってちょっとあんた、それはないでしょって感じ。フォレストの純粋さがうれしくもあり、不憫でもありました。自分の子と知らされ「頭はいいの?」と聞いた時はたまらなかったわ。登場人物はそれぞれ重いものをしょって生きているけれど、さらっとテンポよくコメディタッチで描いたところがよいですね。 でも「一期一会」ってサブタイトルはいらないよね。
8点(2004-01-02 22:23:03)(良:2票)
34.  ジョゼと虎と魚たち(2003) 《ネタバレ》 
邦画はあんまり気乗りがしない方なんですが、途切れることなくレビューを目にするし、ちょうど有料放送のチャンネルで観られたし、妻夫木くんだし、観てみることに。 関西弁喋ってるけど、誰が観てもはっきり関西の土地とはわかる所が無く、ココいったいどこなの?みたいなのがいいです。どこか昭和40年代のような風景ね、雀荘でバイトっていうのもなんだし、女の客が真理アンヌとは!! 世間から隠れるように生きてきたジョゼの、恒夫を糧にした自立成長モノかな。 恒夫がジョゼに惹かれるのは、自分が優位に立てることと、ご飯が美味しいことが結構大きいんじゃないかと。居心地がいいんですね。 しかし彼はそれ以上のことは何も考えてない。「ずっと一緒にいて」と言われれば後先考えずに引っ越してくる。ジョゼに優しいのは責任の無さでもあり、水族館の前で駄々をこねるジョゼをおんぶする恒夫の表情が全てを物語ってると思う。 まあね、荷が重すぎて当然といえば当然。 実家行きをやめにすることをジョゼにどう伝えたのかがいちばん気になるところです、あえてソコは飛ばすという演出が良いですね。 ラクな方へ流れて行く自分の甘さ、いい加減さ不甲斐なさにたまらず泣いたと思う。でもそれに気づくだけマシです。 乳母車を押す人はもう必要なくなったジョゼ、必要な時におんぶしてくれる人がいつか現れるといいなと思いながら観終わりました。。。 その人は、あのヤンキーの幼馴染だったりするかしらん。 殆ど観てないけど、妻夫木くんの出てる映画は今のところアタリです。日本の俳優で妻夫木くんほどキスシーンの巧い俳優さんも珍しいんじゃないの?プライベートでかなり経験積んでらっしゃるのかしらね。 
[CS・衛星(邦画)] 8点(2013-02-28 11:14:35)(良:1票)
35.  真夏の方程式 《ネタバレ》 
「容疑者Xの献身」は傑作だったのに、ナニコレ。 本作は殺人の動機にそれに関わる人物の心情とか描写がお粗末ですね。 何に焦点を当てているのかよくわかりません。見応えの無いサスペンスでした。 手抜き感ハンパないです。  ダメでしょあの娘、雪の中包丁持って追いかけてるもん殺意全開、満々です。不可抗力でも正当防衛でもないですし「写真返して!」ですよ? 自分のやったことちゃんとわかってんのかなぁ、海を守るのもいいけどなんか違うんじゃないの? 周囲の大人たちも揃いも揃って。。。あの元刑事さんの話くらい聞けよ。 人の話は聞かず自分のおもいだけに執着する人々・・・これがテーマかな?? 甥っ子くんのこと考えたら1点2点はつけられないけど。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-03-21 19:53:09)(良:1票)
36.  ニューオーリンズ・トライアル
久しぶりにジョン・グリシャム原作の映画を観ました。陪審員コンサルタントなる職業があることも初めて知りました。ジョン・キューザックはまっとうな正義の人という役柄が少ないからなのか、ラスト近くになるまで善人なのか悪党なのかどっちだと引っ張られましたね。キューザックが出てればお約束通りジェレミー・ピヴェンもいるわけなのですが、ダスティン・ホフマン側のコンサルタント役としてはちょっと影が薄かったのが残念です。キューザックの友人&協力者でもっと絡んでくるのかと思った。なんといってもジーン・ハックマンかなあ、いつもながら凄い存在感です、ダスティン・ホフマンとのキャラの違いを着ているスーツで見せているのがいいわね。テンポもいいし、これはかなり面白いよ。レイチェル・ワイズは強いし。「12人の怒れる男」を彷彿とさせるシーンは盛り上がったなあ、あそこはもっと見たかったです。この数年に観た法廷モノの中では抜群だと思う。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-07-03 10:26:25)(良:1票)
37.  しあわせの隠れ場所 《ネタバレ》 
だって実話なんですから、素直に観て「あー良かったねーよくがんばったねー」ですよ。 でもそうはならなかった場合も多くあるんですっていうこともラストで語っているし、アメリカ人によるアメリカの課題のひとつを描いたアメリカ人のための映画って感じですね。 サンドラ・ブロックはハマリ役だと思う、ヘタをすればお涙ちょうだいの人情話みたいになるところを 軽快な雰囲気とユーモアのあるセリフでサバサバ、カラッと観せてくれるとこがいい。 しかし邦題がマズイわ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-02-17 19:56:44)(良:1票)
38.  アガサ・クリスティー ねじれた家 《ネタバレ》 
大好きなクリスティ原作の映画化、当然期待は高いです。 富豪が殺されその財産を巡る一族の愛憎と探偵といういつものパターンなんですけどね。 ジェレミー・アイアンズの息子、マックス・アイアンズは初めて見ました。 彼が要の探偵役なんですが、経験不足というかぎこちないんですよね、演技が。 それとハンサムなんだけど華がない、一回見たら忘れない俳優じゃないんですよね。 つまり主役を張れる俳優とは言い難いと思いました。  なんといいますか、ミステリー映画の体を成してないと感じます、海外2時間サスペンスドラマみたい。 流れは悪いし、これといってドキドキ、ワクワクするような演出もなし。 もう最初から「ひょっとして犯人て・・・」と予感してしまうセリフが早いうちに出てくるし、 2人目の犠牲者が出たとこで確信しちゃったわよ、観てるこっちを惑わすような演出がほしいところです。 いちばん犯人ぽいといったら風貌からしてグレン・クローズで、だからこの人は絶対違うと観る前からわかっちゃうのもちょっと残念かな。 犯人と殺人の経緯、動機を関係者全員の前でじっくり明かしていく探偵さんというシーンもなく、あっけないラストで余韻に浸ることもなく終わってしまいました。 まさに「年に一度あるかないかのはずれ映画」でした、期待があったからよけいにそう思うんですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2019-10-31 12:55:23)(良:1票)
39.  ウォーターワールド
膨大な制作費とエキストラを使った、○○年後の地球という話のひとつですね。「またか」という感じで興味もわかなかったのを覚えている。先日見直してあらためて感じたのは、大海原が舞台なのになんでここまで映像が美しくないのかということ。ただ大量の水があるだけ。デニス・ホッパーはやけっぱちになってノレない仕事をこなしているように見えた。それがかえって面白かったりする。結局住み慣れた海へ戻っていったコスナー、長年の水中生活でミズカキができていた。次に戻ってきたときは確実にウロコで覆われているにちがいない。こんなふうにアホらしいその後が想像できることは評価できる。
3点(2004-09-08 10:55:01)(笑:1票)
40.  ワイルドシングス
ケヴィン・ベーコンもマット・ディロンも80年代前半に青春映画で世に出て、いわゆる二枚目という立場だったけど、スター街道をバクシンとはいかなかったですねえ。サエない時期が続き、彼らは二枚目を捨て、悪を演じ、おバカ映画でもコメディセンスを見せてくれるようになりました。こう思うとケヴィンとマットは運命共同体みたい。その二人が共演のこの作品は、もうとことんやってやれっ!という潔さがいいですねえ。誰かひとりが善人、ホントの被害者がいてもよさそうなのにそれもナシ。中途半端じゃないとこがいいです。誰が一番のワルかを競ってるみたいね。どんでん返しが何回もあって「おっとまだ続くのね」とラストへいくほど面白くなりました。常々思ってることだけど、ネーヴ・キャンベルのヘアー・スタイルはどうにかならないんですかねえ。髪が硬そうね。 
6点(2003-12-30 01:48:58)(良:1票)

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