1. 県庁の星
《ネタバレ》 前半、登場人物があまりにステレオタイプで、正直見るのがつらかったですが、後半主人公が悔い改めてからは、面白く見れました。そういう意味では、前半の尺をもう少し短くして欲しかったなあ。 官・民のギャップについてはもっと面白く描けたんじゃないかとか、リアリティが乏しいとか、の突っ込みどころは多くあるけど、ストーリーの破綻は無いし、伏線もちゃんと張れてるし、健闘していると思います。 ラストの二人の主人公のセリフの間の取り方とか、秀逸だと思います。 [DVD(邦画)] 8点(2006-12-03 00:18:25)(良:2票) |
2. ザ・ロック
《ネタバレ》 ニコラス・ケイジの出演作の中ではピカイチです。ショーン・コネリーも渋過ぎ、カッコ良過ぎ。この二人の演技が抜群です。それにしても、あんなに危ない化学兵器が何であんなちゃっちい釣り糸みたいなのにクリスマスの飾りみたいにぶら下げてあるんだろう? [DVD(字幕)] 8点(2006-09-03 23:33:29)(笑:1票) |
3. UDON
《ネタバレ》 前半と後半で違う映画になっとる。どっちかに絞ってくれんか?結構どっちも面白くなる話のように思えるし。言い尽くされたと思うけど、長尺過ぎだあ。 [DVD(邦画)] 6点(2007-06-17 22:42:44)(良:1票) |
4. 息子(1991)
ここまで登場人物の情感に共感できる映画を知らない。三国連太郎が長男の家で感じるぎこちなさ、次男の汚いアパートで感じる妙な居心地の良さ、こんな微妙な感覚を表現できる監督、俳優陣に脱帽。和久井映見の可憐さ、おくゆかしさにもぐっと来た。山田監督、こういう映画をもっと撮ってくださ~い。 9点(2003-11-18 22:36:15)(良:1票) |
5. 故郷(1972)
《ネタバレ》 確か高校生の頃に初めて見たときは、退屈な映画だなあ、と思った記憶があるのですが、40代になって改めて見直してみると、しみじみする映画だなあ、と印象が全く異なることに驚きました。同じ系統の「家族」と比べるとドラマチックな事件も何もなくて悪く言えば平坦なストーリーですが、無駄なシーンがありません。特に途中ではさまれるセピア色の回想シーンが秀逸で、石舟がまだ隆盛だった頃の家族の楽しそうな様子が切ないです。 [DVD(邦画)] 9点(2006-08-27 11:04:11)(良:1票) |
6. トリプルX ネクスト・レベル
《ネタバレ》 なーんも考えず、ひたすらアクションに身をゆだねるにはOKな作品でした。何の予備知識もなしに見たので、第一作のヴィン・ディーゼルっていうんですか、その人が出て来るんだと思ってみてて、アイス・キューブっていうんですか、まさか主役じゃないだろうと思ってた人が主役とわかってエー地味ッて思いました。だけど見てると結構カッコよくなってきてさすがって感じ。私は第一作よりこちらの方が確実に楽しめましたよ。 [DVD(字幕)] 8点(2006-01-24 00:01:14)(良:1票) |
7. 同胞
山田洋次監督、素晴らしいです。皮肉も斜に構えたところもなくて、安心して映画の中に入り込めます。演劇の幕が上がるところで本当によかったねえ、と青年団長の肩をたたいてあげたくなりました。いろいろな問題提起はあるんだろうけど、演劇をみながら喜んでいる老人の姿を見ているだけで心が暖かくなります。この時期の山田監督の作品は私にとってツボです。 [DVD(邦画)] 9点(2006-05-27 23:56:09)(良:1票) |