Menu
 > レビュワー
 > 午の若丸 さん
午の若丸さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 538
性別 男性
自己紹介 30年以上前の映画に興味があるので、
ベテランレビュアーの方々のコメントは楽しみにさせていただいております。

基本的には洋画中心で、好きなジャンルはヒューマンドラマ系。
それからどんでん返しモノ。
真面目映画ばかりだと肩が凝るので、昔ながらのSFなどもたまに観たくなります。

レビュー採点は、このサイトにある「参考」の文言にできるだけ従うようにしています。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順123456
>> 通常表示
61.  第9地区 《ネタバレ》 
まず、いろいろ考えずにリラックスして観るべき映画だと思います。 「なんで宇宙人が地球の言葉をしゃべるんだ」とか「こんな風に宇宙からの生物を受け入れるわけないだろ」とか言い出したらキリがありません。 ストーリーはけっこうぶっ飛んでますし、描写やキャラはグロいし、B級映画臭がプンプンしてます・・・が、面白い! 設定が斬新なことに興味をそそられましたし、ドキュメンタリ風な構成も話をわかりやすくしていたと思います。 ただし、この作品の「テーマ」とか「訴えていること」とか、小難しいことは念頭にありません。 名作ではなく、あくまでも「ハイレベルなB級映画」(矛盾した表現^^;)だと思いますので・・・
[DVD(字幕)] 6点(2010-08-28 13:58:31)(良:1票)
62.  サイコ(1960) 《ネタバレ》 
ストーリーを知らなかったので、当然、最初に出てきた女優がメインで話が進んでいくものと思っていましたが、話が半分くらいまできて主役チェンジ(?)の思い切りに驚かされました。 白黒の映像により、恐怖感や得体の知れない感覚が増幅されていたのもよかったです。 結末は予想どおりで意外性は感じませんでしたが、そんなことで評価は下げようとは思いません。おそらくオチの予測がついたのは、後年に小説やら漫画やらが何らかの形でこの類の結末を用いているからだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-06-02 18:21:22)(良:1票)
63.  THE 有頂天ホテル 《ネタバレ》 
正直なところ、ヒト・時間を注ぎ込んだ割に面白みは薄かったです。 これだけのキャストを使っているにもかかわらず、広く浅くで時間も長い。 高級食材を使ったメニューを長時間待たされた挙句、出てきたものが野菜炒めだったというくらい贅沢な割に浅い。 それでも、なんだかんだ何回も見てしまうどこか憎めない作品。 これも大みそかの何でも許せる雰囲気のせいかもしれません。 ただ、せめて最後は総動員で豪華に締めてほしかったです。 あまりにも当たり障りなく終わりすぎ。 主役を張れる俳優をそっちのけにして、本筋であまり目立たなかったYOUで締めはない…と思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2014-06-20 23:15:03)(良:1票)
64.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 《ネタバレ》 
アクが強い登場人物と適度な展開スピードに支えられ、ストーリーを見失わないで済みました。 ラストに向かえば向かうほどアイディアが効いてきて、かなりバイオレンスな内容にも関わらず爽快に締めてくれたと思います。 いろいろとじっくり食材の下ごしらえをして、終盤に強い火力で一気に炒めた・・・という印象です。 敵役が全滅ではなく、子連れの長身回収屋だけが生き残るところも、なかなか良いセンス。 終わってみれば、実は主人公グループが一番目立ってないのかもしれませんが、ある意味そのように作ってあるんだから当然といえば当然。 内容には大した新鮮味はありませんが、パズル的な展開が楽しめる作品だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2011-02-04 22:45:07)(良:1票)
65.  ぼくたちの家族 《ネタバレ》 
母の病、頼りない父親、ダメな弟そして嫁のイライラ…と、文字通り妻夫木長男が四面楚歌状態。 ここまで酷くなくとも類似する立場にある身としては、やりきれない思いにさせられました。 何より彼の雰囲気はこの役に大はまり。 やり切れなさがダメ押しのようにガンガンと伝わってきました。 人間、我慢のラインがある一線を超えると笑うしかないんですね。 そして、池松次男であります。彼はポイントポイントで活躍するのですが、普段ちゃらんぽらんなだけにその行動が浮き立って、この演出はズルイです!(褒め言葉です。)  また、彼の表情がいいです。妻夫木長男はもちろんですが池松次男の演技も素晴らしい!  それからもう一人ズルイ人がいました。鶴見信吾さんです(詳細省略)。もちろん褒め言葉です^^;   一室に「家族」がそろって終わるラストも秀逸。 厳しい現実に直面しているけれども"ハッピーエンド"いうバランスも良かったと思います。 実力派4人を中心としたしっかりした作品…久しぶりにいい邦画を見せていただきました。
[映画館(邦画)] 9点(2014-08-16 18:02:32)(良:1票)
66.  42~世界を変えた男~ 《ネタバレ》 
一野球ファンとしてはたまらない作品で、贔屓目にレビューしてしまうのをお許しください。 全体としてとてはシンプルで王道をいくストーリーだったと思います。 ポイントポイントでプチ感動シーンを散りばめるのはズルいと思いましたが、そこは純粋に涙を潤ませておきました。 実話ベースなだけに、9回裏逆転サヨナラホームラン!なんていう野球漫画にありがちな過剰演出がないのも良かったです。 打者がヘルメットなしの時代に頭部死球は恐ろしいですが、試合中の嫌がらせの描写は比較的抑え目の印象でした。 そういった直接的な嫌がらせよりは、むしろ相手オーナーなどを通じた社会的な圧力の数々に嫌がらせのスケールの大きさを感じました。 本作は比較的明るい作風になっていますが、実際の苦労はもっとすさまじかったんだと思います。 チーム内に徐々に増える仲間がいる一方で、最後まで認めない者がいるところもリアリティがありました。 野球場など当時の雰囲気もしっかり表現されており、二グロリーグ、3A、メジャーと野球環境の風景がレベルアップしていくのも楽しめました。 走塁、打球、観客席など野球自体のシーンは少ないながらも臨場感がありましたし、最後にジーターら現役選手が少し映るのも野球ファンの心をくすぐるのではないでしょうか。 「ホームベース」と「家」を掛けたラストシーンにも満足です。 唯一の懸念は、ピッツバーグ市民から苦情がこないか?(^^; ということです。  それにしても(誰だよっ!という感じの)ハリソン・フォードは脇役とはいえ美味しい役でした。新境地開拓で益々のご活躍を祈ります。  上原投手でワールドシリーズが注目を集めただけに日本公開はまさにタイムリー。 マウンド上で躍動する上原、そしてそれを抱きかかえるMVPのオルティスというボーダレスのいま・・・ますますもって42番が偉大に思えてきました。
[映画館(字幕)] 10点(2013-11-01 15:08:02)(良:1票)
67.  スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 《ネタバレ》 
この作品を単体で考えれば、そこそこな出来なのは致し方ないでしょう。 シリーズの流れでみれば、アベンジャーズ激戦のクールダウン、そして、フェイズ4への橋渡しという役割を担っているのですから・・・ その割には、全体としてバランスよくまとまっていたと思います。 ただ、ヴィランがしょぼくなるのは当然にしても、アレの乱発は流石にやりすぎでやや興醒めでした。 最近大激戦が続いていたシリーズからすると、この青春仕立てのストーリーはオーソドックスなのにどこか新鮮でホットします。 お約束のエンドロール後も健在で、これまたホッとしました。  そもそもアベンジャーズの世界において、スパイダーマンは場違いなほど弱い部類ですし、キャプテンのようなリーダーシップもありません。 次作にて、この頼りない存在が果たしてどうなるにかによって、この作品の価値も変わってくるのではないかと思います。 作風的には仮にデッドプールと共演しても違和感なく馴染めそうですし、色々な展開が期待できそうです。 いや~若いって素晴らしい
[映画館(吹替)] 7点(2019-07-04 20:47:26)(良:1票)
68.  マン・オブ・スティール 《ネタバレ》 
星が滅ぶというのに反逆者を処刑せず、彼らだけ安全なところに閉じ込めておいたのは何故か? という本作の基礎的な部分を否定するような素朴な疑問が序盤から頭をよぎりました。 しかし、そんなことを忘れるほどに映像やらアクションやら話の展開やらが凄い、速い、くどい!  スーパーマンの戦うシーンはもちろん、巨大竜巻とか超高層ビル倒壊とか、もはやスーパーマン関係ないところまで凄い。  ドカーン!、ズドドドド!、ゴゴゴー!と、とにかく盛りだくさんに凄い!  とうとう人工衛星破壊まできたときには呆気にとられてしまい、もうどうにでもなれ!と若干失笑気味でしたが、これだけトッ散らかしといてトドメがあんな感じだったのには若干和み(?)ました。 リアル・スーパーマンのような雰囲気を醸し出しつつも、実際はかなり漫画チックな都合のいいことだらけで突っ込みどころは結構あったと思います。 しかし、史上最強クラスのドンチャン騒ぎがすべて脳裏から消し飛ばしてしまいました。 そんな中で、(地球での)両親には随所で場を落ち着けてくれる安心感がありました。 さすがベテラン豪華キャスト。 個人的には竜巻遭遇での父親のラストシーンが気に入ってます、なんとなくコスナーっぽくて。  さすがに鑑賞後はおなかいっぱいで、もう一度見るのはちょっとためらってしまうような思いですが、ほぼ全編通してシリアスな展開により、主人公に限らず多くの登場人物が抱える「苦悩」は伝わってきました。 これほどのド迫力映像の連続だけで基礎点7点くらいあると思いますが、ここからの上乗せは今回はちょっと微妙。 プラスアルファは、続編に期待します。
[映画館(吹替)] 7点(2013-09-04 16:17:39)(良:1票)
69.  モネ・ゲーム 《ネタバレ》 
おっさんの下着姿、おばさんの下着姿、じいさんのヌード・・・誰が得する作品なんだろう。
[DVD(字幕)] 3点(2014-01-22 21:43:48)(笑:1票)
70.  レナードの朝 《ネタバレ》 
このように病気を題材とした作品は、感動をもたらすための演出が過ぎると白けてしまうでしょうし、かといってガチガチに医療のリアルさばかり描写するとわかりにくくエンターテイメントとして疑問符がつくと思います。 私はこの作品の題材となった病気の現場、現状を知りませんが、想像するに、この演出とリアルさのバランスが非常にとれている作品だったと思います。 奇跡がおきた夜の感動、自らの身体が動かなくなっていく絶望感、最後に女性を見送る際の切なさ・・・箇所箇所でいろいろな感情が胸にわき、考えさせられました。また、これらのシーンが観ている者に対し押し付けがましくなく、さりげなく描写されていて落ち着いた作品になっていると思います。
[DVD(字幕)] 9点(2010-09-05 22:11:01)(良:1票)
71.  ゆれる 《ネタバレ》 
オダギリジョーは実生活じゃないかというくらいはまっていました。 特筆すべきは兄役の香川さん。 密かに想いを寄せていた女性に圧倒的に拒絶されるなんて空しくてやってられないと思います。 ましてそんなこと誰にも知られたくないのに検察官にまくしたてられるなんて・・・  惨めだ。惨めすぎる。ある意味刑務所入っている以上の酷い仕打ちだ。 こんな内面を見事に演じていたと思います。 兄弟2人が対峙する無言の緊張感も半端なかったです。 とにかく人(男)の心にズケズケと入り込んでくる容赦ない作品でした。 真相はどうなんだ?という引っ張り方もうまかったと思います。 残念なのは検察官。どうしてもお笑いに見えてしまって・・・。 演技派のキャストで固めていただけにちょっと余計だったように思います。
[DVD(邦画)] 8点(2013-12-23 17:56:33)(良:1票)
72.  ゴジラ FINAL WARS 《ネタバレ》 
ハハハ・・・(^^;  (脱力感)  たまたまBSで放送していたのを見て今更言うのもなんですが、テレビ放送で見る程度で良かったです。 いや、むしろ本作を知らないほうが良かったかもしれません。  「ゴジラ」にこだわりがあろうがなかろうが関係なく酷い。 当時のK-1など格闘技にちょっと興味があった者からすれば、完全におふざけ色モノ映画でしかありません。 出演俳優にとってもゴジラにとっても抹殺したい黒歴史ですな、これは。 いやはや2000年代になってこのクオリティで世に出せる勇気(?)に驚きました。  その後、幸いにもゴジラはファイナルにはなっていません。 新時代は、くれぐれもこんな惨事を起こさないようにしてほしいものです。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2019-05-13 13:50:34)(良:1票)
73.  藁の楯 《ネタバレ》 
”バトル・ロワイヤル”のように仮想国での理屈抜きのアクションととらえたため、突っ込みどころは気にしないようにしておりました。 ところが最後までぶっ飛んだ内容にすれば良かったのに、どんどん大人しくなってしまったのが残念です。 中途半端に真面目に作っていて、作品テーマであろう「こんな奴、守る価値があるのか」を飽きるほど聞かされるのにはうんざりしました。 爆破シーンで予算が尽きたのかわかりませんが、舞台を田舎道に移してからが酷く、そして、雑な終わり方には拍子抜けです。 岸谷五朗はもっと奇抜なキャラクターで光らせることができたでしょうし実にもったいない。 松嶋菜々子に至っては何のために出てきたのかよくわかりません。 タイミング合わず劇場鑑賞できず、さらにはレンタルもせず、テレビ放送で済ませてしまったのですが、結果として正解だったと言わざるをえません。
[地上波(邦画)] 4点(2014-06-08 23:26:04)(良:1票)
74.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 
前作よりさらに合戦シーンが多くなったが、映像は相変わらずすごいものの、ここまで来るとさすがに免疫ができてしまい、いかにもCGという映像に嫌気がさしてきてしまった。 相変わらずフロドは何をしているのかよくわからず、相棒サムの活躍が妙に目立ち、3作通してサム、アラゴルン、ガンダルフくらいしか目立ってないような気がしました。 要するにフロドは指輪を運ぶだけで大変なんだということなんでしょう。 しかし、その割りに最後は誘惑に負けて指輪をはめてしまい、それをたまたま奪われただけであって、自分で何とか克服したわけではありません。 一番肝心なところで、存在感を示していなかったように思います。 全体としてストーリーが単純なため、映像に頼って大作として作りあげるしかなかった…そんな印象を受けました。
[DVD(字幕)] 6点(2010-05-05 22:08:27)(良:1票)
75.  俺たちに明日はない 《ネタバレ》 
正直言って何の共感もわかないし、訴えようとしていることとか理念云々とか興味ありません。 ただ、作品として面白かったです。 陽気な泥棒から狂気じみた殺人者へと堕ちていく描写はスリリングでしたし、何といっても有名なラストシーンはゾクゾクしました。 甘っちょろい作品だと、撃たれた2人が最期に手を取り合って息絶える・・・なんてシーンになり勝ちですが、2人の亡骸すら映さない終わり方は意外や意外。 この割り切った終わり方に座布団一枚! 所詮は凶悪犯罪者なんだからこれくらい邪険に扱っていいと思いました。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-05 23:02:21)(良:1票)
76.  ゴジラ(1954) 《ネタバレ》 
今見ても古さを感じさせない、なんて言いません。 やはり今みたら古い。さすがに特撮は稚拙に感じられる場面が多かったです。 ただ、その古さが絶妙にゴジラのイメージにはまっていたように思います。 オープニングなんかメチャメチャ古いのに物凄くゴジラにマッチしています。 ゴジラが街を破壊するシーンを見るに、モノクロ映画がこれほど似合う映画があるかと思うくらい・・・いっそのことハリウッドの最新版もモノクロでやったほうがいいのでは。 テーマもシンプル明確で、最後の必殺兵器を使うまでの経緯を非常に大事にしているのが印象的でした。 安易に核兵器で収束を図るハリウッド映画は見習ってほしいものです。 もう本作のゴジラの後にゴジラなしとしか言いようがありません。 後世のゴジラは何か余分なものを付け足して自滅しているように思います。
[DVD(邦画)] 9点(2014-02-03 00:13:43)(良:1票)
77.  運命じゃない人 《ネタバレ》 
時間軸を工夫した作品は好きなんですが、テンポが早すぎるとついていけなくなり、何回か見返す羽目になってしまいます(もう若くないもので) その点、この作品の進行ペースはとてもわかりやすく、観る者(年長者)に対する優しさを感じました。 序盤は「中年に差し掛かった人間の青春ストーリーかよ、ありえね~、いやちょっと羨ましい・・・」といった不安と期待の入り混じった気持ちで見ていたのですが、組長がいい味出し始めたころからドップリはまってしまいました。 欲を言えば、探偵君と組長の顛末が曖昧だったので、そこを何かしら面白く作ってほしかったですが、全体としてとても満足です。 最後の仕掛けも良かったです。というより、そのまま本当に終わってたら物凄く不満だったと思いますけど・・・
[DVD(字幕)] 8点(2011-01-23 20:51:24)(良:1票)
78.  TIME/タイム
SFだから何でもありと言えばそれまでですが、それにしても設定が安すぎたと思います。 まず「世にも奇妙な~」に出てくるなら許されるような、チープな腕のタイマーにがっかり。 そもそも「お金」が「寿命」に置き換わっているなら、世界はもっと狂気に満ちて切迫しているはずでしょう。 それなのに、貧民街から出ていく主人公も何かシュッとしているし、熱き魂も感じられないし、違和感ありありです。 ここまでリアリティがないなら最初からゲーム的なアクション作品にしておけばいいのに、中途半端に哲学的なティストを織り込もうとするから、まったくもって潔さがありません。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2012-12-01 19:47:24)(良:1票)
79.  ワイルドシングス
安っぽいストーリーですが、展開が早く飽きることなく見れました。 出しつくされた感想ですが、まさに「どんでん返しのための作品」に思えます。 出てくるキャラクターすべてがヒールの雰囲気丸出しで、終盤は誰が殺されようが生き残ろうがどうでもうよくなってしまいました。
[DVD(字幕)] 5点(2012-09-08 21:37:59)(良:1票)
80.  ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 
ここまでやるかの絶望感漂う前半はよかったです。 不可侵と思われていた武器庫まで襲われるとは・・・ Mキャラバットマンが際立ってゾクゾクしました。 後半は失速。群衆にまみれて普通に殴り合いは、らしくない。やはりバッドマンは陰でひっそりが似合うと思います。 また、黒幕に意外性はあったものの、強烈な印象はなく、反対にベインのインパクトを消してしまいました。 スーパーボウル?の最中に爆破するあたりでは「ベインは映画史上最凶か?」の予感もあったのですが、最後にキャットの横やり一発でお陀仏には拍子抜けです。 結末にしても、あれだけ煽られた民衆の顛末は置き去りで、沖上彼方の原爆爆発がすべて吹っ飛ばして有耶無耶にしてしまった感があります。 もちろんこれらは作品自体がハイレベルなうえでの注文にすぎません。 シリーズ全体を通して楽しめました。 名声に胡坐をかくことなく、ノーラン監督には次もインパクトある作品を期待しています。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-01-05 19:12:48)(良:1票)

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS