Menu
 > レビュワー
 > パセリセージ さん
パセリセージさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 519
性別 男性
自己紹介 60代のおっさん

好きな言葉

期待はあらゆる苦悩のもと(シェークスピア)

人間には不幸か、貧乏か、病気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる(ツルゲーネフ)

座右の銘にするのはどっちだ

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順123456789
>> 通常表示
1.  市民ケーン
これは、ある意味レビュワーの踏み絵みたいな作品ですね。ほとんどの人が、観る前にこの作品の評価、知識、解説を十分過ぎるほど知りながら鑑賞していると思うんですよ。その結果、どう感じようと、誰もが認める傑作にケチなんか付けられなくなる人がでてきますよね。映画通を自称している人ほど、その傾向が強いんじゃないかな。映画がわかる人は、低い点は付けないと思うんでしょうね。素直な人は、9点とか8点とか感じたまま付けるでしょうが、映画通の優良レビュワーと思われてる(と自分は思っている。)連中ほど、何が何でも10点付けてますよ、きっと。
10点(2004-08-13 17:39:32)(笑:5票) (良:3票)
2.  ターミネーター2
いい映画でした。ところで、最近わかったのですが、何と、この映画に、現在のカリフォルニア州知事が出ているらしいのです。みなさん、どの人かわかりましたか?ロボットの役らしいのですが。
8点(2004-01-30 00:08:06)(笑:7票)
3.  スーパーマン(1978)
クリストファー・リーブありがとう。スーパーマンよ永遠なれ。
10点(2004-10-12 19:48:28)(良:6票)
4.  PLANET OF THE APES/猿の惑星
たぶん、バートン監督は、今、別のバージョンのラストを撮っていると思うんですよ。そのうち、ディレクターズ・カット版が出てきますよ。想像するに、最後に降り立つのは、ヒマラヤの山中で、雪男に出くわし、ぼこぼこにされながら「なぜだー」と叫ぶような。
6点(2004-05-11 19:35:31)(笑:5票)
5.  ミスティック・リバー
俳優としての才能と監督の才能と言うのは、当然別な分野なんだが、イーストウッドの場合はそういう議論は無意味だな。彼の監督としての力量とセンスが感じられる作品だ。特に最後のパレードの場面。この蛇足とも思える何気ないシーンに、強烈な主張が感じられる。運がいい奴不運な奴、偶然に翻弄される者。弱い者は何かにすがり、理不尽でも力のある者が生き残っていく。正義は気まぐれだ。これが人生、これが人間社会というものだ、と。見事だね。所々、未熟な点も見受けられるが、敵ながらアッパレ。恐るべし、イーストウッド。(スコセッシ談)
[DVD(字幕)] 8点(2005-05-25 11:58:18)(笑:2票) (良:3票)
6.  激突!<TVM>
これを見て以来、トラックを追い越すことに神経質になってしまった。当然、妻も気づいたらしく、妻「なんで、そんなにびくびくしてるの?」私「トラックは追い越す時に細心の注意が必要なんだ。」妻「普通に追い越せばいいのに。」私「殺されるよりましだ。」妻「テレビの見すぎよ。」私「1回しか見てない。」妻「?」、以後、ときどき同じような会話があり、けなされ続けている。
10点(2004-01-18 22:24:20)(笑:5票)
7.  キング・コング(2005) 《ネタバレ》 
P.ジャクソン監督のこだわりとしつこさは相当なものだ。おそらく、彼が思い描くイメージをとことん映像で追求したんだろう。若干、暴走気味に感じられるほどだ。ブラキオサウルスの群れが逃げる場面や巨大な虫が襲ってくる場面は、もういいよって叫びたくなる。Tレックスも3匹も出してくるし、ツタにからまり落ちながらの闘いの場面は、何もそこまでっていう感じだ。しかし、こだわりがプラスに作用した場面も多い。コングの表情や動きは見事だし、1930年代の町並みも良い。そして、こだわりが最大限発揮されたのは最後のエンパイアービルでの闘いの場面だろう。暁のニューヨークの風景が美しく哀愁を誘う。オリジナルに対する思い入れも随所に垣間見られる。女優を探すシーンでデナムが「フェイ・レイは?」と聞く場面や、コングがTレックスを倒したあと死んだか確認する場面などはファンの心理をくすぐる上手い演出だ。オリジナルの根底にある未開の野生と文明社会の出会いによる悲劇は良く描かれている。野蛮なのはどっちだという問いかけも忘れていない。
[映画館(字幕)] 10点(2005-12-15 21:11:06)(良:4票)
8.  シベリア超特急3
学習効果なのか、思わずジーンとくるシーンなんかもあり、格段に進歩している部分がありました。しかしながら、熱演の三田さんと宇津井さんが一生懸命頑張っているのに、足を引っ張る他の人達という構図かな。いや~、映画って、ほんとうに、いいんですか?こんなんで。
4点(2005-01-23 09:21:15)(笑:4票)
9.  シンドラーのリスト
「何ぃ?。アカデミー賞狙いのどこが悪い!オスカー欲しくない監督がいるんなら顔見てみたいね。だいたい、狙って取れるような賞じゃないぞ、あの賞は。」「まあまあ、そうムキにならずに落ち着いて下さい。別に、あなたの事を言っているわけではありませんよ、スコセッシさん。」
[ビデオ(字幕)] 10点(2004-03-24 23:46:01)(笑:1票) (良:3票)
10.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
確かに映画の出来・不出来という点からすると、満点は付けられないでしょうね。シリーズ物でストーリーや設定が限定されるし、最終章なので話をまとめないといけないし、第1作に繋げないといけないというハンデを割り引いても、苦しいなあ。しかーし、SWは映画ではないのです。誤解を覚悟で言えば、行事なんです。つまり、例えが適切ではないかもしれませんが、夏祭りみたいなものなのです。楽しみにしている子供(熱狂的ファン)に付き合って、大人(映画好き)は参加しなければならないイベントみたいなものなのです。ビールでも飲みながら、今年の出来は良くなかったとか、いつもの出店や珍しい花火なんかを批評していればいいのです。そして、やる気が無くなって来て、来年から止めるという町内会長(ルーカス)を説得(10点を付ける)しなければいけないのです。この地域(映画界)のため。
[映画館(字幕)] 10点(2005-07-28 12:12:37)(笑:1票) (良:3票)
11.  大人は判ってくれない
人形劇を見る子供達の表情が素晴らしい。演技ではなく、子供が劇を見ている実際の映像である。この子達も成長するにつれ、大人が作った管理社会に、素直に溶け込んでいく子と、主人公のようにはみ出していく子に分かれていく。個を大切にしたほうである、フランスでもこんな感じだったのか。最後の海へ向かって走る映像が胸にしみる。すんなりと溶け込んでいった者には退屈な作品なのだろうが、少しでも、挫折を覚えた者にとっては、切ないくらい理解できる感覚だ。
8点(2004-10-24 21:57:13)(良:3票)
12.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ 《ネタバレ》 
もし、レイア役がキャリー・フィッシャーでなくジョディ・フォスターだったらSWシリーズは全く別のものになっていただろう。もし、キャリー・フィッシャーがレイアのイメージを壊すような役を他の作品で演じ続けていたらSWシリーズの世界観や作品イメージを変えざるを得なかっただろう。この役はこの役者、この役者はこの役。そのファンと映画界の期待に応え続けた名優に惜しみない賛辞を贈りたい。ありがとうキャリー・フィッシャー。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2019-07-21 16:41:37)(良:3票)
13.  JAWS/ジョーズ
原作者が脚本に加わっていることもあり、サメの生態、市長と署長の関係、群衆心理、人々の生活なども丁寧に表現されており、単なるパニック映画とは一線を画している。こうした要素を織り交ぜながら、無理なく、観客の恐怖を盛り上げていく。そして手に汗握る後半のサメとの死闘。海の恐怖と男たちの生き様を描いた映画史に輝く、天才スピルバーグ弱冠25歳の時の傑作。あれから30年。いまだに誰もこれを超えられない。
10点(2003-12-23 23:03:21)(良:3票)
14.  スター・ウォーズ
何といってもあのオープニング。遠い昔、はるか銀河系の彼方で~、バーンというテーマが流れる、もう駄目です。この瞬間、頭は完全に映画の中に入っています。しかも奥深く。この歴史的名作を、なかなか客観的には評価できない。なにしろ、少年時代に夢見たものが目の前で展開しているのだから。冒険、宇宙、怪物、正義、悪、お姫様・・全部そろっているじゃないか。減点要素なんか何にもない。Ⅶ~Ⅸを作らないという発言を取り消したら、シリーズ全部10点献上してもいいぞ、ルーカス。
10点(2004-11-09 19:06:09)(笑:1票) (良:2票)
15.  男はつらいよ 寅次郎春の夢
さくらはどう感じたんだろう。外国人に真顔で愛を告白され、戸惑いながらも、NOと言い、夫を愛してるとも言った。親切にしてやったのを勘違いされたわけでもなく、寅さんが恋をするのとも若干違う。このアメリカ人の唐突の告白で、我々も改めて、彼女が日本女性の理想像であることに気づく。失恋した二人組みを見送る彼女の微妙な表情が素晴らしい。満男が遊ぶ土手に座りながら、見上げる空には飛行機が去っていく。彼が乗っているなどと知る由もないが。女として嬉しくない訳ではないのだろうが、夫や子に言える話ではない。ずっと胸にしまっておく事だ。これは、さくらのための作品だ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-08 00:11:05)(良:3票)
16.  ローマの休日
夜のベンチに絶世の美女が寝ていて、声をかけたら、寝ぼけたまま自分のアパートまでついて来ても、隣で寝るだけのグレゴリー・ペックの自制心は確かに見事だ。尊敬する。当然、私にはまねできない。
[DVD(吹替)] 9点(2004-10-30 00:13:47)(笑:3票)
17.  ガンヒルの決斗 《ネタバレ》 
その昔、テレビで両親と見ました。西部劇の名作です。最後の決闘に持っていくエピソードの積み重ねが優れていると記憶しています。両親は、それぞれ感じるところも違っていて、決闘の場面で親父が「いよいよ親玉どうしの決闘だ。」、最後の場面でお袋が「あの女の人汽車に乗るかしら?」。で私は、解説の、当時まともだった水野晴郎氏のコメントに感動した覚えがあります。「アンソニー・クインの最後の言葉は、子供を亡くした父親の悲しみと、主人公との友情に満ちたものです。」うん、たしかに今でもそのとおりだと思います。あのころは、まさか、・・・。
8点(2004-01-11 17:15:43)(笑:1票) (良:2票)
18.  マーガレット・サッチャー/鉄の女の涙 《ネタバレ》 
物真似と演技は違うので、似ているというだけでは演技が上手いとは言えない。サッチャー首相は多くの映像が残っており、知っている人が多い分、こういう役は難しい。その点メリルの演技は見事である。しぐさやしゃべり方が似ているだけでなく、首相としての威厳や老後の孤独感までしっかり伝わってきた。役作りとは、プロフェッショナルとはこうするものだ、という鉄の女のような意気込みには素直に感動した。円熟の境地に入っているのかもしれない。トップに上り詰めても、老後が必ずしも幸福とは限らないし、ましてや、ミルクを買う認知症の老女を元首相とは誰も気づかない描写が、何とも哀れである。しかし、絶頂期が輝いていればこそ、老後の寂しさがより増すのであり、彼女に率いられた英国は幸福であったのではないだろうか。今の日本の政治家を見るにつけ一層そう感じた。彼女はぶれずに、決断し、実行した。そして、その地位の重さに比例する責任を全うしたと言える。
[映画館(字幕)] 8点(2012-04-16 21:06:09)(良:3票)
19.  海の上のピアニスト
ピアノは楽器の中でも特別な存在だ。習い事をするならピアノだし、音楽家でまず思い浮かぶのはピアニスト。我が家でもご多分に漏れず同じ事をやっている。ミステリアスな物語進行と美しい映像に音楽が加わり、引き込まれていったが、この展開で万人が納得する結末は難しいだろう。ジュゼッペ・トルナトーレはかなり悩んだに違いない。そして彼は5年間練りに練り、一つの素晴らしい結末を考え出した。映画の公開から5年も経過しているので、映像ではなく実演してもらおうと考えたのだろう。彼は演技者を指導し、実際に結末を演じてもらったのだ。そう、それが英国の海岸で発見された謎のピアノマンだったのだ。(たぶん違う。)
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-25 18:30:17)(笑:3票)
20.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 
東西冷戦の中、東欧で起こった自由獲得への試みは、プラハの春の悲劇のようにソ連の力により封じ込められました。そのチェコから亡命したフォアマン監督の自由に対する特別な気持ちが作り出した傑作です。秩序ある組織としての病院は、ある日、突然のマクマーフィーの出現により、患者たちの押さえられていた欲望や、忘れていた感情が次々と刺激されていきます。それは、患者たちの人間性のめざめとも言えるものですが、しかし、同時に病院の秩序を乱すことにもつながっていきます。そして、度を過ぎる騒ぎに悲劇も起こり、異端児は消し去られます。自由とは、各人がそれぞれの価値観で発言し行動することであり、対立や秩序の乱れは当然の結果なのかもしれません。したがって、組織や体制の維持を優先すれば、自由を制限しなければならないことも当然なのでしょう。最後は、自我に目覚めたチーフだけが、病院を去っていきます。その姿は、まさに自由のない祖国を捨てたフォアマン監督そのものと言えるのかもしれません。
10点(2004-02-05 00:32:55)(良:3票)

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS