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 > 元みかん さん
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プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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61.  絹の靴下
ロシアをバカにした様子は、ワイルダーの『ワン・ツー・スリー/ラブハント作戦』とはるものが(笑)。さすがに、あちらほど皮肉たっぷりではありませんが、それでもなかなか、アステアによる特使の懐柔作戦は見事。アステアスタイル(要するに口車にのせるわけ)で、カタブツ(であろう)ロシアの男性3人組の特使を取り込む。継いで送られてきた美人特使は、口車と得意のダンス、歌でやっぱり陥落。ついでにハートまで射止めてしまうという隙のなさには、いつもながら恐れ入ってしまいます。この映画の一番の見どころは、シド・チャリシーの脚線美。↓の方も書かれていますが、とにかく綺麗な足に、均整のとれた体。そしてバネのように動く彼女のダンス。のりにのって美しいシド・チャリシーを観ることができます。アステアはもうおまけとばかりの堂々とした彼女に圧倒されること間違いなしです。
7点(2004-07-03 03:43:13)(良:1票)
62.  クリスティーナの好きなコト
まず、パッケージのキャメロンにやられました。『ペネロペ・クルスの抱きしめたい!』とかぶるけれど、どちらも甲乙つけがたい笑顔。とにかくカワイイ。後者も近々手に取ってしまうと思います。この映画で一番印象深いセリフが、コートニー(クリスティーナ・アップルゲイト)がクリスティーナに告げる言葉。「もしもの話をするときは大抵本気なんだ」(だったと思う。不確かだけれど……)って、すんごい説得力あり。ピーターのことが気になっているくせに本気の恋が怖いクリスティーナの背中を上手に押していますよね。深い友情を感じたヒトコマでした。ところで、男性の中には“女子トイレの実態”とはああいうものなのか疑問に感じている方もいるかもしれませんね。お答えしましょう。ズバリ、あのまんまです(笑)。フェイクの胸を堂々とフェイクだと言っているあたり、コートニーは女性に好かれる人柄です。男性にモテても比較的恨まれにくいと思います。まずはじめに、クリスティーナにこけにされた男の証言によって、クリスティーナって酷い女だと印象づけていますよね。ところがクリスティーナって本当は傷つきやすい女の子なんですよね。恋愛で傷つくのが怖くて本気にならないようにして意地をはっているのが、またまたカワイイ。女から見て、とても気持ちのいい映画になっていると思います。セルマは……あの『アルマゲドン』のテーマが流れるシーンはちょっと……キビシイものがありましたが……まぁ、いいとしましょう(汗)。
7点(2003-10-17 08:13:23)(良:1票)
63.  カッコーの巣の上で
はたして何が良いことで、何が悪いことなのか……なにもしないほうがいいのか、なにかしたほうがいいのか、思い出を作ったほうがいいのか、そっとしておくほうがいいのか……。私にはわからなかった。でも、みんなで病院を脱走?して、釣り船に乗って騒いでいたあの思い出は忘れられないかけがえのないものになったはずだと信じたい。そんな映画。
7点(2004-04-10 21:10:38)(良:1票)
64.  のんきな姉さん
近親相姦ものは……苦手です。主人公の女性が、雪の中、水色のコートを着て佇むシーンはきれいで、かわいかったですけれどね。ちょっと袖の長めのダッフルコートというのに、なぜかなつかしさというものを感じました。時間軸がごっちゃになっているので、あれれ?この人ってどこで何をしていたんだっけ?とか考え出すとキリがないかも。理解するのに苦労しました。職場のシーンのじれったさが、ちょっと苦しかったので、もうちょっとなんか事件が起こってくれるとか、動きがあるとかして欲しかったですね。
5点(2004-04-24 23:05:25)(良:1票)
65.  紳士は金髪がお好き(1953)
仲間内で、30ン歳、独身の友人(女)と20代プー太郎(男)のうわさ話が勃発した。まったくもってウソッパチの話。私は面白がってフンフン聞いていましたが、そこにいる人々がマジで本気にしはじめたので一言。「あのなぁ、○○ちゃんが金のない男を相手にすると思うかぁ?」みんな「……」(しばし考える)みんな「せやなぁ、ありえへんわぁ、あほらし」ーーこれで一件落着した。後日、噂の主人公である友人にこの話をすると「あんなぁ、私がえらいひどい人間みたいやんかぁ」ってプンプン怒っていたのだが、後日……その友人と温泉旅館に泊まりにいってプチゴージャスなことをしていたところ、彼女がポツリとつぶやいた。「やっぱり私、お金ないとあかんかもしれん……」。お金を愛する女を責めんでやってください(ペコリ)。<追記>単純明快、エンターテイメントを追求する映画は大好きです。そんでもって、マリリンとジェーン・ラッセルの美貌。お色気……そりゃあ、あなた参っちゃいますわ。ただ、ジェーン・ラッセルの目が怖かった。彼女のやけにおちついた(ドスのきいた)目でみつめられると、どんなにシラをきろうとしても白状させられてしまいそうな怖さがあります。もう、、強烈に楽しかったぁ。
8点(2004-07-03 21:52:49)(笑:1票)
66.  歩け走るな!
まずは『シャレード』を観た後に観ることをオススメします(笑)。なぜって、私の一番好きなシーンが『シャレード』ネタだからです。そう、ケイリー・グラントがコーヒーを入れるシーン、あの場面は、『アパートの鍵貸します』のジャック・レモンのテニスラケットでパスタの湯切りをするシーンに匹敵します。なんていうのでしょうか、同じネタをしつこく繰り返す、このリピートにやられてしまう心境っておわかりになるでしょうか? アパートの階段にひつこくいる子どもやミルクをとるときに締め出しをくらう場面……最低2回は繰り返してくれるおとぼけお笑いシーンに、観ているこっちがニヤニヤしてしまいます。単純でくだらない映画が好き!って人はぜひとも『シャレード』を観た後にご覧ください。単純でくだらない映画ってことは保証します。そうそう、申し遅れましたが、この映画の舞台は東京オリンピックに沸く日本。作りモノっぽい日本を堪能できるという楽しみもあります。ベタベタなお約束展開映画をお楽しみくださいませ~(笑)。
7点(2004-06-13 01:00:53)(良:1票)
67.  野のユリ 《ネタバレ》 
修道尼の自分勝手な理論、頑なさが鼻につき、なんとなくいや~な雰囲気になってしまいました。極端な例にしても、神につかえる修道尼というのは、バカで勝手で独りよがりなのかと勘違いをしてしまいます。そんな中、半ば意地で教会を作りはじめるシドニー・ポワチエは格好良く、そして次第に教会づくりにプライドとやりがいを感じ始める。その過程がとてもすがすがしくて、ポワチエと一緒になって、修道尼の考えのなさに腹を立てたりしながら観ました。それにしても、ポワチエが教会をつくってしまったことによって、修道尼の自分勝手な理論が正しかったみたいな終わり方になってしまったのが残念無念。ちょいとフラストレーションの残る映画でした。
5点(2004-12-25 13:59:15)(良:1票)
68.  彼女を見ればわかること
そもそもの出逢いが悪かった……。当時、キャメロン・ディアスの可愛さにメロメロ(『マスク』『ベスト・フレンズ・ウェディング』など)になっていた私は、「あっ、キャメロンが出てる~」って軽いノリで手にしてしまったのでした。実際に観てみると、どうにもこうにも、哀しい女性がワラワラワラワラ……。「ご、ごめん。私はこういうのを観る心の準備ができていないんだよぉ~(泣)。許して~っ。ちゃんとあらすじを読まないで借りた私が悪かったっ、勘弁してください」って感じの映画でした。できれば、映画では夢を見たいなぁ~と、自分の嗜好を実感した一本でした。ごめんなさい。
3点(2004-01-02 02:48:41)(笑:1票)
69.  シェルブールの雨傘 《ネタバレ》 
とにかくカトリーヌ・ドヌーヴがかわゆい♪ 色とりどりの傘に、部屋の壁紙、部屋着……原色のオンパレード、色の洪水の中でも光り輝くドヌーヴのかわいさに溜息。あのコートの着こなし、細い手足、大きな目……むっちゃくちゃ可愛いぞぉーーー。ずるい、ずるいなぁ。ストーリー自体は戦争に出ていった恋人を待ちきれなくて、パッと出の男と結婚ししてしまうって話なので、便りがないからといって心変わりしてしまった女の浅はかさを描いているものなのかもしれません。でも、でも、あんな可愛いジュヌビエーヴ(ドヌーヴ)を手紙も書かずに放っておくほうが悪い!と、彼女の肩をもってしまうのです(汗)。そりゃあ男が言い寄ってきて、そっちになびくわなぁ〜と、なにげに思ってしまいます。可愛いってズルイなぁ〜(笑)。
8点(2004-03-08 23:12:34)(良:1票)
70.  第三の男
はじめて観たときは、なんとなく辛気くさい感じがして、面白くないなぁ〜って思っていました。でも、音楽だけは耳について離れません。たまに(よく?)♪タラリ〜ラリラリ、タラリ〜ラリラリ……♪を口ずさんでいました。あれから何度か観ましたが、観れば観るほど、人物の登場シーンでクスリと笑ってしまいます。コメディーじゃないんだけれどなぁ。それでもクスリという感じで外される。どこかとぼけているんですよね。この間が、昔はわからなかった。けれど、な〜んかはまるんですよ。戦争の傷跡が激しく残っているウィーンで、4か国による分割統治がなされている微妙な空気のハズなのに、ちゃんとそういうところ映してくれているのに、何なんだろうなぁ〜。私としては、こういう外し方がツボなんですが、見方が違っていますでしょうか? きっと違っているんだろうなぁ〜(とほほ)。んで、アリタ・ヴァリの毅然とした表情がかっこよかったなぁ〜。
7点(2004-02-12 20:12:50)(良:1票)
71.  気まま時代
第何弾かは分からないけれど、アステア&ロジャースのミュージカル。いやはや、この二人のダンスに関しては、もう何も語ることはありません。ゴルフのドライバーショットをしながら踊るアステア。踊り終わってロジャースのほうを得意顔で振り返ると、もう彼女はいない……なんて、いつもながらのベタベタさに大喜び。そして、例によって例のごとく二人でダンスをすることで、彼女はアステアに惚れていく……、ああ私は何度観たら飽きるのか(呆)。結果はいつも同じ、ただ職業や状況が違うだけなんです。今度は精神診療医のアステアが、親友の思い人(基本的には婚約者なんだけれどね)の精神鑑定をするところからはじまる。そんでもって、変な催眠術をかけて、ロジャースが暴れに暴れまくるという設定。このありえなさが面白いのです。DVD発売されていますので、気がむいたらご覧ください。レンタル屋さん、もっとアステアもの入れといてちょ(笑)。
7点(2004-06-21 00:57:55)(笑:1票)
72.  艦隊を追って
定番のアステア&ロジャースのミュージカル。今回は、アステアが海軍の一兵卒で、セーラーを着たアステアがとってもコミカルでかわいいんですね。艦船のバンド隊がジャズを演奏するのも楽しいし、タップで敬礼したりするのも面白いです。アステアがピアノを弾いているシーンもいいですね。あっさり調律を終えて、丸イスにみたてた樽を回して高さ調節をして、ピアノを弾く。ダンスというわけではないのに、一連の動きがスムーズに流れ、さすがアステア!と思わせてくれます。また、実際に弾く場面は、他の映画ではあまり観られないので、ちょっと嬉しかったですね。ストーリーは、アステアがロジャースの仕事を邪魔する(本人は応援しようと思っているところがしくしくおかしい)ところが多いし、友人海兵の女グセの悪さもちょっと煙たいところがあり、スッキリと言い切ることはできません。が、ちゃんとハッピーエンドで終わるあたり、安心して観られます(笑)。やっぱり私は、アステア&ロジャースの単純なストーリー展開のミュージカルが大好きなようです♪
7点(2004-01-14 04:35:09)(良:1票)
73.  グレン・ミラー物語 《ネタバレ》 
子供の頃は『ゴジラ』で泣いたのに、人間がすれてきたためか最近は涙を流すことの少なくなった私の涙腺を刺激した映画。音楽の素晴らしさは当然なんですが、愛に溢れた人間の良心みたいなものに触れさせていただきました。さすがジェームズ・スチュアート(が出ている作品)!ありがとう、ありがとぅ~っ。奥さんの魅力については↓のお二方が書かれていますが、さらに付け加えて。夫が自分の楽団を作りたいけれど金がない、ってときにサッと出すんですよ。彼女は。旦那の財布から少しずつ抜いたお金を貯めておいて。彼が楽団を作るって信じていたんですよね。私が欲しいくらいです。そんな奥さん。でも大志のない私は金を抜かれると怒っちゃうでしょうが。それから、ムーンライトセレナーデのアレンジが違うと呆然とする場面も好きです。私的にはあのアレンジもそれなりにいいんですが、でもやっぱり切なく奏でてほしいですよね。処女演奏なんだから。あくまで控えめに、それでも強さと優しさを持っている素晴らしい人だと思います。人間の愛、夫婦の結びつき、仲間との結束ってものには国境がないんですね。アメリカ映画っていうだけではもったいない。人類映画のような印象を受けます。ただ『素晴らしき哉、人生!』と違って、クリスマスの夜には観たくない映画です。あまりにも哀しい結末なので。
9点(2003-10-21 04:20:39)(良:1票)
74.  アパートの鍵貸します
↓【まぶぜたろう】様、こんにちは。確かに、ビリー・ワイルダーって赤川次郎系ですよね。(えっ?そんなこと一言も書いていないって? 失礼しました)でも、私は好き。赤川次郎はあまりにも冊数が多く、小中学の頃ですでに飽きてしまいましたが(好きで読み漁りすぎたというのもあります 汗)、幸いなことに映画は本数が少ない。私の単純な脳は、まだまだ“しつこいくらいのお約束”を欲しているのです(笑)。この欲求を満たすためには、三谷幸喜さんテレビドラマよろしくお願いします!って感じですが。またまたそれてしまいましたね。この『アパートの鍵貸します』は“映画は娯楽”という精神に徹しています。登場人物の動きひとつとっても、普段、何だかウキウキと楽しい気分のときについつい真似てしまっている自分がいます。「ライト、レフト、ライト、レフト、ワン、ツー、ワン、ツー」とかよくやってますねぇ~。場面はS・マクレーンが睡眠薬で自殺を図った後の場面なので、本当は深刻なはずなのに、むちゃくちゃ明るい。J・レモンが会社で鍵のやりとりをするため、メッセンジャー・ボーイに封筒を渡すという、どうってことない場面でも楽しくなってしまうのです。バドの喜怒哀楽に一緒になって、浮かれたり、ハラハラしたり、挙げ句は風邪気味なのに寒風にさらされるのまで、追体験しそうになっています。『ハリーの災難』ではちょっと野暮ったかったS・マクレーンもめちゃくちゃ可愛くなっているしね。そうそう、この映画で彼女にメロメロになった男性の皆様、S・マクレーンのアイドル映画ともいうべき『凡ては夜に始まる』という作品もご覧あれ! 反則なくらいカワイイ(くれぐれもストーリーを本作と比べてはいけませんよ)。ひとつ、そちらのほうもよろしくお願いします。<2004.1.30追記>↑【りく&あん】様、もう1本の本作品と同年製作S・マクレーン主演映画に興味を持っていただいてありがとうございます。マジかわいいっス(笑)。レンタル屋さんにあるといいですね。
9点(2003-12-07 22:45:41)(良:1票)
75.  ミンクの手ざわり
モテモテで困った困ったしている求職中のドリス・デイ(どうも必ず社内の人に一方的に惚れられるらしい)と超大金持ちの実業家でハンサムなケイリー・グラントのすれちがいロマコメです。主人公二人の変なキャラに、周りの脇役陣もちゃんと変で、同じネタを二度、三度とくりかえすことでベタな面白さを感じることができる、60年代ロマコメの金字塔といった映画。この登場人物の中で、私のお気に入りはドリス・デイのルームメイト(独身・女)。食堂に勤める彼女は、職がないルームメイトのために上司に内緒で料理を提供。男に連れて行かれたときけば、包丁を手にのりこもうとする。そして、彼女が鼻持ちならない実業家(独身男だけれど)の愛人にされそうになったら、ちゃんと諭そうとする。そして、最後にルームメイトの恋を応援するためにひと芝居をうつことを考える。そんな彼女の言葉は「女は独身が長くなると、みんな哲学者になる」。そう、この言葉に賛成1票。私の友達をみていてもそう感じます。哲学者になってしまったドリス・デイのルームメイトはとても魅力的でした……。頼りがいのある女性です。ただ、この魅力を男性がわかってくれるかどうかはわかりませんが……。きっと彼女は結婚なんてしなくても幸せなんだと思いますが、幸せになってほしいなぁ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2004-08-19 22:41:50)(良:1票)
76.  サボテン・ブラザース
レンタル屋さんで借りようと思って、ビデオケースを手にしたら……中身が入っていない。「あ~、貸出中かぁ~、残念っ」ってことで翌週。……またない。で、翌週……またまたない。紛失したのかと諦めかけていたら、1カ月後くらいに出会えた。そんなに、とっかえひっかえ借りられる映画じゃないと思うんだけれど……。誰ですかぁ~? ずーーーっと借りてたの? 1週間ずつレンタル更新したのか、膨大な延長料金を払ったのか……妙に気になってしまった。では、本題に入りますか。ストーリーは『ギャラクシー・クエスト』に『荒野の七人』をミックスさせた内容。勘違いとは恐ろしい。どこでどう繋がったか、荒くれどもを成敗することになってしまったエセヒーロー、“スリー・アミーゴーズ”の笑いあり、笑いあり、笑いありのハートフルコメディでございます。(注目アイテムは装飾ゴテゴテの拳銃か)あれ? もう本題終わりぃ~!?(自分でビックリ) ひゃひゃひゃ、私は好きですよ、この作品。ごくまれに路上でキメポーズを真似したりしている……(汗)。7点評価だけれど仲間に入れてもらえますか?>高評価の方々
7点(2003-12-04 07:38:00)(笑:1票)
77.  Mr.レディMr.マダム
さてさてさてさて、こちらの映画、コメディというよりも、人間ドラマ+ラブストーリーと見受けられました。爆笑シーンはありませんが、クスリと笑って、ちょっとしんみりしてみたり……人を愛するということには、いろんな形があるんだなぁ〜、なんてシミジミしちゃいましたよ。ゲイという、世間では変わった風に見られる人達だからこそ、愛する気持ちを大切にして生きているんでしょうね。上質のコメディ映画だと思います。私が、一等好きなシーンは、息子の婚約者の両親に会うときの相談で、彼女が男として振る舞うためのレッスンを受けているところ。パンの食べ方、マーガリンの塗り方、小指を立てないこと、そうそう「ジョン・ウェインの歩き方を真似ろ」というのもいいですね。(シーン自体はありませんが)その後、バカにされた彼女の仕返しをしようとして、男がやられるのもいいです。 《お詫び》“運命は残酷”には繋げられませんでしたが、【STING大好き】さんと【なるせたろう】さんを壊してしまったこの映画にこそ、残酷な運命を感じまする。箱根駅伝のたすきリレーのように、走るお二方を、沿道で応援しております。
7点(2004-01-09 02:40:17)(笑:1票)
78.  ブロードウェイのバークレー夫妻
またまた、たいていのことは↓【あまみ】さんが仰っています(笑)。これを観て思うのは、二人とも相変わらず芸達者だなぁってこと。イギリスの民俗衣装を着て(チェックの織りスカートみたいなやつね)、スコットランド訛?っぽいアクセントで歌を唄い、タップをふむアステアとロジャースがいいですね。やっぱり私はタップダンスが一番すきみたい。アステアの華麗で軽やかなタップが大好きで、それが観られるだけで、どんな映画も楽しい一本になっているような気がします。そうそう、【あまみ】さんも書かれていますが、この二人に演技力はいらない!(笑) そうですね。「夫婦喧嘩は犬も食わない」を地でいく彼らは相変わらずだなぁと思いつつ、この人たちって夫婦になっても似たようなことやっているのねって半ば呆れて、半ば楽しんで。アステアとロジャース好きじゃない方にはオススメできませんが、私は観て楽しかったです。そうそう、オスカー・レヴァントのピアノもすばらしいのですが、パーティや舞台、食事なんかで毎回違う女性を連れて歩いているのも笑えました。アステアとロジャースがおしどり夫婦で、彼がプレイボーイかぁ。プレイボーイっていう雰囲気とは違うけれど、そこんところもチェックポイントですよ。
6点(2004-05-30 20:39:11)(笑:1票)
79.  ワン・ツー・スリー/ラブハント作戦
とにかくすんごいセリフ量。ちょいとブラックだけれど笑えるセリフの数々に、細かな落としどころが、ビリー・ワイルダーの職人っぽさを感じさせてくれますね。あまりにも随所で落とされているため、ここで何を挙げればいいのかわからないくらいです。ドイツ人にロシア人などの気質が、ちょっと皮肉っぽく、それでいて面白く描かれているので、ぷぷぷっと笑うところがいっぱいあります。また、音楽もとってもいいですね。仰々しい音楽が主人公の慌ただしさを煽っています。東ベルリンのホテルでソ連代表者と会うときの音楽が♪Yes! We have no banana♪(『麗しのサブリナ』でヘプバーンが車を洗いながら鼻歌を唄うシーンの音楽)だったのでビックリ! ちょっと嬉しくなりましたよ(ウフフ)。しかしながらこの映画、観ていて本っ当に疲れるんですよぉ〜。何がって、はじめに申しましたとおりセリフが多すぎるからです。はい。頭が起きているときに、ちゃんと観てくださいませ(笑)。
7点(2004-01-17 06:19:17)(良:1票)
80.  ねえ!キスしてよ
ディーン・マーティンが、ほぼ本人のような役柄で出演しているという意味では『オーシャンと11人の仲間』と同じですね(笑)。ラスベガスのSandsカジノでジョークを交えながら歌う彼は、まったくいつもと同じなんでしょう。とはいっても、むっちゃスケベなスケコマシだったので、そこはちょいと違うのでしょうがね(笑)。それにしても、ディーン・マーティンって何故こんなにもいやらしい役が似合うんでしょうか。イタリア系っていうだけではなさそうな雰囲気です。また、キム・ノヴァクも娼婦がはまっています。ほどよく下品でハスッパだけれど純真って感じの雰囲気がばっちりでした。さて注目してもらいたいのが、キム・ノヴァクの男の観察能力の凄さ。ディーン・マーティンは女性の体重を抱き上げたり、ウエストを持ったりしながらも間違える(ただ、彼が女性を触りたいからワザと間違えている可能性あり 笑)のに対して、一目でピタリと小数点以下まで当ててしまうのです。また、彼女は男性が紳士的かどうかを爪で判断しています。爪の根元のほうに白っぽい半月状のものがありますよね。これが大きければ大きいほど紳士だっていうんです。キム・ノヴァクは、ディーン・マーティンの爪を見て、「月が全くないわ」と言います。こういう細かいところがとても面白いですね。ところで、私には爪に月がありません。これって紳士じゃないってことなのかな?でも一応私は女性なので、淑女じゃないってことになるのか? うーーん、困ったなぁーーと、我が爪を見つめて考え込んでしまいましたよ(汗)。まっ、そちらの真偽はともかくピアノ教室の先生をしているご主人の嫉妬深さ、テンポの遅さ、思い込みの激しさに対して、妻が愛情いっぱいで夫を見つめるところなど、見どころはたくさんあります。しかし……ちょっとコメディ、コメディにしようとしすぎるあざとさが表に立って、ストーリーに入っていけなかったのが残念でございました。
7点(2004-02-04 18:31:18)(良:1票)

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