1. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 もう、出だしから心臓を心配した位ドキドキしました。もう迫力満点!そして主人公が超人ではなく普通の・・いや、父親としてはダメダメなおじさんだったのもとても良かったのですが、まずどの車も動かなくなってあちこちで立ち往生しているのに、トムは一台だけちゃんと動く(ガソリンもバッチリ)車を見分けた事や、子供たちに「一分で走れ」と言ったこと等で、もしかしてトムも宇宙人が地球人に姿を変えているのだろうかと思って見ていました。(で、宇宙人としての記憶はその時は封印されていて、ラストで驚愕の事実・・ってパターンかなと。)数々の奇跡も彼が実は宇宙人だったんだろうと思うと特に気にならず・・いや、気にしないようにしていました。 スターウォーズでイウォークたちを攻撃していたアレみたいなトライポッドも最初は人間を瞬時で粉にしていたのに、途中から食用になったのもきっと何か裏があるに違いない、偵察班?があれだけ動くトムたちを見逃したのも彼が仲間だからと。 そしてティム・ロビンスのシーン。なにしろモーガン・フリーマンとのある意味共演という事で、ついティムが賢い人だと思い、さて今度はどんな頭脳的な反撃をするんだろうとワクワクしていたのにあっけなかったのは、スピルバーグ氏にしてやられた気分になってちょっとニンマリ。だけど内容の割にはあそこらへんは長すぎに感じた。そして子供たち。「アイアムサム」のあの子、大きくなったなあと思ったのも束の間、トムは良く耐えた。あんな異常事態の中、いつでも反抗期真っ盛りの息子、ただキャーキャー喚く娘。キレなかったのはすごい。そしてある意味驚愕のラスト。原作がそうだったという事は理解しつつも、ドリフのコントを観た気持ちになった。「チャンチャン」という音が相応しい。それとあれだけ街中をズタボロにされたのに、元妻の実家は綺麗に残っているし、中にいた人たちも風呂に入ってた感じ。反抗息子が何故か先におばあちゃんちにいるというのもな。結局トムの家族は綺麗に生き残っているし、やっぱりトムは宇宙人が化けた姿なんだと思って無理やり自分を納得させた。キャストが豪華だという事と、音がとても良かったのと、死者の衣類がふわふわと舞い散るシーンに鳥肌が立った事、心臓バクバク作品は久しぶりだったのでこの点数。ああ勿体無い。 [DVD(字幕)] 5点(2007-04-19 15:33:43)(良:1票) |
2. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 ・・・救いがない映画だった。あの後ショーン・ペンは逮捕されるんだろうか。DVDのメイキングではご想像にお任せしますなスタンスらしいけど、個人的にはさっさと逮捕されて欲しいな。じゃないとあんまりだ。ハリウッド映画だとあの後逮捕されてメデタシメデタシになりそうなもんだけど、あえてそういう描写はないというのがなあ。もう頭の中でショーン・ペンが逮捕されるか、ティム・ロビンスがあの後冤罪で逮捕されて刑務所で頭使って信頼勝ち取って下水路から脱走して雨の中でバンザイして、その後刑務所で知り合った友達と海で抱き合って終了って事にした。じゃないと悲しすぎる鬱映画。 [DVD(吹替)] 3点(2008-09-20 12:10:23)(笑:1票) |
3. 誰も知らない(2004)
《ネタバレ》 モデルになった事件を知ってから鑑賞しました。一部人物描写が事実と異なっていましたが、実在する子供たちへの救いかもと思いました。実在の長男がしてしまった事と映画の中の長男を比べると余計に辛かったです。あっぱらぱーで"子供より男"な母親。そして異常な親子関係が通常になってしまった子供たち。子供たちの学校についても、何故行かせないのかは実際の事件のレポートで謎が解けます。映画だけ観ていたら分からないと思います。そういうのを説明に入れなかった理由がいまいち分かりませんでした。映画は観ていてとても悲しく切なかった。そして小さな子たちの明るい演技に救われ、そして益々悲しくなる。いつも明るくおばかで愛らしい次男坊の変貌が悲しい。4,5歳になるのに赤ちゃん用のピコピコサンダルしかない次女の後姿がとても悲しい。母親の服を売らせない長女が悲しい。僅か小学生で家族の面倒、家計・家事等全てを押し付けられた長男が悲しい。その反面大人たちの冷たさ。少なくとも母親の元彼たちは実情を察する事は出来た筈。そして母親。もう言葉にならない。次女の死後届いた現金と手紙を見て本気でむかついた。親になってしまったら「いち抜けた」なんて出来ない。かといって"子供が全て"になるべきとは思えないが、親の責任はある。冷たいようだが実在した放置母の心境を知りたいものだと思った。この映画はそんな感情が渦巻く生々しい作品だった。 逃避的な救いは画面で見た悲惨な子供たちが役者である事でしょうか。 [DVD(吹替)] 8点(2007-04-21 01:05:38)(良:1票) |
4. 光の旅人 K-PAX
《ネタバレ》 たっぷり感情移入しました。やっぱり彼は宇宙人だと思います。あんな宇宙専門の学者が驚くような事もさも簡単にやってのけたのですから。そしてロバートの過去。本当に胸が締め付けられる想いでした。個人的には精神科の先生のおうちでのシーンがもう少し見たかったです。犬のエピソードもとても素敵でした。DVDを買って何度も見たい作品です。 [映画館(字幕)] 8点(2003-07-02 04:00:28)(良:1票) |
5. こねこ
迷子になってしまったチグラーシャ(とらちゃん)の話です。 なんといっても主演の子猫がかわいらしい。 動物が喋るわけでもないので、自然に見られます。 またこれに出てくる猫の大道芸人ですが、ロシアの猫のトレーナーとしてとても有名な方で、何度か来日されているはずです。 個人的にはあっかんべーしている黒猫もお気に入りです。お子さんも一緒にどうぞ。 [地上波(字幕)] 9点(2004-01-26 08:21:48)(良:1票) |
6. シティ・スリッカーズ2/黄金伝説を追え
《ネタバレ》 まず子牛のノーマンが大きくなって再登場したのが嬉しかったです。あの恒例の早朝の母親からの「お誕生日おめでとう」の電話も再登場して笑えました。 実はジャック・バランスに双子の兄弟がいた・・という設定は正直どうかなと思いましたが、それでも楽しめました。 「ホームアローン」ではちゃめちゃの泥棒役だった親友も、この作品では何か格好いいんですよね。 日常生活にふと疲れた時におすすめの作品だと思います。 7点(2003-12-12 02:33:16)(良:1票) |
7. サンタクローズ
私は結構好きでした。夢のある子供の気分で楽しめる作品だと思いました。2も出たそうなので是非見たいです。 7点(2003-12-26 23:26:51)(良:1票) |
8. アイス・エイジ
《ネタバレ》 子供向きだし、リスやナマケモノが可愛いというより不気味だし・・と、スルーしていたんですが、子供が観たがる為「ヤレヤレ」と付き合っていたらもう夢中。ストーリーは「よくある話」で特にラストで驚かされることもないのですが、それなのに面白い。 あれだけ不気味だったはずのナマケモノが気付くとユニークで可愛い存在になっているという恐るべき作品。もう続編も観る事に決定した。ついでに吹き替えの声優さんが同じ為、目をつぶって聞いていると「シュレック」のドンキーと長靴を履いた猫が会話しているようでまた楽しめた。 [DVD(吹替)] 7点(2007-04-09 00:07:54)(良:1票) |
9. ドクター・ドリトル(1998)
面白かったです。で、パンフレットに書いてあったのですが、本当はエディ・マーフィーって動物苦手なんですね。特にあのモルモットが怖くてたまらなかったとか。でもそういう事実以上に作品を楽しめました。 7点(2003-06-26 09:21:29)(良:1票) |
10. ウルフ
ジャック・ニコルソンが狼男に変身する・・・腕も胸も毛がもじゃもじゃと。そこで思ったこと。「なぜ頭には生えてこないの?」この疑問を感じてしまってから、Jニコルソンの頭ばかり観ていました。 5点(2003-06-21 05:00:57)(笑:1票) |
11. カーリー・スー
女の子が夜中に大声で国歌を歌うシーンがとても好きです。だけど現実に息子が夜中に「君が代」歌ったらうるさいだろうなぁ。 6点(2003-06-21 05:18:33)(笑:1票) |
12. ハーモニーベイの夜明け
《ネタバレ》 個人的にタートルトーブ監督作品はどれも好きです。それでこの作品も見てみたのですが、感動しました。二時間ちょっとがあっという間に感じました。ただ、やっぱりどなたかが書かれていましたが、「ショーシャンク」と重なってしまうシーンはありました。特にキューバ.G.Jが雨に打たれながら手を広げるシーン・・・あれで一瞬興ざめはしてしまいました。あそこがまた別の描き方だとまだ良かったのですが。。でも、それまでは雨に濡れるのを嫌がっていたのに、心の中での変化を表現しているとは思いますが。。そんなわけで、惜しくもマイナス一点です。ゴリラのシーンも心打たれました。密猟者のシーン・・涙が出てしまいました。それまでに見せるゴリラの愛情、可愛い赤ちゃんと「うちの子に何すんのよっ」っていうお母さんのほのぼのとした光景、(ゴリラの赤ちゃんが博士の顔で遊ぶシーンがありましたが、あれって人間の赤ちゃんもよくやるんです。)それが打って変わって狂気の世界へ。そして家族の一員だからと危険を顧みず博士を助けようとして殺されてしまったゴリラ・・・。とても考えさせられるものがありました。何度でも見たい作品です。 9点(2003-07-15 05:02:08)(良:1票) |
13. マイティ・ジョー
子供向けなのかもしれないけど感動しました。 密猟者とゴリラといえば「愛は霧の彼方に」とか「ハーモニーベイの夜明け」などもあるけど、これはこれで良かったです。かくれんぼのシーンは特に好きです。 8点(2004-01-01 14:22:23)(良:1票) |
14. ニューヨークの恋人(2001)
とても良かったです。最後は特に感動しました。レオポルドの上品さに目を奪われつつ、どこかで見た顔だ・・と思っていたのですが、良く考えたらXマンの毛深い人なんですね。ちょっと衝撃を受けました。実生活で奥さんから「いつもレオポルドしてて欲しい」と言われるそうだけど、良くわかります。 それからこの映画、良く考えると古き良き時代の少女漫画の内容に近いものがあると思うのです。実現はきっと難しいでしょうが、漫画化されるといいのになあ。絵柄はロマンティックな内容も得意で絵が綺麗って事で松苗あけみさんとか! [DVD(吹替)] 9点(2003-12-26 23:30:16)(笑:1票) |
15. ビッグママ・ハウス
《ネタバレ》 とにかく楽しめる作品でした。ビッグママに変装したFBIの刑事に御近所のおばあちゃんたちも気づかないというのは「それはないだろ」とは思ったけど大らかでいいじゃないでしょうか。映画だし。警備員にばれてしまった時もヒヤヒヤしたもののミーハーな人で本当に良かった。多分自分でも同じ場面に遭遇したら同じ言動してたと思うし。 シェリーとの恋愛も楽しかったです。子供の父親から逃げ回っているんだけど、あの子供部屋に入るとその男がいたシーンは私までドキッとし背筋が凍りついてしまいました。一度夢で彼がやってくるのを見ているけど、やはりいつも張り詰めていたんですね。外で物音がするとビクッとしていたし。それをマルコムがやっつける所は実に爽快でした。何度でも見たい作品です。 [DVD(吹替)] 8点(2005-10-14 17:09:26)(良:1票) |
16. シュレック2
《ネタバレ》 3歳の子供用にと借りてきて、なんとなく一緒に見てたんですが、いつのまにか一緒になって映画の世界にはまりこんでいました。 1見て思ったんですが、シュレックって大人も子供も楽しめる出来のいい作品だと思う。更にこの2ではとても魅力的なキャラクターが登場する。それは「ながぐつをはいた猫」。 初めはホラーチックに登場した猫ちゃんだったけど、実はとても可愛くて勇敢! 特に2度ほど出てくる「うるうる猫ちゃん」シーンでは、猫好きの99%の人はおそらく胸が「くーーっ」となったに違いないと思う。猫にあんな目でうるうるされたら、なんでもお願い聞いてあげてしまうと思う。 そしてそのたまらなく可愛い猫ちゃんの声が、アントニオ・バンデラスで、しかも彼主演の某映画のパロディが織り込まれているという遊び心にまた嬉しくなりました。 更に音楽の選曲もとても良いのです。何年か前に郷ひろみがカバーして一世風靡したあの歌を猫ちゃんとロバが歌います。あのシーンは何回再生してしまった事か。 ここまで出来が良いと3の制作も期待してしまいます。 (吹替となってますが、両方見ました。) [DVD(吹替)] 9点(2005-10-05 08:02:48)(良:1票) |
17. シュレック
元々子供向けの作品だとタカをくくっていましたが、子供が見たがり借りてきた時に一緒に見ていて「所詮子供向け」と思っていた自分が恥ずかしくなりました。大人も子供も楽しめる良い作品だと思います。シュレックは大人が見ると不気味だけど、子供が見るとまた違ってなんかとても魅力があるようです。もう何度借りた事か。もうこれは買うしかないのか。財布が・・。 [DVD(吹替)] 9点(2005-10-23 06:24:17)(笑:1票) |