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プロフィール
コメント数 346
性別 女性
年齢 38歳
自己紹介 このサイトに来はじめたころは高校生でした。

いつの間にか社会人になり、母になり、役職になり、楽しくやっていたのだけれど、いつしか家との両立が難しくなって転職することに。

新生活、不安はあれど楽しみです(⁠^⁠^⁠)
今年もよい映画にめぐりあえますようにー!

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評価順12
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1.  イースタン・プロミス
「一級だよ。これは一級のヴァイオレンスだ」とエレベーターを待つお客様が絶賛しておられた。確かに。鑑賞して2週間近く経った今、やっとそうだなあと頷ける。観た直後、私は“面白い”とは思えなかった。ヴァイオレンスシーンが苦手だからだろうか、むしろとっつきにくいなあと思っていた。しかし今になって思い返すと、すごい映画だなあと思う。数週間に起きた出来事を100分そこそこの短い尺の中で、事件、ファミリー内の人間模様、ファミリーの新入りと思しき謎の運転手、ヒロイン…キャラクターのすべてを凝縮して見せてくれる。それが何とも言えずうまい。鑑賞中誰の目線に立つ、というのではなく、誰の目線も理解し得る見せ方をしている。そういうところがすごい映画だなあと思った。再度お客様の言葉を借りるならば「娯楽の要素を一切省いた」スッキリしたヴァイオレンス。尺の中には不足も余剰もないのです。
[映画館(字幕)] 8点(2008-07-03 00:53:18)(良:2票)
2.  シェルブールの雨傘
画の美しさに関しては言うはさらなりって感じです。原色の背景の中ピンクもライトブルーも着こなしてしまうドヌーヴ演じるジュヌヴィエーヴ、匂い立つ美しさというのは正に彼女のこと。本当に美しい。人間の行動って全て白とか黒とかつけられるものじゃないということを最近身にしみて分かりました。誰しもどこかに曖昧なグレーな部分があって、それが高じてひとを傷つけたり傷ついてしまったりする。そしてそれは普遍に流れている時間だったり傍にいるひとが傷を癒してくれたりしていつか引いていく…。人生はその繰り返し。生きてゆくことは、白黒つけるよりもむしろ、曖昧グレーな部分を上手に隠してゆくことかもしれない。「シベールの日曜日」以来、久々に魂をゆすぶられた感のある映画です。ひとを愛して、別れを経験したことのある方ならきっとどこかで共感できると思う◎
[ビデオ(字幕)] 10点(2006-03-31 14:52:20)(良:2票)
3.  es[エス](2001)
支配・被支配の関係付けによって生まれる人間の醜い姿がありのままに描かれている。辱められる他人の姿を見て優越感に浸る喜び、浸りつづけたいという欲望、そして、エスカレートしていく欲望を抑える事はいつの間にか出来なくなってしまう…。ヒトであるが故の醜い醜い心情が剥き出しにされている。そしてラストシーンの視覚効果。白と黒の服を着ている2人の姿が、スクリーンがぱっと黒くなると同時にそれぞれ逆転して目に映る。支配・被支配の関係を衣服の白・黒に関連付けた何とも皮肉なラストシーン。前から評判は聞いていたがずっと避けてきたこの作品。ほんとに観て良かった。でも二度観たいとは思わない。
10点(2004-01-20 17:31:33)(良:2票)
4.  イザベル・アジャーニの惑い
ハリウッド映画には成せないであろう、仏映画独特の倦怠感溢れる空気がステキ。全編を通して曇った空気が漂うこの作品、2人の心情は常に手紙で行き来しているので、イザベル・アジャーニの演技をあまり観ることが出来なかったのが残念。しかし、何十年経っても褪せる事なくへビーな恋愛に生きる女を演じる彼女は素敵。「アデルの恋の物語」以来の秀逸な演技、と謳われるのも相違ないと思われる。数々の意味深いセリフ、ラストのエレノールの手紙、が映画を盛り上げる。アジャーニであるからこそ悲劇なのか、悲劇であるからこそアジャーニなのか。類まれな美貌、演技力・・何にせよ、彼女にしか出来ない役だと思う。
8点(2004-07-04 21:50:11)(良:1票)
5.  キャリー(1976)
初っぱなからヒロインのシャワーシーン。ヌードをパーツごとに映して、伝う水が突然鮮血に変わる。恐怖ではなく映像美のホラー。毒々しいキラキラのダンスシーンなんてまやかしの幸福て感じでEでスよね。画面大分割はデ・パルマ監督の十八番だとか。虚構のようで妙にリアルさを感じる作品だった。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-07 23:58:09)(良:1票)
6.  ケイコ 目を澄ませて 《ネタバレ》 
見始めはとっつきにくいヒロインだと思っていたのに、見ていくうちにケイコを通して自分の中に色んな感情が湧きおこるのを感じた。 他者に関心がなく、あまり笑うこともなく、いつもどこかぶっきらぼうなケイコ。 自分をプロの世界に見出してくれた会長やトレーナーとは手話など無くてもコミュニケーションの取れる一方、手話で会話こそしていても、家族とはうまく通じ合えない。 もうケイコの一部と言っても過言でないボクシングジムが閉鎖してしまうのは、言い表せない葛藤があっただろう。 どんな気持ちで、何を考えているのか??セリフの無いヒロインに不思議と惹かれていきます。  最後の『じゃあ、また』を受けて、ケイコは何を思い走り出したのか。その後が気になるラストシーンが余韻を残します。  念願叶って三宅監督の映画をようやく劇場で見られました。子供たちのだれかが赤ちゃんだったり、自分の忙しさにかまけたりして、10年近く劇場に足を運ぶ機会を逃し続けていました。 秀逸なショートフィルムも、またいつかどこかで観られたらいいなと願っています。
[映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2023-01-04 22:51:32)(良:1票)
7.  イントゥ・ザ・ワイルド 《ネタバレ》 
彼の人生とは何だったのか、と思ってしまう。帰る気などなかったのだ。何が幸せかなど、荒野では何も見出せやしないと言ってやりたい。働いて金を稼いで、時々主人と贅沢をする。私の毎日。面白いことも、つまらないこともあるけれど、とても満たされている。大切な誰かと深い関係を作れなかったこと、それこそが不幸のように感じてしまう。彼の帰りを待っているひとがいたら、きっとこんな悲しいラストにならなかったのでは。ラストは薄々感づいてはいましたが、旅の途中での楽しいロードムービーが消し飛んでしまうようでした。そうは言っても実話だからしょうがないか。
[DVD(字幕)] 6点(2012-03-19 15:15:41)(良:1票)
8.  モンスター(2003)
エンドロールのJourneyのDon't stop believingが印象に残った。たぶん聴く度にこの映画を思い出してしまう級に。罪を犯さずに一生を終えるか、それとも壁の向こう側での 生活を余儀なくされるかは、紙一重だと思う。本作のシャーリーズ・セロンは圧巻。演者として一皮剥けるのにいい作品だったのでは。彼女の生い立ちも不遇であり、スターとして栄光を掴むまでは苦労したと語っているし、それを考慮すればキャスティングも頷ける。映画自体は非常に後味の悪いものだが、観ておくべき映画のひとつだろう。体重増加が宣伝うんぬんの意見が多々あるが、ひとつの映画が生まれることは奇跡のようなこと。そして更に、その映画を観に、多くの観客を劇場に呼ぶのはとても容易なことではないのだ。映画だってビジネスなのだから、大いに宣伝してもらいたいと思う。仕上がりが悪く観に行くほどの映画でなければ、ダマされたー!と思うこともあるだろうが、本作はそういう類の作品ではないのだから。
[DVD(字幕)] 7点(2011-05-09 00:25:26)(良:1票)
9.  英国王のスピーチ
吃音を矯正して治していくというよりも、自分の人生を見つめ直すのに付き合ってくれる誰かがいることがうらやましいなと思った。私にもあんな人生の水先案内人がほしいなあ。
[DVD(字幕)] 7点(2014-07-28 12:33:17)(良:1票)
10.  ドライビング Miss デイジー
ときどき場所が変わるだけで、飾り立てるものは何も無い。デイジーとホーク2人の会話、たったそれだけなのに…急に悲しくなったかと思えば、次の瞬間には暖かい気持ちになっていたりする。会話だけで観客を魅了する、素晴らしい映画です!(お○ぎ調)
8点(2004-04-02 17:25:01)(良:1票)
11.  HERO(2002)
アクションシーンが綺麗だし予想していたよりも面白い。もう少し重みのあるストーリーで、見せ場があればもっと良かったと思う。
7点(2003-09-13 17:57:41)(良:1票)
12.  スティング
今年の春くらいにお亡くなりになったのか。ポール・ニューマン追悼特集のBSを録画し、鑑賞。いやあ格好良い話だったなあ。銀行が詐欺に一役買ってるのも何だかすごい。時代は目まぐるしく変わりゆくけれど、こういうよく出来た映画は未来永劫残ってゆくんだろうな。実はポール・ニューマンの出演作を見たのは初めて。遅かったかなあ・・・だけど私はファンになりましたよ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-08-20 13:20:17)(良:1票)
13.  禁じられた遊び(1952)
淡い恋に始まった2人の奇行。幼い女の子にも魔性は棲んでいる。幾度となく映される笑顔のアップ、すごいでしょ?でもあれは演技ではなく彼女の天性で、あの幼い瞬間にしか存在し得なかったものだということが作品の魅力を掻きたててるような気がしてなりません。駅について初めて「ママ…」と声に漏らす彼女。ラストもばっちり私の心をつかんで離さない、良作です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-06-21 21:28:30)(良:1票)
14.  オーロラの彼方へ
父と息子が無線機で話をする設定は良かったと思う。でもストーリーがひどい。ラストもちょっといただけない。デニス・クエイドは割と好きだから3点♪
3点(2003-07-06 14:12:50)(良:1票)
15.  パニック・ルーム
これは面白い。パニック・ルームという部屋の特性が映画の中で上手く活かされていると思う。広い屋敷内でのスリル感煽るカメラワークは絶妙。観ている間ほどよい緊迫感が保たれる、小ぶりではあるが良く出来たサスペンスだと純粋に思う。ただ、犯人逮捕直前のシーンがいまいち気にいらないので評価点よりマイナス1点。
7点(2003-11-03 14:05:03)(良:1票)
16.  つぐない
「つぐない」ってタイトルの割りに、あの妹はつぐなっちゃいない。どこまでが現実でどこまでが創作なのか、よくわからないけれど、それが妹の世界観のすべてなのかも。しかし、映画としては及第点というところでしょうか。戦場シーンが多いとはいえ、もっと各々心情描写があれば深みがあったと思います。それから、どの映画を観ても、キーラ・ナイトレイの瞳は恋しているようには思えないんですよねえ~。彼女が主役級で恋愛が絡むと、私はいつもその映画にハマれないジンクスがあります。この映画も御多分に漏れず。残念。
[映画館(字幕)] 5点(2008-05-21 15:19:08)(良:1票)
17.  ストリートファイター(1994)
だから君はバイソンじゃないよね?春麗はどうしてあんなにスタイル悪いの・・・。でもたまに「そうそう!ゲームだとそう動くんだよ!」ってのもあったよね。始終“ベガ”と呼ばれ続けたバルログの爪が剥がれたのとか、サマーソルトキック連発するのとか。けれど、そもそもガイルは“大佐”じゃなくて“少佐”だよ。ソフトに同封された解説書に書いてあったの覚えてるんだけどな・・・。てゆーかキャミィやサンダー・ホークを勝手に入隊さすな!E・本田は日本人だから!一瞬登場したダルシムに1点献上。
1点(2003-12-27 23:34:16)(良:1票)
18.  何がジェーンに起ったか?
一瞬耳を疑うような…こんなラストもたまには良し。人間年老いていくと、自分が輝いていた頃に戻りたいっていう本能が剥き出しになっちゃうんだね。特に女はそうなのかな。海辺で踊る、すっかりベイビー・ジェーンに戻ってしまった彼女の笑顔は印象的。なんと深く、残酷な話なんだろう。
8点(2004-03-20 16:05:10)(良:1票)
19.  ラブ・アクチュアリー
素直になれなくなってしまう原因。誰かを裏切り傷つけるもの。時に大切にしすぎて壊れてしまうもの。そして、とびっきりハッピーな気分にしてくれるもの!突然訪れる愛のカタチは様々。
8点(2004-01-28 18:31:01)(良:1票)
20.  ふたりの5つの分かれ路
こんな辿り方って面白い。すべてが決定的な理由でなく、ただその時偶然に起こってしまったこと。いろんなことの積み重ね、それが種々の結果を招く。きっと人生ってこんな感じなんだなあと鑑賞中何か悟った気分にさせてくれた。
[映画館(字幕)] 6点(2006-03-26 15:40:55)(良:1票)

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