1. 恋愛適齢期
《ネタバレ》 「恋愛」の文字、そしてジャックニコルソン、ダイアンキートンとくれば面白くないわけはない!と意気込んで観に行きました。 私と同じ気持ちで来たであろう観客が映画館の席をを埋めていました。見た後の観客のがっかり様ったらありません。私も今回 映画館のタダ券で観たのですが、お金払って観たとしたら失望感はかなりのものだったでしょう。もっと大人のラブストーリーを 期待していました。笑えるシーンもあったのでしょうが(私は笑えなかった)下品なシーンで笑いを誘うという低レベル。若者題材のラブストーリー映画だってもっときちんと作られていますよ。はっきり言ってお金を払って観に行く作品じゃありません。どうしても観たいのならばレンタルコーナーに並んでからで十分です。この作品ほど俳優を殺してしまっている映画は珍しいと思います。 2点(2004-04-19 13:03:10)(笑:1票) |
2. ラブ・アクチュアリー
《ネタバレ》 笑いあり涙あり。最近のブリティッシュムービーの中でも特筆すべき 作品のひとつかもしれません。19人もの登場人物かありながら どれひとつおろそかにしていない作り。それぞれがそれぞれの 愛について、一生懸命になっている姿がグッと来ます。特に 親友のフィアンセを好きになってしまい、結婚式のビデオは 彼女ばかり撮ってしまった男と、フランスの片田舎で 言葉の通じない男女が少しづつ惹かれ合っていくという 二つのエピソードは、とてもすがすがしさが残ります。 ただ、これは人それぞれだと思います。19人・7カップル (だったかな?)のうちどれかに必ず感情移入しちゃいますよ。 9点(2004-03-02 07:38:49)(良:1票) |
3. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 何が何でもデイブが犯人なんだと思い込ませるように作られていますね。でもここまであからさまだと、逆にデイブが真犯人ではないと、先の先まで読めてしまう下手な作り方となっています。最後はどんでん返しとはいえないありきたりのパターン。真犯人と思い込んでデイブを殺してしまったジミーが、幼馴染を殺してしまったというのにあっけらかんとしているし、それをしているのはずのショーンも何故かこの【殺人】を容認しちゃっている。ではなぜそうなったのかということを描いていない。デイブの死に損です。最近のアメリカ映画はこの手が多すぎますね。苦し紛れで良いところを選ぶとすれば、良くここまで沢山の俳優を使ったなってくらいです。イーストウッド監督ということですが、パーフェクトワールドの方がまだ良かったですね。この映画でアカデミー賞を受賞してしまう・・・アメリカ映画界も危機的状況です。 5点(2004-10-05 11:34:38)(良:1票) |
4. グリーン・カード
《ネタバレ》 内容についてはみなさんのご指摘どおり。何となく先が見えてしまう映画なのです。でも主役のふたりの演技が私にぴったりあっているせいか、好きな映画のひとつになっています。特に最後の別れのシーン。偽装結婚がバレて、男性は強制帰国しなければならず、そのことを彼女に言いに来るんだけど、別れ間際の抱擁シーンでのドパリュドゥーの好きでたまらないのに別れなければならないという切ない表情がたまらなくグッときますよ。その気持ちを共有するには最後までしっかり観るべし? 8点(2003-12-10 13:00:45)(良:1票) |
5. フェノミナン
《ネタバレ》 ペンを吸い寄せたり、巨大な物体を遠くから動かしたり 鏡を割ったり・・・脳腫瘍でそんなパワーがでるものかと 少し疑問に感じた部分もありますが トラボルタ演じる主人公の素朴で隠し立てのない生き方。 そしてレイスに対する純粋な愛情。 この映画を見た後はなぜか人に優しくなれます。 最後のシーン。 クラプトンの曲が流れる中 町のみんなが既に亡くなっている彼のために 誕生日パーティーをしている。 それだけでもぐっと来るのに 最後の最後で彼の笑顔の写真・・・もう何も言えません。 10点(2004-02-17 07:44:39)(良:1票) |