Menu
 > レビュワー
 > Tak さん
Takさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 47
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
>> 通常表示
1.  ジョー・ブラックをよろしく 《ネタバレ》 
どうも評価は良くないようですが、私には特別な作品です。もう何回観た事だろう。 これはただのエンターテイメント作品ではない。 ブラピは勿論格好良いのだが、ただそれだけではない。しっかり演技しているし彼の作品の中でも 出色のものではないですか? クレア・フォラーニはこの作品で初めて知って、バジルとかザ・ロック(実は 既に観ていたが記憶に残っていなかった。ショーン・コネリーの娘役だったのね。)もチェックしたが この作品が最も表情豊かで輝いていますね。アンソニー・ホプキンスの存在は勿論とても大きい。 私が好きなのは、アンソニー・ホプキンスが娘役のクレア・フォラーニに言う、いつか雷に打たれるように 愛が訪れる、というセリフと、後半のパーティーのシーンです。アンソニー・ホプキンスと クレア・フォラーニが 最後のダンスを踊るシーンはいつも涙が流れてしまいます。素晴らしい映像と音楽の中で宝石のように きらめいてダンスする二人。 自らの死を覚悟して娘と最後のダンスを踊る父親、その心を察してか別れを惜しむような娘。 私にば娘はいない し娘でもないので、この感情を現実味を帯びて感じるはずがないのだが、名優ホプキンスのマジックか クレアの切ない表情のせいか、毎回感情移入してしまいます。 生と死と愛をテーマに、 それをみごとな映像と音楽で包み込んだ上質の作品です。最後に戻ってきたブラピに、今までの彼では 無く、初めて喫茶店で出会った若者なんだと気付く過程で、それを言葉にに出さず、表情の変化のみで 表現するクレアは素晴らしい。とにかくはっきりと言葉にできない部分も多いのですが、私にとって 非常に重要な、忘れられない作品です。めったにつけない10点です。 ちなみに、このパーティーシーンでブラピの着ているタキシード姿が超格好良い。 自分も真似してパーティーに着て行ったが、やっぱりブラピにはなれなかった(笑)
10点(2003-12-16 03:01:28)(良:3票)
2.  プライベート・ライアン 《ネタバレ》 
冒頭の上陸シーンの今までの戦争映画にない、実際に銃弾が自分に向かってくるような迫力ある映像など、既存の戦争映画にないスケールでそれはそれで素晴らしいのだが、あまりにも人間が死んでゆくシーンを演出しすぎ、不必要に残酷に描きすぎている。人間はあんな風には死なない。即死はあっけなく何も言わずに死んでゆく。そうでない者は結構な重症でもすぐには死なない。人間の生命力は驚く程強い。敵の機関砲を破壊しに行って衛生兵が撃たれて死んでゆく場面。家に帰りたいと悲痛な叫びを残しながら死んでゆく。あんなに早く死に行く者は間際であんな事は言わない。いや、言えない。不必要に悲壮感を演出しているため、直視できないほどの不快感を残す。ユダヤ人がドイツ兵と白兵戦になって心臓にナイフをゆっくりと突き刺されて殺される場面。戦闘中に、待った、なんて言わない。そのままゆっくりとナイフが心臓に到達して静かに死んでゆく。はっきり言って気分が悪くなりました。そんな状態で悲鳴の一つも出さないのか?もっと抵抗しないのか?これらの場面がいちいち過剰な演出と思えるので感情移入できないし、あまりに惨たらしいので、決して自分の子供には見せられないし見て欲しくないと思った。娯楽作品として楽しめはするが、まあその程度。スピルバーグの戦争物は彼の民族としての忌まわしい記憶から来るのだろうが、どれも戦争の悲惨さを訴えるだけの駄作となっている。ちょっと辛口過ぎるが、結構売れた映画なので敢えて苦言を呈する。
4点(2003-12-12 04:10:27)(良:2票)
3.  太陽の帝国(1987) 《ネタバレ》 
これはやはりナチの強制収容所を連想してしまうわけで、日本人としては気持ちの良いものではない。零戦の前で日本軍の将校と主人公の男の子が敬礼している場面など映像としては美しいのだが、ラストであれだけ零戦に憧れていた少年がP-51を見て喜んで手を振っているのは、やはり日本人としてはさみしいなあ。最後まで彼の中で零戦は永遠の憧れの対象であって欲しかった。
4点(2003-12-11 19:20:06)(良:1票)
4.  ミッドナイトクロス 《ネタバレ》 
デ・パルマの作品で一番好きですね。彼の映像と音楽そのものの作品なんですが、なんと言ってもラストです。そうくるか、やられたなって。何とも切ないラストですが、私には不快感は残りませんでした。これ以上にないリアルな悲鳴を捨てる事のできなかった彼の悲しくも切ないプロの意地、あるいは彼女の残した最後の声を使う事で彼女を供養しているのだと理解しました。サスペンスの秀作として世に残る映画だと思います。
9点(2003-12-31 04:59:04)(良:1票)
5.  恋愛小説家 《ネタバレ》 
ジャック・ニコルソンは、こんな奴本当にいるかー?って感じの嫌な中年男を見事に演じているが、なんと言ってもこの映画はヘレン・ハントの表情の素晴らしさにつきる。うまいよねー。喘息の息子をニコルソンの手配で来た医者に診察してもらい、今よりずっと良くなるはずだよ、と言われて彼に抱きつくまでのヘレン・ハントの表情の変化をよく見てください。私はこの場面でなぜか泣いてしまった。
9点(2003-12-11 19:40:30)(良:1票)
6.  ミュージック・フロム・アナザー・ルーム
自分が子供の時に「この子をお嫁さんにするんだ」って思ったからといって、その子が成長した姿を見て一目で恋するか?またその女の子も、婚約者がいながら、あんなに素早い身替わりでジュード・ロウに鞍替えするか?とか、そんな事を感じる現実主義の人は見ていてムカつくんだろうな。私は、男と女の間は理屈や経過ではなく、本能的に惹かれあうものと思っているので、こういうのはあり。アンナがそれまでダニーにつれなく当たっていた時の厳しい表情から、彼に心を曝け出した時の優しい表情に変化するのをグレッチェン・モルがうまく表現していたと思う。ジュード・ロウは他の彼の作品とは一味違った口数の多い男を演じているが、この作品の彼の演技はあまり上手くないと思う。「一番素の自分に近い」というのは実は演じにくいという事なのかも知れない。ラストは素直に気持ち良くさせてくれる。
7点(2004-01-18 23:54:45)(良:1票)
7.  プロポーズ 《ネタバレ》 
とかく大勢の花嫁を走らせるシーンを撮りたかっただけの映画とか、世間の評価は低いようですが、 私は大好きな映画ですよ。レニーは痩せたシカゴなんかよりずっと魅力的だし。 私の好きなシーンは2つ。それまで主人公のクリス・オドネルに黙ってついて来るだけで ほとんどセリフのなかった牧師役のジェームズ・クロムウェル(グリーンマイルの所長役ですね)が ラストに近いところで二人でボートに乗って、彼女は君が年老いてもずっと若い頃の君のことを 覚えていてくれる、という所。これで主人公は本当の愛に気付く訳ですが、妻帯者としては何とも ぐっとくる名セリフですね。もうひとつは、ラストの、まるでウェディングドレスの絨毯が敷き詰められた ような美しい光景を見おろしながら、レニーが花嫁達に向かって、彼を私にちょうだい!って叫ぶ場面。この場面は その映像の美しさと、レニーの素晴らしい演技に、何度観ても知らないうちにジーンと泣けてきます。 あと、本筋とは関係ないところですが、途中のブルック・シールズの演技も見もの。こんなブルックは 他では見られません。何度観ても思わず笑っちゃいます。 この作品はもっと評価高くても良いと思うなあ。
8点(2003-12-16 01:26:53)(良:1票)
8.  愛さずにはいられない 《ネタバレ》 
異文化間の恋愛・結婚をテーマにした楽しいラブコメですが、そんな中にも、家族や子供、愛について深く考えさせてくれる秀作です。見終わった後にほーっとする、私の好きなタイプの映画です。美しいサルマ・ハエックを見たいならデスペラードでしょうが、彼女の笑顔と演技をしっかり見たいならこの作品ですね。個人的に好きな場面は、はじめの方のシーンで彼女の家に招待されたマシュー・ペリーが、よその赤ん坊を抱いて微笑んでいるシーンと、ラストの方でダムの上の救急車の中で、子供と3人でいる時、ふと時計を見て「あ、離婚だ!」って言った後のマシュー・ペリーのくしゃくしゃな笑顔。彼はとっても良い笑顔をしますね。原題のFools Rush Inて何の事か分からなかったけど、ラストに流れる「Can't stop falling in love with you」の出だしの歌詞なんですね。
8点(2004-03-02 18:16:41)(良:1票)
9.  マルホランド・ドライブ 《ネタバレ》 
1回観ただけでは何も分からなかったが、数回観て、あ、前半はダイアンの夢なんだと気づくと全ての謎が解け、色んな意味不明だった場面が一つ一つちゃんと意味があるのだと感心する。観るたびに新しい発見があって、もう本当に楽しませてくれるなあ。ただ、この映画の本当の意味はそんな謎解きの楽しさではなく、各場面の映像と音楽が織り成す美術品のような美しさ。何も理解出来なくても瞳に映し出すだけで価値のある芸術品。そういった映画と思う。それぞれ好きな場面があるでしょうが、私は何故かオーディションの場面でやけに唇のセクシーな女優さんと夢の中のカミーラ役の金髪の娘が歌う場面。特にカミーラ役の娘のあのへたくそな歌が耳から離れない(笑)。ナオミ・ワッツの演技もすばらしい。前半の眩いほど愛くるしいベティと後半のすさんだダイアンが同一人物の演技とは初めはとても思えなかった。そのすさんだダイアンがカミーラとのラブシーンで一瞬魅せる妖しくも可愛らしい表情。この映画で俄然ナオミ・ワッツのファンになってしまいました。リングは内容はどうでもいいから彼女を見ているだけで幸せだった。
9点(2003-12-11 20:58:07)(良:1票)

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS