1. スーパーマリオ/魔界帝国の女神
一緒に見ていたスーパーマリオが大好きな息子、”お母さーん、これ何の映画?”。 2点(2003-11-13 15:16:28)(笑:5票) |
2. REX 恐竜物語
思うに、この映画を境に角川春樹氏の行動が怪しくなったと私は確信する。 1点(2003-12-04 08:48:38)(笑:3票) |
3. アメリカン・グラフィティ
私の青春の1ページとでも言いましょうか。とにかく大好きで何度も見ましたね。30年以上経っても相変わらずあの映画の中には憧れのアメリカがあります。あの映画から受けた影響は私にはとても多かったな。TシャツにCAMELのタバコ巻きつけたポール・ル・マットにシビれたっけ。そして切ないラスト。DJウルフマンも最高でした。今でもオープニングの“Rock Around The Clock”を聴くと鳥肌が立ちそうになる・・・個人的に思い入れがあるので10点捧げます。 思い出のいっぱい詰まった1本。 10点(2003-06-08 20:25:48)(良:2票) |
4. パリ、テキサス
《ネタバレ》 家族を捨て放浪の旅に出ていたトラヴィス。弟夫婦、息子との再会、そして別れた妻とのミラー越しの会話・・・不器用にしか生きられない男と女、、好きになればなる程相手を傷つけてしまう、結局愛が崩壊し家庭を捨てる。再会しても息子は母親に預け、自分は又旅に出てゆく、、しかしその気持ちには愛が詰まっているし、そして男の哀愁が漂う。又一緒に暮らし始めても男は同じ事を繰り返し、傷つけてしまう事を悟ったのでしょうか、、。子供にとっての4年間というのはとても大きい。子役の彼が最初戸惑いを見せ、父親を受け入れようとする、そして母親との再会、、あまりに上手くて涙が出て仕方なかった。8mm映画の中には家族が一緒に暮らしてた頃の思い出がギッシリ詰まっててそこだけ時間が止まっているかのようだった。物語と一緒に出てくる風景、そして流れるライ・クーダーの音楽にどんどん引き込まれていった、そして自分の心の中に深く深くしみわたっていった、、。 10点(2004-02-11 12:54:58)(良:2票) |
5. 東京物語
小津作品初めて拝見しました。この作品の良さは若い頃見ていたらきっと今ひとつ充分に自分の心に伝わらなかったのでは、と思っています。自分もある程度の年齢に達し、結婚し、子供も出来て親になってここに登場するそれぞれの人たちの気持ちがよく理解できるようになりました。結婚すると親の事を決して邪険にするわけではなく自分の生活の事をまず考えてしまいがちになるし、そこには親子だからという甘えもあります。子供というのは親が子供を思う程親の事は考えないものなのですよね。あの時にもっと親孝行しとけばよかったな、、と思う頃には親が亡くなってたりです。普段忘れがちになる親子の気持ちや生きてゆく事の意味などこの作品から教えられた気がします。劇中出てくるセリフのひとつひとつよく親や親戚たちとやりとりしてた言葉だったのでよけい胸に響いてきました。(特に“あんたが大きくなる頃にゃ婆ちゃん生きとらん~”のセリフは、うちの母が今子供たちによく言ってることだ)ラスト近く一人になった周吉が海を見つめているシーンは、三年前に亡くなってしまった自分の父親と重なって泣けてきました。 10点(2004-02-16 15:34:03)(良:2票) |
6. 君よ憤怒の河を渉れ
《ネタバレ》 しかしすごい題名である、、そしてこんな映画があったことを私は今まで知らなかったのである。まきこまれ型サスペンスである。高倉健が逃げる、、そして原田芳雄が追跡する、、この二人だけでも充分濃いのだが、健さんいきなりセスナの操縦をしたり、新宿のど真ん中を何頭もの馬を走らせ逃走したりかなりむちゃくちゃやってくれております。もうこの際、逃亡中流れる妙な音楽(これは【第三の男】を意識したものなのか?)、森の中で出没する、まるでぬいぐるみじゃないのかと思える熊ちゃん、馬たちはどこへ行ったのか、セスナごと海に突っ込んで健さん平気だったのか、、などあらゆる突っ込み所は大目にみてあげましょう。逃亡中はシブい健さんの事を中野良子や倍賞美津子などが助けてあげてます。そして超キザ野郎の原田芳雄(トレンチコートにグラサンそして長すぎるモミアゲ・・でもかっこいいのダ)との男同士の友情、、何か妙ながらもなかなか楽しく見れたのでした。まあスケールは大きいといえば大きい、、のか!?でも主役の二人が男臭くてよかったです。ちなみにこの映画は日本より中国で大ヒットしたらしいですね。 7点(2004-02-15 14:11:51)(良:2票) |
7. 刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM>
刑事コロンボはこの舞台劇をTVムービー化した単発用で、これが好評につきシリーズが始まり、だからコロンボがとても若く、髪もボサボサでなく、コートもヨレヨレでないです。これからだんだん汚くなっていくのですが。あれからずいぶん経ちますが、かみさんの話、葉巻、セリフ、などなど、この頃から変わってないんだなとわかります。とても新鮮なコロンボであります。 7点(2003-10-24 16:25:03)(良:2票) |
8. エマニエル夫人
観ました、子供の頃。やたら刺激が強かった。だけどやっぱり美しい裸をもってらっしゃる方は隠しておくのはもったいない気がします。随分と年食った今、また観てみようか。夜中一人でこっそり・・でも中年の欲求不満オバちゃんみたいなんで、やめとこ。 5点(2004-04-30 23:29:05)(笑:2票) |
9. 遠い空の向こうに
夢を夢で終わらせず、困難に負けず実現してゆく若者たちの姿に感動の涙を流しました。炭鉱で働く頑固な父親、家庭の為に一度は夢をあきらめつつもやはり好きなことを成し遂げようとする少年。父親の気持ちも何となく理解できる。少年が成長してゆく上で父親の存在というものは大きい。自分の頑固一筋の父親と兄のやりとりを見てたからよくわかる。父のように生きたくない、父を乗り越えてやる、、という気持ちは男の子ならきっと持つのだろう。夢を現実のものとするのに少年のこの思いは充分に役立ったと思うし、周りの人々の励まし、協力があってこそであろう。夢をあきらめなかった少年の頑固な性格は父親似なんでしょうね。最後の方ロケット打ち上げの際、親父さんが姿を表した時はもう大泣きでした。自分が落ち込んだ気分の時に観て、何てちっぽけな事でくよくよしてるのか、と励まされたようです。 9点(2004-05-25 15:02:40)(良:2票) |
10. フロム・ヘル
ダークな雰囲気と、これのジョニーは文句なしにかっこいい!だけれど物語はいささか退屈であった。捜査がなかなか進まず、ジョニーは最後・・・だし。切り裂きジャックだからもっとグロテスクかと思ってましたが、それ程でもなかった。「スリーピーホロウ」もそうだけど、こういう役のジョニーははまり役ね。私も鼻血出そうでしたよ。(笑) 5点(2004-06-06 15:04:53)(良:1票) |
11. ゆりかごを揺らす手
こえーぞお~。女ってのは。結婚するとそれがわかるぞ~。だけど、どこで恨みを買ってるか解らんから余計怖いっすね。 8点(2003-10-22 15:41:12)(笑:1票) |
12. レオン(1994)
せつなすぎる、、、。ジャンレノもかっこいいし不器用な殺し屋をとても上手に演じている。ナタリーも美少女ですねー。ゲーリーオールドマンのきれた演技はすごすぎ。スティングの曲がとても胸にしみる。 10点(2003-05-24 15:02:09)(良:1票) |
13. オール・アバウト・マイ・マザー
好きでした。セシリア・ロスさんの演技が素晴らしいと思いました。息子を失った苦悩、生きてゆく強さが伝わってきました。生と死を描いてゆくには堅くなりがちの中、オ○マちゃんのユニークキャラや下ネタを盛り込むとこは監督らしいかも(新作もオ○マちゃんテンコ盛りらしいですね。)インテリアや雰囲気なども観てるとスペインならではでおもしろい。情熱の国、女は強い、私も強く生きたい。 8点(2004-06-08 17:33:16)(良:1票) |
14. キスへのプレリュード
おもしろいお話ではあった。メグもこの時はほんとにキュートである。私は恋愛ものを見る時は主役の男優さんがある程度好みのタイプじゃないと、どんなにいいお話でもちょっとポイントが下がってしまうのである。嫌いではないのだが、ボールドウィン濃いからなあーと思って見ていたが、あの胸毛を見せつけられた瞬間、点数は決まった。5点!これ以上は上げられない。 5点(2003-12-04 13:53:07)(笑:1票) |
15. 修羅雪姫(1973)
《ネタバレ》 鹿島雪こと修羅雪姫の生い立ちを描いたもの。生まれながらにして母親の仇をとるために厳しい修行をさせられる雪は何とまあ哀れなものでしょう。梶芽衣子の修羅雪姫が怨みを晴らし、そしてバックで流れる“修羅の花”。それだけで私は満足なんですがね。しかし斬って斬って斬りまくって血しぶきをあんなに派手に出せば気持ち悪さもなくなりました。中原早苗の顔もド迫力であったが、首を吊ってる中原を真っ二つに斬ってしまう修羅雪姫も又すごかった。これにはルーシー、そしてユマも敵わないだろよ。 8点(2004-02-02 17:21:07)(良:1票) |
16. フェイシズ(1968)
《ネタバレ》 結婚14年の夫婦生活が僅か1日半で崩壊に向かってゆく。なぜFACESなのかと思っていたが、とにかくその夫婦とその周りの人々の顔をアップでとらえ、その中で夫婦の行動、心の動き、表情のひとつひとつなどがジョン・カサヴェテスによって見事に描かれてゆく。ジーナ・ローランズはモノクロ映像の中ではより一層その魅力が引き立ちます。男の方から浮気をし、離婚を切り出しといて、女も浮気をすると男は女を責めてちょっと身勝手だな、、なんて思ったり。前半はちょっとのんびりムードだが、後半から淡々とストーリー進み、あの終わり方も私は好き。 8点(2004-01-23 12:31:22)(良:1票) |
17. 探偵物語(1983)
思い出します。薬師丸の真似しておかっぱにしてみたら、ほんと金太郎みたいになちゃって。とほほ、、。でこの映画見に行きましたよ。歌もヒットしてそれなりに良かった気がします。キスシーン長いことするなーってそれはとても気になりました。 6点(2003-10-10 22:04:24)(笑:1票) |
18. 女囚さそり けもの部屋
腕を切りちぎられた成田三樹夫たちとの壮絶な戦い。そして、まるでタランチュラのような李麗仙(すごすぎるメイク)。とってもかっこいい、松島ナミこと梶芽衣子、彼女の鋭いまなざし、そして“怨み節”。彼女のポスターを部屋に貼って、連日拝んでいたい・・・そんな心境です(実際はしないけど、、)。柴咲コウちゃん、今後さそりシリーズやってくれないかな、、。 7点(2004-01-19 11:36:00)(良:1票) |
19. オープニング・ナイト
《ネタバレ》 舞台での役柄と現実の間でギャップを感じ、又死んだ少女の幻想によって精神錯乱状態になるマートル。実際舞台で芝居をするというのは大変ストレスが溜まる仕事なのだろうなと思う。マートルのような繊細な人は酒に頼ったりしたくなるんだろう。でも観客のカーテンコールがあってこそ、だから芝居はやめられないのだと思う。どんなに飲んだくれてヘロヘロになってても幕が上がれば立派に芝居をしてしまうのだからすごい。映画の中で舞台の芝居が行われ、実際芝居の観客になったようにマートルの芝居を心配して見たのでした。ジーナ・ローランズとジョン・カサヴェテスの共演はなかなか息が合ってたし、ベン・ギャザラもいい味を出していた。壊れてゆきそうになって、また立ち直ってゆくジーナの芝居がとても見応えあった。そしてそして、最後にほんのチョイ顔を出すピーター・フォーク、お見逃しなく。 8点(2004-02-05 13:37:42)(良:1票) |
20. 駅 STATION
高倉健には、雪の北国がよく似合う。こういう映画を見た後は、やけに熱燗を飲みたくなります。“舟唄”が、やけに胸にしみるなあ。男は、、、やっぱり無口な方がいい、、。 8点(2003-11-28 16:59:49)(良:1票) |