1. シベリア超特急
俺も入れてください、「シベ超被害者の会」に。 1点(2004-02-23 01:48:43)(笑:9票) |
2. デビルマン
最初にこの作品が気になったのは、新聞の新作映画欄である。余りはっきり書かない新聞が、これ程はっきりと否定のニュアンスで書いたのも珍しい。これは尋常でない何かがある。「デビルマン」か、覚えて置こう。暫くして、いくつかの映画評価サイトで見事なまでに最悪と書かれている。そうか、最悪なのか。最悪と言われれば行くしかない。うかうかしていると上映が打ち切られてしまう。糞映画ファンの俺にとって糞映画を劇場で見る稀有なチャンスである。小雨の降りしきる中、この映画の否定をするために見に行くことに葛藤を覚えながらも映画館に急いだ。その日は客席からしていつもとは違う。ガラガラの客席が何かを暗示しているようにも見えた。結局、席は全く埋まらないまま本編に突入。凄い、聞きしに勝る凄さだ。内容の無さに耐えられず、ただでさえ少ない観客がぽつぽつと帰っていく。こんな都会でサバイバルゲームをするとは思わなかった。「糞映画」と「襲い掛かる睡魔」という2匹の悪魔との闘いだ。そして、最後まで戦って憔悴した俺の目に映った光景は、一目散に退散する者、寝たまま起きない者、そしてのろのろと立ち上がり、足取りも重く出口へ向かう者(注:一様に殺気立っている)。これが俺の劇場で見た全てである。さて、肝心の批評だが、一言言いたい。いや、一言では言い尽くせない。目眩がした。タチの悪い目眩だ。シベ超の洗礼を受けたこの俺がこれほどダメージを受けるとは。「シベ超」や「北京原人」のような製作者らが勘違いしたまま暴走した映画とは異質の存在。いや、むしろ“確信犯”ではないのかと疑わせる悪意。芯が無いというか味がしないというか、そもそも製作者のやる気すら疑う。棒読みの俳優意味も無く小林幸子へたれたCG支離滅裂なストーリー他何もかもダメ。デビルマンを期待して観に行ったであろうファンからすれば犯罪行為に近いのではないか。そもそも優れた原作を更に膨らませるのは監督の役割であろうに。ここで唐突に昔勉強した或る数式が頭に浮かんだ。Ⅹ × 0=0・・・これはⅩにどんな数を入れても成り立つ。要は原作がⅩであり、仮に原作Ⅹに∞を入れても、監督の力量&やる気が0なら出来栄えは0だ。要はこの作品がそれなのである。当然得点は・・・と、ある考えが浮かんだ。結論。潔く0点として殿堂入りさせてしまうのも癪だ。俺の精一杯の抗議の意思を込めて1点とする。【祝!日本版ラジー賞受賞!】 1点(2004-11-06 23:29:54)(笑:1票) (良:7票) |
3. 北京原人 Who are you?
きっとこれ前衛的なんです。 0点(2003-11-23 18:15:29)(笑:6票) |
4. 北斗の拳(1995)
レンタルビデオ屋を梯子してやっと見つけたこの作品、究極です。魂持ってかれるかと思いました。これは人類の未知の世界です。願わくばどうかこのまま私の中のWORST1を死守して下さい。 0点(2003-11-23 19:31:04)(笑:6票) |
5. ピンチランナー
映画の面白さからいえば当然0。しかし本作は他の0点の作品と決定的に違う点がある。どんなつまらない映画でも、製作者らが真面目につくった末に駄作というのであれば、「しょーがねえな、バカやってるよ(苦笑)」という屈折した愛着も湧いてくるのだが、この映画では肝心の走るシーンでもちっとも必死さが伝わってこない。要は作っている連中も出演者も、視聴者を舐めていてプロ意識が無いのだろう。だから本作は俺の一番嫌いな映画である。最後に言いたい「恥を知れ」と。 0点(2003-11-29 23:55:24)(良:3票) |
6. きけ、わだつみの声
あんまり印象に残ってないなー。むしろVOWの「きけ、わだみつおの声」っていう誤植のほうが自分の中では強い。 5点(2003-12-31 20:36:13)(笑:3票) |
7. モダン・タイムス
昨今はわざわざ大金を投じてまで糞映画を制作するのが大ブームらしいが、この状況をチャップリンがもし見たらどう思うだろう?意外にも嘆く代わりに、現代の映画をうまく皮肉った作品を創ってしまうかも。・・・とチャップリンの傑作を見て思いました。一人の偉大な喜劇役者には、後世の人間が束になっても敵わないということをまざまざと見せ付けられた感があります。 10点(2003-12-31 17:53:47)(良:1票) |
8. ブルース・ブラザース
いいねえ。面白いよ。お馬鹿なのに音楽も鑑賞後の後味も良いし、何よりも作り手のこの作品に対する情熱がストレートに伝わってくる。脚本はアラもあって、前半とかちょっと退屈な場面もあるけれど、後半にかけてジワジワ巻き返してきたね。陽気ではじけたコメディー映画として最高級の一本です。この作品がお好きな方はS・マーティンの「大災難P.T.A」もご覧になると良いでしょう。 8点(2004-07-04 01:23:37)(良:1票) |
9. タイタニック(1997)
そこそこ面白いけど、とにかく長いし、アカデミー賞で10冠獲得するほどの作品とは思えない。結局アカデミー賞を選ぶ「眼の肥えた」映画関係者も世間体とか周りの目とかを気にしてるんですかね。 6点(2004-07-04 02:09:35)(良:1票) |
10. アポロ13
《ネタバレ》 地球再突入の際に、乗組員自らアポロの軌道を計算し導いたのがとても印象に残った。危機に遭遇した場合、やはり運だけではなく、冷静に対処できるだけの知識と機転が必要なのだと痛感した。ま、翌日には忘れたが。 7点(2003-11-26 23:17:21)(笑:1票) |
11. 明日があるさ THE MOVIE
ダメ。でも「模倣犯」を放送した翌日に放送されたので「'03年日テレ映画最低コンボ」の片割れなのに、広い心で見ることが出来た。でもこの出来で「明日」を語られても痛いというか当惑してしまう。吉本は明日より今現在を心配したほうがいいよ絶対。 ・・・と、ここまで書いて私の脳裏に嫌な予感が・・・。実は映画自身は壮大なボケで、実は視聴者のこのツッコミを密かに狙ってたんでしょ!? 吉本さん!? 3点(2003-12-31 20:18:52)(笑:1票) |