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プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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121.  サイコ2 《ネタバレ》 
いや〜、強引っしょ。ところでこの映画を観た後、すやすや?眠ったんだけれど、その時の夢が……ひどかった。私は旅館に2泊3日で旅館(モーテルじゃないよ 笑)に泊まっているんだけれど、3日目の朝、私にあてがわれた部屋を人の往来に使われていてざわついているのに気がつき、女将さんに文句を言ったら「ずっと寝ていたじゃないか」と開き直られて、それにカーーーッときて彼女を階段から突き落とすという夢。で、懲役1年、執行猶予付き(セコッ)。ちなみに階段はあんな雰囲気でした。旅館なのに……。恐るべし!サイコ2
4点(2004-04-10 19:12:45)(笑:1票)
122.  恋人までの距離(ディスタンス)
かなりこっぱずかしい映画です。まるで仲良しの友達の恋愛を覗き見しているような。自分の過去を振り返るかのような……。すごいリアリズム(笑)。そりゃあコレと同じってわけではありませんが、若い頃(とくに学生時代)に旅に出るとあるんですよねぇ。あんなこんなのトキメキが。初対面だからこそ、普段友達とはまず話さないような、いろんなことを語り合える。口がまわりはじめると「あれ?こんなこと思っていたっけ?」っていうような、そんな見果てぬ夢まで語っちゃったりするもんだから、旅先ってのはオソロシイ。ちょっとだけ背伸びして、わかったよーな口きいて、そして相手の話にも心を寄り添わせて話を聞いてはフンフンと頷く。いろんな人に影響されて、急激に世界観が広がったよーな気がする。たとえ現実は、同じ世界の中をぐるぐる廻っているだけにしても新しい発見をしたよーな気分になる。多くはそのまま「一期一会」で分かれ、恋愛したって感覚もなくいい思い出になってしまっているものなのですが。いやぁーー、恥ずかしい……(笑)。
7点(2004-12-25 15:18:12)(笑:1票)
123.  愛という名の疑惑 《ネタバレ》 
リチャード・ギアが“人と会うとつい心理分析をしてしまう”男とはどうしても思えなかった。利用されキャラとしては『真実の行方』と双璧か……。さてさて、ナゾなのはウーマ・サーマンの心理状態。本っ当に全然わからん。ダンベル争奪合戦の直前にリチャード・ギアと会うが、バックに拳銃を忍ばせシャンパンを注文するも、主治医であることを断られたがためにその場を立ち去る。姉へのコンプレックスからかベッグをつけて長髪になったスタイルで。その足で精神病院に直行し、姉の身代わりになる……そのために姉と同じヘアスタイルにしてたんかい!あまりにも安直すぎまする。ラストの裁判に勝訴した後、その弁護士との食事でもやっぱり飲まないはずなのに酒を注文。いったい何がなんなんだ~!これが理解できれば、評価点はあがるかも(+1点くらい)? ところで、一番とばっちりをくらったのは、あの最初に出てきた養父を殺したけれど無罪になったあの黒人(スリの常習犯でもあった)。無罪にしてもらった恩がリチャード・ギアに対してあるのかもしれないけれど、それを利用してダンベルの入った紙袋をスラせるというのは……更正させなきゃいけない立場なのに、さらに犯罪に手を染めさせてどうする!
3点(2003-11-07 00:24:40)(笑:1票)
124.  いつも心に太陽を
なーーんだ、みんないい子じゃん。大人の対応ひとつで、子どもっていろんな風になるんだなぁ。ひとつひとつのエピソードはちっちゃなことなんだけれど、それでもじんわりと温かくなれる映画ですね。オープニングの、バスの中でおばちゃん(なんでも笑いにしてしまう、大阪のおばちゃんっていうイメージ)に囲まれたポワチエの姿がちょこっと笑えた。だって大柄な彼がなんか、ちょこんと小さくなっていたんだもの。
7点(2004-07-04 22:10:17)(良:1票)
125.  水着の女王 《ネタバレ》 
豪華絢爛な水中ミュージカルを期待していたためか、少しがっかりした面はありますが、それでもストーリーが面白かったので、ニッコリの作品。エスター・ウィリアムズ演じる、水着会社経営者(もう一人共同経営者の男性がいまる)とその妹、南米クロケットの大スターであるホセに、チームおかかえマッサージ師。この4人の勘違い&思い込みが恐ろしく面白かったです。レッド・スケルトンは、彼をホセと勘違いした惚れっぽい妹に熱烈アタックをされ、エスター・ウィリアムズは妹とホセの関係を心配するあまり、ホセ本人に会い、逆に惚れられてしまうというムチャクチャな展開が、この時代のロマコメっぽくっていいですね。また、レッド・スケルトンのおマヌケぶりにも微笑みがでてきます。ラジオ懸賞のところと、ラストのクロケット試合には、もう大爆笑でした。ところで、マッサージ師っていいですよね。ディズニー映画『アトランティス』にも出てきていましたが、マッサージ師がいると、私の腰を治してくれ!と痛切に感じます。話は一転しますが、若い頃、寿司好きの私は、「実家がお寿司屋さんの人と結婚したいな」と思っておりました。食いしん坊なのでしょうがないんですが、今はマッサージ師も捨てがたいなぁ~と思っております。まぁ、いまさらしょうがないことですが、結婚したい人の職業No1がマッサージ師です。そんな旦那様をゲットした方に、ちょっとジェラシーを感じる今日この頃……。またまた、映画と関係のないコメントを書いてしまいましたね。それでは、みなさまご静聴ありがとうございました♪ って、このマイナー作のコメントを見てくれる人が何人いるのか……謎です。
7点(2003-12-29 15:05:29)(笑:1票)
126.  踊らん哉 《ネタバレ》 
アステア&ロジャースものとしては、ダンスはあんまり好みじゃありませんが、一見の価値はじゅう~ぶんにあります。いきなりラストダンスについてなんですけれど、ロジャースのお面を持った踊り子がワラワラ。ロジャースに肘鉄をくらわされたアステアが「ロジャースとどーしても踊りたい!」ってことで、踊り子たちにお面をつけさせるわけですが、そこにロジャース本人も乱入。自分のお面をつけて踊ります。設定としてはアステアがロシアのNo.1バレエダンサーなので、ちょっとキワモノっぽくなってしまったのかもしれませんね。それでもセントラルパークのローラースケートダンスは、とっても楽しいですよ。マスコミを避けているハズなのに、二人で楽しげに踊るのはどうかとも思いますが、こういう映画は細かいことを考えてはいけません(はじめはサングラスなんかをかけて人目を避けていた二人ですが、いつの間にか素顔で踊っております)。前半部分、二人がなかなか踊らなくてじらされもしましたが、後半のはじけ具合はハンパじゃない。アステア初心者の方にはこの映画から入るのはオススメできませんけれど(笑)。やっぱり『トップ・ハット』や『有頂天時代』の優雅なダンスから入ってほしいですね(←ひとりごと)。
6点(2003-11-23 03:13:13)(良:1票)
127.  フレンチ・カンカン 《ネタバレ》 
嫉妬深くてめんどくさいパン屋の息子はおいておいて、王子にしとこうよ、王子にぃ~。パレス住まいだよ、結婚式は大司教がやってくれるんだよ、幸せだぞぉ~。王宮はしきたりとか大変そうだけれど、故ダイアナ妃のように頑張れ!チャールズ皇太子と違って愛情はありそうだよ。あの王子。少なくともジャン・ギャバンより誠意がある。自殺しようとしたところは情けなくてポイント下がったけれど……。でも愛してるのは、ジャン・ギャバンのほうなんだよねぇ~。確かにかっこいい。冒頭で彼の横顔を見た時、かっこいいじゃんと思ってしまった。推測するに、彼女のお家にはお父さんがいなかったような。ってことは父親のような年頃の男に弱いのかもしれない。王子ももうちょっと年とっていたら見込みあったかもしれないね。なんて、ジャン・ギャバンは女に対する見切りは早いけれど、男の芸人は大事にしてますね。口笛の人とか、口上する人とか。さてさて、それはともかく、この作品の最大の見どころはカンカン踊りですよね。舞台に立った時のあの笑顔。たとえ恋にやぶれても、華やかに艶やかに楽しく踊る、彼女たちのプロ精神に圧倒されました。
7点(2003-10-17 15:53:25)(良:1票)
128.  フランケンシュタイン(1931) 《ネタバレ》 
フランケンシュタイン博士のいい加減さが鼻につく。やっぱりボンボンなのね、結局は。後始末を恩師に頼んでおいて、自分だけ結婚して幸せになろうってか。そんなの許せない。絶対に許してなるものか!と思いながら観ていたので、ラストはイヤだった。なんでモンスターを火攻めにあわせなきゃいけないのよ。なんで博士は自分の手でピリオドを打たないのよ。解せない……。
5点(2003-10-26 22:14:30)(良:1票)
129.  奥さまは魔女(2005)
さんざん「面白くない」と聞いていたので、観に行く前は微妙な盛り上がりだったのですが、私は楽しかったですよ。ダーリンはイマイチ君ですが、役柄もビミョーだし(笑)。実際、目が中心にギューっと寄っている人は、あんま好きくないんですけれど、さえないダメ男設定があっているというか…まっ、ダーリンはこのさいどーでもよくて、イザベル(キッドマン)がかわゆい。カッとなって魔法を使っては、すぐに反省するところがなんともキュートで、「してやったり顔」も「どーしよう顔」も、全部かわゆい。一昔前のメグ・ライアンのよーな可愛さです。全身緑色だったり(←「あなただけ今晩は」のイメージ)、全身紫色だったりするジュディ・オングスタイルのS・マクレーン、いろんなところに現れる(特にオリーブ缶になっている)マイケル・ケインの二人の恋が気になるところ。やっぱりS・マクレーンの登場シーンにはやられちゃいます!
[映画館(字幕)] 7点(2005-09-03 11:32:45)(良:1票)
130.  サイコ(1998)
とある人はオリジナルを忠実に真似ようとする。そして、とある人はオリジナル版に新解釈を加えようとする。映画づくりのスタンスが、各キャスト、各スタッフにまかせられてしまっているところに、この映画の限界があります。作品として意志が感じられません。こんな作品だからこそ、ある種のふっきりだとか、心意気だのが必要なのではないでしょうか? 制作サイドに迷いがあるから、大金を手にしたマリオンは、明日のわが身を想像した後に笑顔をみせる。そんな心境なら、戻らず高飛びでもなんでもするのかと思いきや、翌日には戻ろうとする。つじつまがあわないのですよね。ノーマン・ベイツにしてもそう。この作品の笑顔の使い方が納得できません。オリジナルを何度も観ているわけではないので、細かなところはわからないはずなのに、この作品の中で不協和音を示す箇所が感じられ、その度に「あ、ココが違う」と浮き彫りになってしまう。60年代風の衣装もそう。ざらざらとした気持ち悪さを感じます。監督さん、もっとしっかり!!
[DVD(字幕)] 3点(2005-07-02 18:12:16)(良:1票)
131.  イルカの日 《ネタバレ》 
イルカに英語を教える姿を見たとき、なぜ、こんなむごいことをするのだ!と思いながら観ておりました。講演を終えて研究所に帰ってきた研究者を、その奥さんは不安そうな目でみています。もちろん彼女はイルカ研究のパートナー。イルカを愛しているし、ご主人も愛している。研究者の尋常ならざるイルカへの愛情(執着)を応援しながらも、なにか整理しかねるとまどいを持っているのではないかと想像しました。無邪気に片言の英語を話すイルカ。その声がかわいらしいだけに、より切なくなってしまいます。中盤で、イルカの秘密が外部にもれたとき、奥さんが「あなたのせいじゃない」と言いました。その言葉に対して、研究者がなんと答えるのか。それは「私が間違っていた」という言葉。その時、私のもやもやした気持ちが、少し和らいだように思います。「私がイルカ語を話せばよかったんだ」。そうだ、その通りだよ。それからどうなってしまうのかは、こちらには書きませんが、私にとってこの夫婦のやりとりが、この作品の一番の山場だったのですよ。この作品は、人間があまりにもバカで嘘つきなので、ただしんどく、切なく、心が痛くなってしまいました。実はですね、これを観た印象っていうのが『シザーハンズ』と同じなんです。私にとって。あちらは、ステレオタイプのどうしようもない人間が、シザーハンズを追いつめていく。なんだか同じような胸の痛みを感じてしまったのですね。両者とも何度も観たいとは思いません。だって心が痛いんですもの。私は、なるべくしんどいこととか辛いことから逃れようと思っている、心の弱い人間なので、あまり人間の嫌な部分を見ていたくないのです。それを痛感した映画でした。それにしてもラスト、イルカたちが無事でなによりです。これで、悲劇だったら本当に救いがありませんからね。
[ビデオ(字幕)] 6点(2003-12-26 13:40:10)(良:1票)
132.  晴れて今宵は(1942)
今度は南米の大富豪の娘(リタ・ヘイワース)と恋に落ちるアステアのお話。リタ・ヘイワースがむっちゃかわいい。彼女って、実際に映画を見る前のイメージってちょっと妖艶な感じなのかなぁって思っているところもあったのですが、かわいくって踊りが上手で、とってもチャーミング。こういうイメージ先行型のところが、マリリン・モンローとかぶります。セクシー女優といっても、やっぱりかわいいというか、チャーミングさがなかったらここまで人気になったり、語り継がれたりはしないものなのかもしれません。はじめは「心が冷たい」と言われていた彼女なんですが、頑なに振舞うのは周りの環境のせい。お父さんは自己中で横暴だし、お姉さんはその父親に忠実。次女の彼女は結婚なんて冗談じゃない!って思っているんだけれど、意外と王子様を待っているロマンチストで、父親の策略にまんまとはまってしまう。むぅ、あらすじを書いてもこの映画の魅力を伝えることはできないなぁ。彼女の妹二人もかわいいし、アステアとアドルフ・マンジューのバトル→和解の過程もよい。もちろんアステアからリタ・ヘイワースへの熱烈アプローチも素敵&面白い。ストーリーの大筋もよければ小ネタも効いているうえ、アステアのダンスは相変わらず楽しくって素晴らしい。アドルフ・マンジューの前で自由自在に踊る彼は、ほんとに踊りの魔術師で、部屋にある小物をなんだって使ってしまいます。いやぁ、いいもの見せてもらったなぁ。
8点(2005-02-14 23:40:51)(良:1票)
133.  赤ちゃん教育
キャサリン・ヘプバーンの自己中な思考回路に脱帽。彼女に振り回されてたじたじなケイリー・グラントがなんとも不憫だけれど、自分からトラブルを招いている部分もあるので、きっと「いやだ、いやだ」といいながらトラブル好きな人間なんでしょう。とにかくこの映画、キャサリン・ヘプバーンが凄い。メガネをとったケイリー・グラントに見とれて、彼がいってしまわないようにあの手この手で引き留めようとする姿は、いじらしい……とも言えなくはないけれど、それにしてもやることなすこと迷惑なことばかりなので、アレをやられて彼女に好感を持てるとは到底思えません。最終的に女一人、縄一本で豹を捕まえるキャサリン・ヘプバーンを堪能してください(汗)。《教訓》君子危うきに近寄らず!
6点(2004-06-27 20:16:02)(良:1票)
134.  ジーグフェルド・フォリーズ
何と言ってもアステアとジーン・ケリーのタップ! この夢のスター共演だけでも観る価値はあります。(他の作品で2人が共演するのは『ザッツ・エンタテインメントPart2』のみ。だが、もうこの時代になると年のせいかくたびれてしまっています←失礼)ストーリーは、ブロードウェイミュージカルの名プロデューサー、ジーグフェルドが、天国でショウの構想を練るといったオムニバス形式。さまざまなダンスナンバー&コントを、豪華なスター陣が演じてくれています。天国のジーグフェルドを演じるのは『巨星ジーグフェルド』でも、ジーグフェルドを演じたウィリアム・パウエル。冒頭で彼が登場したとき、「あっ、ジーグフェルドだ」とつぶやいてしまいました。だって同じ顔なんですもの。『巨星~』ファンとして、これは嬉しい。彼が演出した“ジーグフェルド・フォーリーズ”を回顧する場面は人形劇で進行しますが、芸人たちが『巨星~』と重なって、とても楽しく観ることができます。私はどうしても『巨星~』のイメージでこの作品を観てしまうので、豪華さと徹底した群舞に欠ける部分が目についてしまうのですが、こちらには大スターが目白押しというお得さがあります。でも、それにしては物足りないなぁ~というのも事実。ダンスナンバーの間をコントで繋ぐのではなく、ジーグフェルドが出てきて口上してくれれば、良かったのにと残念に思います。ダンスに比べてコントの方はどれもイマイチなんですが、レッド・スケルトンのTVCMのコントには笑ったなぁ~。それからチャイニーズ系ダンスナンバーではアステアがニコリとも笑わないのに違和感。でも、普段あまり見ないようなシーンがたくさんあるので、楽しめましたよ。もう一度繰り返しますが、アステアとジーン・ケリーのタップが見物です!!
[地上波(字幕)] 5点(2003-12-08 21:14:53)(良:1票)
135.  錨を上げて 《ネタバレ》 
【あまみ】さんの完璧登録、完璧レビューの後にお邪魔するのが、ちょっとばかり気恥ずかしいみかんです。たいていのことは↓で語られています(笑)。薄っぺらいストーリーに、おきまり展開。なんだかよくわからないままハッピーエンドを迎える強引さ。これぞミュージカルの醍醐味でございます。私はこういった映画を観ると、ほっとしてしまいます。私がこの映画で一番好きなシーンは、子どもを寝かしつけるために唄うシナトラの子守歌で、ジーン・ケリーまで眠り込んでしまうところ。彼女に会うために急いでいたはずなのに、クーカークーカー寝ています。こんなところにグッとやられてしいまう私は、本当におめでたい人間なのかもしれません。そしてラスト。なんで艦船にシナトラの彼女まで来ているのか謎ですが、そんなことを深く考えてはいけない作品でしょう。頭をからっぽにして楽しむこと、これってもしかしたら相当な修行が必要なのかもしれない……と、【あまみ】さんのレビューを読んで、はっと気付いてしまいました。こんなおバカな作品を楽しむことのできるってことに乾杯!
8点(2004-04-05 22:00:11)(良:1票)
136.  新婚道中記 《ネタバレ》 
結局、離婚騒動の原因であるケイリー・グラントのエセフロリダ行きと、アイリーン・ダンの車が故障して1泊しちゃったぁ事件の真相はどうだったんでしょう?(笑) きっと、夫婦ともに潔白なんだけれど、夫は嘘っぽい嘘を、妻は嘘っぽい本当の話をしていたんだろうなって、クスリと笑っちゃいました。【STING大好き】さんも書かれていますが、この映画のポイントはスミス君こと夫婦に愛されている犬でしょう。ホント、かくれんぼするようなフリをするシーンなんて、むっちゃ愛らしいですよね。それからケイリー・グラントが椅子から落ちるシーン。私はあそこが一番好きです。なでつけた髪がバサリと落ちて、ちょいとジゴロ風の容貌。そこにビックリした顔と、これからどうしたらいいのかわからないといったオロオロした雰囲気。この表情にぐぐっと参ってしまいましたです。そう、この辺りまではとっても楽しかったんです。オクラホマからやってきた新恋人が「頼れる女性は母さんだけだ」というセリフを言うところまで。この言葉にそれほど意味はありませんが、とにかくこのセリフを境に面白くなくなってしまった。ケイリー・グラントが金持ち令嬢と恋に落ちて婚約。食事会に離婚までカウントダウン状態の妻が妹として乗り込み、食事会をぶちこわしに……。その行為があんまりしっくりこなくてねぇ。まだ愛している夫を引き戻すために、なりふり構わなかったのかもしれないけれど、もうちょっとスマートにして欲しかったなぁっていうのが本音です。まっ、最後のハト時計のところでは、クスリと笑わせてもらいましたがね。点数迷うなぁ、限りなく7点にちかい6点ってことでお許しを。(ペコリ) でも迷うナァ。他のラインナップと比べるとやっぱ7点かなぁ。んーー、ケイリー・グラント好きだからやっぱ7点!
7点(2004-05-08 20:32:07)(良:1票)
137.  昼下りの情事
パリのホテルリッツのスィート14、実際にそんな部屋があるのかどうかは知らないけれど、あぶく銭が手に入ったらぜひとも泊まりたい。そうだなぁ~『死ぬまでにしたい10のコト』(未見)じゃないけれど、余命いくばくもないって状態だったら確実に一項目に入れたい。もし、スィート14が存在していなかったらホテルに頼んで作ってもらおう。で、楽団も呼ぶぞ。よし、決~めた。高級ホテルなんだから死ぬ前のお願いならサービスしてくれるだろう。できれば白テンの毛皮を着て、素足にアンクレットしょう。あれ?てんでバラバラなファッションになってしまうな。この際、細かいことは気にするまい。
7点(2003-10-28 05:13:01)(笑:1票)
138.  汚名 《ネタバレ》 
唐突ですが、私はコーヒーが好きだ。1日何杯も飲んでいる。そりゃ美味しいにこしたことはないけれど、多少マズくてもお代わりができるコーヒーがメニューにあるところ(デ○ーズとかロ○ホ、ミ○ドその他諸々)で、いたずらに時間をつぶしている。だから、コーヒーに毒を入れられるなんて考えただけであな恐ろしや!私がバーグマンだったら(そんなことはありえないが)、ケイリー・グラントが気付いてくれる前にお陀仏だったに違いない。そして、後悔し悲観にくれるケイリー・グラント。げげっ、なんちゃ面白くないや。主役二人のメロドラマは、ここではさして問題ではありません。気になるのはクロード・レインズよ。途中までは、バーグマン、あんたはなんておバカなの?スパイするならもっと準備しとけよぉ~と頭をかかえていたんですが、スパイ事件発覚後のクロード・レインズが哀れで哀れで……(涙)。愛している人に裏切られ、お母さんに実権を握られ(このお母さんがまたかっくいい)、仲間におびえ、もう八方塞がり状態。バーグマンを本当に愛していたからこそ憎くもあり、殺してしまわなければならないと思いながらも、その実はきっと一緒にいたかったんだと思います。ラストのケーリー・グラントがあまりにも憎らしく、お~い、クロード・レインズも一緒に連れていってやれよぉ~頼むから、連れていってあげて、と強く願ったものでした。完。
7点(2003-10-18 13:15:05)(良:1票)
139.  断崖 《ネタバレ》 
ケイリー・グラントのいい加減さとジョーン・フォンテインの美しさを堪能。【へちょちょ星人】さんが書かれているラストの余韻っていうんでしょうか、同感でございます。きっと同じことを繰り返すハズ。あの二人は。彼女は相談する相手もいなくて一人で悩みながら苦しむんですが、もし今後、信頼できる友達ができていろんなコトを話すことができたら、その友達はさぞや大変でしょう(笑)。「彼が怖いのよ、信じられなくて」「ああ、お金にだらしないったら。一体どうやって生活すればいいの?」「また、大切なイスを質屋に入れていたのよ」……云々。最初は親身になって話をきいてあげても、あのケイリー・グラントが変わるはずもなく、ジョーン・フォンテインが別れるはずもないってコトがわかって、バカバカしくなるんじゃないかな。その友達がとっても優しい人だったら、はいはいって話だけ聞いて上手にストレスを吐き出させてあげるのかもしれない。いい友達に恵まれることを切に願います。そんな妙ちきりんな心配をしてしまうくらい、お似合いの夫婦です。末長くお幸せに。
8点(2003-10-28 05:53:33)(笑:1票)
140.  ジャッカルの日 《ネタバレ》 
最後まで謎のままの殺し屋がいい。殺し屋の真実にはなんら接近していないのに、警察サイドは彼を追いつめる。凄いねぇ。黙々と容赦なく静かに人を殺していく。本当の殺しのプロがどんな風に仕事をしているのか知らないけれど、なんか本当っぽかった(イメージ 笑)。綿密に計算されていて、穴なんて見あたらないような感じだったのに、それが崩れていく過程。観ていてぞくぞくきました。情け容赦なしの殺し屋と警察、男2人の仕事ぶりにしびれるための映画でした。
7点(2004-04-18 22:24:07)(良:1票)

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