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1.  キング・コング(1933) 《ネタバレ》 
「美女が野獣を殺したのだ」この一言で物語の幕は閉じる。恐竜だらけの天国に住んでいたのに、美女に惚れて追いかけて捕まった挙句見世物にされてしまうコング。小学校一年生の頃に、「キングコング対ゴジラ」の元ネタだと親に教えられてみました。一発で虜になってしまいました。コングの躍動感はもちろん、銃で撃たれて突進してくるステゴサウルス、縄張りを荒らされて人間を噛み殺すアパトサウルス、蛇なのか首長竜なのか分からないマンダもどき、プテラノドン!皆キャラクターとして生き生きしており、格好良い。ラスト、セスナ機との戦いで傷つき、死の直前、ヒロインを見つめるコングの顔が今でも目に焼きついています。
10点(2004-07-02 19:00:24)(良:2票)
2.  放射能X 《ネタバレ》 
DVD買っちゃいました。巨大アリの出番は思ったより少なく少し残念。それでもクライマックス、下水道での攻防戦は素晴らしい出来です。編集とカメラアングルにより、しっかり動いているように見えていました。昔の映画は技術がない分ストーリーや演出で見せようと頑張っているので、とても良いです。
7点(2004-02-15 19:32:41)(良:1票)
3.  恐竜グワンジ 《ネタバレ》 
ロストワールドと西部劇の融合映画。正直一時間近く恐竜は出てきませんが、いざ主役のグワンジが出てくるとその暴れっぷりに魅了されてしまいました。「原子怪獣現る」のリドサウルス、「水爆と深海の怪物」の水爆ダコなどハリーハウゼンの映画は他のB級モンスター映画と違い、主役として立派に映画に貢献しているところが素晴らしいです。特にクライマックス、音楽の無い中での教会でのグワンジ対人間の追跡劇は何度見ても見応えがあります。でもこのサーカス団、教会の弁償代とかで破産だろうな。
10点(2005-03-24 00:22:41)(良:1票)
4.  バタリアン 《ネタバレ》 
ゾンビのパロディモノではこれが一番。一応続編という位置づけですが、内容はまったく別の代物。とにかく元気なゾンビたち、滑車を使ってドアをこじ開ける知恵もあるゾンビたち、餌を呼びつける知恵もあるゾンビたち。その上ラストは核兵器で吹っ飛ばされても雨にのってさらに広がるゾンビたち!!もう手に負えませんね、ええ。
7点(2004-02-27 06:32:50)(笑:1票)
5.  ゴジラ(1954)
この作品はプライベート・ライアンより、ブラックホーク・ダウンより戦争というものをしっかり描いていると思う。暗闇の中を暴れ、子供連れの母親だろうが、アナウンサーだろうが何とか船の事故から助かった生存者だろうがゴジラは無差別に殺し続ける。この姿は戦争と空襲そのものだ。病院でガイガーカウンターの反応が何を意味しているか分からなかったり、母親の死に泣きじゃくる子供たち。すべて戦争の廃墟で見られた光景なのだろう。アメリカ版では、この放射能うんぬんが全てカットされている。自分たちの国を悪役にしようとしないその姿勢には気分が悪くなってしまう。アメリカ版もフランスのせいにしていた。どうしようもない。
10点(2003-06-18 17:13:34)(良:1票)
6.  空の大怪獣ラドン
素晴らしい作品。リバイバル公開されるたびに無視されてばかりのラドン君、主演作ではこんなに素晴らしい勇姿を見せているのに。序盤を盛大に盛り上げてくれるメガヌロンの造形も○。ハプニングから生まれたクライマックスシーンは必見。ピアノ線が切れてしまい、NGだと思いつつ撮影を続けた結果、飛び立とうと必死でもがきながら死んでいくラドンの描写を円谷英二が絶賛したという。特撮の奥深さを実に良く感じさせてくれるエピソードです。
10点(2003-06-19 00:28:08)(良:1票)
7.  さまよう魂たち
単純に、おもしろい!と一言で言い切ってしまえる映画。ラスト、クレイジーカップルが地獄行きのバスに襲われるシーンがちょっとCGすぎたので、マイナス2点。
8点(2002-10-05 21:37:25)(笑:1票)
8.  IT/イット〈TVM〉 《ネタバレ》 
これ、最後が不評みたいですけれど、実は原作どおり。問題は、何故蜘蛛の姿かをきちんと説明していないからです(一応原作では、イットを見た全員が一斉に蜘蛛を想像したせいで蜘蛛の姿に閉じ込められてしまったという筋でした)。
[地上波(吹替)] 7点(2005-07-19 19:10:04)(良:1票)
9.  モンスター・パニック
悪趣味見たけりゃ寄っといで、B級映画の帝王、ロジャー・コーマン製作の半漁人スプラッターホラーパニック映画。ロブ・ボーティン製作の半漁人たちが暴れまわり、明らかに特殊メイクな死に様で殺されていく人間たち。とにかく血は威勢良く飛び散り、細かくカット割りをして大勢いるように見せかけていますけれどどう考えても製作した着ぐるみは三体だけですね、絶対に。
6点(2004-08-21 21:20:59)(良:1票)

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